よしーの世界

好きな神社仏閣巡り、音楽、本、アートイベント情報を中心にアップします。

春の京都旅行part6 ~賀茂御祖神社(下鴨神社)~

2023-03-26 07:53:48 | 旅行
伏見稲荷大社から京都駅に戻り、お昼を済ませ京阪電車に乗り、山城国一之宮 賀茂御祖神社(かもみお

やじんじゃ)私たちがよく知る下鴨神社に向かいました。



御手洗(みたらし)は他では見かけない程の大きいもので、樹齢六百年のケヤキで造られた樋から、御神

水が舟形磐座石(ふながたいわくらいし)に注がれています。



この日は本当にいい天気で真っ青な空が広がっていて、それを背景に朱色の鳥居がすっく立ち、私たちを

迎えていました。



楼門を潜る参拝の方が大勢見えます。それでも境内は広いので、静かな雰囲気が全体に漂っています。



中門を潜り参拝所に向かいます。



こちらでは干支の神社 言社があり、干支ごとに分かれてお参りするようになっています。



御本殿参拝所を出て右手側に御手洗社があります。みたらし川が流れていて、みたらし団子の発祥とされ

ているそうです。



今回私の好きな大作家・谷崎潤一郎の住んでいた、下鴨神社の境内・糺(ただす)の森に面している、今

は石村亭(せきそんてい)と呼ばれる家を探しに行ってみました。スマホで調べて間違いなく、この場所

と辿り着いたのですが、どの家か迷っていると地元の親切な方がここじゃないかしらと教えてくれました。

62歳から70歳までの7年7カ月間まで住んでいたという事ですから、ここで沢山執筆していたと思われ、感

慨無量です。
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春の京都旅行part5 ~伏見稲荷大社~

2023-03-25 07:49:47 | 旅行
京都旅行2日目は、朝、石峰寺を訪ねた後、すぐ近くにある伏見稲荷大社へ向かいます。京阪本線で隣の駅

ですので、あっという間に到着。



伏見稲荷駅はすでに沢山の観光客で溢れていました。そのまま進んでいくと真っ赤な鳥居があって記念撮影

をする人多数。露店も早い時間からオープンしていて立ち止まる人も何人もいて、ゆっくり、ゆっくり進ん

でいきます。



こちらは青空を背景に、伏見稲荷大社正面の巨大な鳥居で大迫力、歓声を上げる人もいて賑やか。



楼門を潜るのに行列が出来ていまして、英語、スペイン語、中国語、韓国語様々な言語が飛び交うインター

ナショナルな世界が広がります。



伏見稲荷大社のお狐様は、総本宮に鎮座しているだけあって大きく存在感抜群!金色の稲をくわえています。



本殿を参拝した後に千本鳥居へ向かいます。



ここから狭い通路になり大混雑、時間はたっぷりありますから落ち着いて楽しみながら歩くといいですよ。



途中で人の列もバラバラになり、異界へ通じる回廊を進む感じ。



まだまだ千本鳥居はずっ~と続きます。



奥社奉拝所も参拝の方で混雑していますが、やはり特別な場所ですね。伏見稲荷大社は一つの山ですから

ここから時間をかけて巡ることが出来ます。ここで戻る方も殆どで私たちもここまで、何度来ても感動で

きるので、再訪を期して後にしました。
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春の京都旅行part4 ~石峰寺~

2023-03-24 06:42:57 | 旅行
京都旅行2日目は前日と打って変わって、真っ青な空が広がる天気になりました。朝は空気も冷たく吐く息

も白かったですが、時間が経つほどのに気温も上がる散歩日和です。



以前から行ってみたいと思っていた石峰寺は、京都駅から伏見稲荷方面のバスに(京阪本線、JR奈良線で

も行けます)乗って行くことが出来ます。混んでいるバスも殆どの観光の方は伏見稲荷で降りていきました。



本堂に参拝しますが、ここは観光の方も訪れることが少なく、私たちの後に2組の方を見かけただけでした。



伊藤若冲の墓があります。若冲ファンは一度は訪れてみたいものです。



この門を潜ると石像群に会うことが出来ます。ただ、五百羅漢像及び石像たちは撮影禁止ですのであしから

ず。山に迷い込んだような斜面に若冲が下絵を描いて、石工に彫らせた五百羅漢は現存するもので5百数十

体あるそうです。



若冲の精緻を極めた画とは、全くイメージが違う豪放磊落なユーモア漂う石像群は是非見てもらいたい。こ

ちらに訴えかける、その表情、しぐさ、ポーズに圧倒されますよ。



中はキチンと整備されていますので、ゆっくり歩く分には問題ないと思いますが、段差が激しいので余裕を

もって行きたいものです。



境内にある庭は殆ど手が入っていないような自然そのもの。ワイルドな雰囲気満点。古の安倍晴明宅の庭も

こうであったかも。
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春の京都旅行part3 ~錦市場商店街~

2023-03-23 06:24:55 | 旅行
京都旅行1日目は神社仏閣巡りから、久しぶりに京都錦市場商店街を歩いてみました。390メートルもあ

るという長い商店街は至る所に歴史を感じさせるものがあります。



商店街を見上げると若冲の絵をあちこちで見ることが出来ます。さすがに若冲ゆかりの地です。



狭い商店街の通りはコロナの沈静化もあって、外国人観光客も沢山歩いていて大混雑。みんな楽しみながら

ゆっくり歩いているので、押されることもなく安心。店によっては中で飲食スペースがあって夕方早い時間

から楽しんでいる人多数。



ここにも若冲の有名な絵が。



主に地元の方が利用する老舗は通りの喧騒とは無縁で、淡々と商売をしていました。



よく知られている建物に突き刺さった鳥居。この近くにも様々な店があって眺めているだけでウキウキ。



この日は曇り空で夕方も近く、提灯がまばゆい位に明るかった。



錦天満宮は参拝の方が行列を作っていました。昼間は静寂の中で過ごしていたので、家の奥さんは人酔いし

たそうです。でも、コロナで長~~い自粛が続いていたのでとても楽しい時間を過ごせました。
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春の京都旅行part2 ~木嶋坐天照御魂神社(蚕の社)~

2023-03-22 06:29:04 | 旅行
廣隆寺を後に、近くにある木嶋坐天照御魂(このしまにますあまてるみたま)神社、またの名を蚕の社に向

かいます。地図を見ていて興味を持ったのですが、由来は境内に蚕をまつる「養蚕神社」があるためらしい

です。



立派な鳥居は木製で趣きがあります。



本殿の目の前には舞台が設えてあり、風格を感じさせます。



参拝に訪れているのは地元の方ばかりでゆっくり、静かに落ち着いた時間を過ごすことが出来ました。



こういう造りが京都を感じさせます。竹の柵は7、8年位でダメになるらしいので造作にお金もかかるでしょ

う。



歴史を感じさせる狐の像に誘われながら、お稲荷さんにも参拝。



雨上がりでしっとり感のある木立の中を歩いて行くと、少しだけ恐いような、不思議な感覚に襲われます。



小ぶりですが風格があります。



じ~っと見つめていると吸い込まれそうです。曇っていて、薄暗く湿度が高い時の神社はハレの場というだけ

ではない異空間ですね。本当は珍しい三柱鳥居も見たかったのですが、場所がよくわかりませんでした。京都

は有名な神社仏閣だけではなく、地元で信仰篤い神社仏閣に訪れるのも楽しいです。
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