大会批判と代表選手応援は別

連日過酷な暑さが続く中でオリンピック日本代表選手の目覚ましい活躍が続く、メダル獲得も素晴らし

いが、各競技の日本人選手のレベルも数年前に比べて上がっている気がしてしまう。（バブルに閉じ込

められる各国選手との環境の違いもあるかも）日本代表が頑張っている姿には感動もし、応援に熱が入

るのは当然だ。


しかし！！！選手の競技に対する真摯な態度に比べて、大会組織の運営はあまりにもひどすぎる。私は

ここに日本の縮図を見てしまう。当初「コンパクト五輪」などと称していたが予算は天井知らずで無駄

使いのオンパレード、役員報酬は高いが活動は現場任せ、バブルは穴だらけで、大量の弁当廃棄処分な

ど言語道断。選手の環境改善のためにバッハ会長の豪華スィート費用（１泊250万円以上）を削減でき

ないのか疑問。


これに輪をかけて菅首相のオリンピック政治利用が見え透いていて片腹痛い。菅首相が「金メダルおめ

でとう」などとツィートする度に「コロナを何とかしろ」と炎上するようだ。


代表選手の活躍を応援することと大会事態を批判することは別物だ。ＩＯＣの横暴に怒りを覚えた人も

多いだろう。オリンピックのスポンサーは費用対効果が疑問だ。大企業はこれを機に選手個人や各大会

に切り替えてはどうだろう。