よしーの世界

好きな神社仏閣巡り、音楽、本、アートイベント情報を中心にアップします。

クリッパーズvsウィザーズ(NBA)

2021-03-06 16:35:58 | 日記
ウィザーズのエース、ブラッドリー・ビールは好調だ。エネルギッシュにコートを駆け回り、スムー

スに点を取る。ウェストブルックもチームに溶け込み強力なデュオが出来た。強豪クリッパーズにも

引けを取らないチームになった。八村を中心にディフェンスが機能し出してから勝てるようになった。

八村はもう少し点が欲しいが、今の所ディフェンスの頑張りで貢献している。この試合のようにチー

ム全体で、スティールが増えているのも出場している選手が試合に集中している証拠だ。


クリッパーズの大エース、カワイ・レナードは点の取り方が本当に上手い!レブロンとは対照的に静

かに、いつの間にか点を取っている感じ。ポール・ジョージが欠場でも、今のクリッパーズは多士済

々でレジー・ジャクソンやパトリック・ベバリーがとてもいい。初めて見たテレンス・マンもいい選

手に見えた。


ウィザーズは開幕からコロナにも翻弄され、練習もままならず、ザルディフェンスで連敗を続けてき

たが、スターターをギャリソン・マシューズとモリッツ・ワーグナーに代えてからディフェンスがよ

くなり好調だ。オールスター・ブレイクを挟んで、後半戦に期待が大きい。点を取れるビッグマンが

加入すると、さらにいいのだが。
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ピアノはなぜ黒いのか   斎藤信哉

2021-03-06 07:33:04 | 
大手ヤマハのショールームを任され、ヤマハの商品だけを売るように命令されながら、会社の反対を

押し切り数々の海外メーカー製ピアノを販売し、独立後フリーの調律師として活躍した著者のピアノ

という楽器に関しての目からうろこの書です。ピアノが黒いのは沢山の海外コンクールの映像を見て

も当然のように捉えていましたが、ヨーロッパのピアノは木製が多いようには思っていました。木製

は木目を合わせることも手間でしたし、大量生産には合わない事がよくわかる内容で、その上で日本

でも少量生産によるしっかししたモノづくりを提唱しています。


すでに大量生産、大量消費は時代の趨勢から離れており、希少な物への変換が求められています。元

々日本では職人気質という物があり、表からは見えない所まで手を入れるモノづくりがありました。

今あらゆるものが見直されてきており、日本の産業を改めて世界にアピールするチャンスに思えます。



本書には私たちの知らないピアノに関しての話が満載されていて、非常に興味深い。ピアノの構造と

機能。そして海外メーカー製ピアノの特徴とエピソード。著者が実際に見て触れてきた名機が登場し

ます。


第六章では著者の生い立ちや調律師として出合った人々とのピアノを通しての物語があり、一気に著

者に親近感を抱くことになります。第七章でのホームコンサートをしてみようという篇では思いもつ

かなかったもので、音楽の楽しみ方にも色々あると感じました。


ピアノはなぜ黒いのか          斎藤信哉         幻冬舎新書
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