１０６兆円超 来年度予算案が衆院通過 年度内成立が確定

　衆議院・本会議で、来年度予算案が可決されました。


　来年度予算案は衆議院・本会議で採決が行われ、自民党、公明党などの賛成多数で可決されまし

た。３日から審議の舞台を参議院に移しますが、憲法の衆議院の優越規定により、年度内の成立が

確定しました。


　来年度予算案は一般会計の総額が１０６兆６０００億円あまりと９年連続で、過去最大を更新し

ています。( TBS系 3/2 火)


財政が厳しいと言い続けながら予算は膨らむ一方、歳出削減に関しては一切触れない。マスコミ報

道でも衆院通過されたという事実だけしかない。確かに新型コロナウィルス対策費用が嵩むことで

予算が増加することは有り得る。しかし省庁の要望に沿ったお手盛りが多く省益ありきで、国民の

為には必要のない物もある。（一部で批判のあったＧＯＴＯキャンペーンの予算のように）


予算が増え続けることは将来につけを残すことになる。そして日本の問題にしっかり目を向けるこ

とがなくなる。薬の使い過ぎとか、病院に通い過ぎる医療費の問題とか、必要のない議員宿舎、公

務員宿舎、高すぎる国会議員の報酬、議員削減も早急に考えるべきだろう。何しろ日本には一般会

計予算のほかに特別会計予算（こちらがさらに問題）があるのだ。