ゴミが教えてくれたこと（ＮＨＫーＢＳ）

「臭い」「汚い」と言われながらも、誰かがやらなければならない仕事。よく見かける回収員の人た

ちは手早く、そしてよく走っている。ゴミの入った袋は結構重いし、臭いのあるものもある、ガラス

破片が混入していたり、穴をあけていないスプレー缶は危険だ。暑い日、寒い日、雨風が強い日もあ

る。私はマンション管理員をしているので毎週挨拶をするが、彼らの働きぶりには頭が下がる。


横浜がゴミの排出量が日本一の街とは知らなかった。番組の主人公は真っ暗な時間に動き出す。１日

３トンを回収するという、回収車を降り走って回収し、車に乗り込み次の現場に行く。時にはカラス

によって散乱したゴミを手でかき集め、水を流し綺麗にしていく「誰かがやらないといけない」確か

にそうだ。責任感の強さを感じる。さらに回収する袋のあまりのひどさに、出した人を特定し話をし

に行く。最後は集まった人々に分別を教え、街の人々の意識を変えている。


ゴミを回収する人たちは下に見られる意識が強い。後ろから来る車に「どけっ」と怒鳴られることも

あると聞く、ゴミはみんなが出しているモノだ。意識をしないと増え続ける。ゴミを減らす工夫と分

別でゴミの量は驚くほど減る。この番組は本当に観て良かった。再放送をして沢山の人に観てほしい。

スターウォーズ／スカイウォーカーの夜明け（2019年米映画）

第１作を映画館（満席で立ち見だった）で観たのは私が高校生の時でした。今から４０年以上前の話

です。映画冒頭のシーンは斬新で凄かった。本作で壮大なストーリーが完結しましたが、映画界に多

大な影響を残し、沢山のフリークを生みました。私的には新３部作（アナキン主人公）がよく出来て

いて特にエピソード２、３のユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ヘイデン・クリステンセ

ンと俳優陣も素晴らしく、特撮も優れていて見ごたえがあったと思っています。


エピソード７、８、９はディズニーが版権を持ち制作しているので、仲間意識とかが強調されていて

ダークな雰囲気も薄れた気がします。背景も広大な宇宙とか、荒れ狂う海とかドラマティックなモノ

が多く、ちょっとだけ鼻白むとこもあった。それでも本作は完結編ということで、複線が最終的に露

見し（ラストは想像できてしまったけれど）大団円ということでよかったかも。


この映画の後にＳＦ大作シリーズ物が増えますが、最初のルーカスの構想があったのでだらだらせず

に造れたのは大きい。「フォース」と共には日本人には分かりやすく、欧米で爆発的人気を得たのも

理解できる。テレビも配信で観ることが出来るので、しばらくしたら見直したい。