ＮＨＫで放送していたこのドラマ。皆さんはご覧になっていましたか？
韓流にすこしあきてきていたこと、随分昔に同名の映画(北京ヴァイオリン)を観たこと、近頃中国となにかとご縁があること、からなんとなく見始めました。
映画と同じくチェン・カイコーが携わっているし、父親役の劉さんを映画と同じくリュウ・ペイチーが演じているってことだし、インタビューでも「映画で描ききれなかったことをＴＶシリーズで描きたい」ってチェン・カイコー氏おっしゃっていましたが、実際は映画とＴＶシリーズは同じテーマではありますがまったくの別物です。
いや～久々につっこみどころ満載のドラマでした。
まず、特に前半劉(リュウ)＆小春(シャオチュン)親子２人が北京にきてユン教授にあうあたりまで展開がなんともたるい。
一大決心して苦労して北京くんだりまできたのにいつになったらちゃんとバイオリンを習うんだろう、、、？って感じで～
実際、映画に較べてシャオチュンがバイオリンを弾くところがあまりに少ない。
リーリーやアフェイや周りの人のお話しが延々と続いたりとか～
もちろんお約束の大げさな曲で思わぬ展開があったりー
シャオチュン１３歳？ふけすぎてね？可愛いけど
とか。
あんなに敵対していたリンユーといつのまにかめっちゃ仲良くなってるし。
ユン教授もあんなに劉さんの事悪く思ってたのにいつのまにやらやさしく接してるし。
それに毎回なんとも中途半端に終わるんですよねー
リーリーとシャオチュンがアフェイのお誕生日をしよう！とした回なんかは
リーリーの着せ替えがひとしきりあって、２人で風船けちらしたりとか
無駄なカットがだらだらあって、
しまいにはなかなかこないアフェイにしびれをきらしたシャオチュンが先にケーキを食べたいって言い出したのを「これはアフェイが来てからにしよう」ってリーリーが言って聞かすとこで終了
結局シャオチュン、ケーキ食べられなかったしー
あとジャン先生のお父さんエピソードも長かった、、、、
でもですね、つっこみながらこうして見てると不思議なことにおもしろくなってくるんですよねーコレが。
いつのまにやら皆の行く末が気になっちゃって。ねばねばと無駄なエピソードを観続けたせいかっ？愛着がわいちゃいました。
リュウ・ペイチー演じる劉さんが、田舎くさく、子供思いで、まじめなええ人なんですよ。ちょっと情けない風情がまたええ感じ。
一方シャオチュンはなんというか、わがままな子供です
すぐすねるし。お父さんにあたったり。あまやかされて育ってますよ、このこは
でもちゃんとお父さんに感謝してるところはえらいんですけど。
リーリーは綺麗な人ですね～でも激しいわ。
私のお気に入りは前半の自由人アフェイかな？後半はどんどん情けなくなってくけど。
あとね、主題歌がいいですよ。オープニング、エンディングともに。歌詞に注目です。
しかしこのドラマを見てて、中国に行ったときのこと思い出しました。
田舎と都会のギャップ。同じ時代背景とは思えない。
でも、現実にみた中国はほんとにこのドラマと同じびっくりするような格差がありましたから。
と、ドラマに戻りますが、最終回はかなり多くの謎を残したまま(自分の中で)
またも、不思議な終わり方をしました。
リーリーはなんでどっかにいっちゃったのか？(私は以前リーリーがアフェイになんか言いかけたときに娘がいたんじゃなくて、アフェイの子供を妊娠したのかと思ってましたよ。そんで１人で産むからどっかいくのかなーって)
そもそもどういった経緯で産まれた娘なのかって説明もないしー。
アフェイが後見人になったのに、なんか最後の別れみたいなのしてたのも腑に落ちないし。結局リーリーにも見離されてアフェイちょっとかわいそすぎ。
あ、しかも裁判ですけど、劉さんあんなに逃げて隠れてたのにあんな公の場にでてるって、、、、
裁判の結果もシャオチュンに意見を聞くといいながら、聞いた答えとは真逆の判決やしー
クイランとのラスト。あの２人の演技にはかなりうっ
ときましたが
なんでまたあれが最後の最後なのかな～？
まぁ、いいや！それが「北京バイオリン」
とにかくなんだかんだいって結局最後まで楽しく見させていただきました
もう、放送ないんだ、と思ったらなんか寂しいです。
これからも韓流ばっかりでなくたまには中国や他の国の海外ドラマもＮＨＫさんにはぜひ放送して欲しいですね。
」ってびびりましたがな、、、、
と思うような捜査の発展があったりでひやひや
めっちゃかっこいいやん！！なにもかもが！
