【中新川郡立山町 室堂】
現在11/04
立山連峰を望むとその山頂付近は雪が積もっている状態が確認できます。
2週間前。おそらく積雪前の最後だったのではないでしょう。当時は秋晴れのあおぞらに包まれた室堂平でしたが今では想像もつかない銀世界に包まれているのでしょう。
「雨晴海岸から望む 義経岩 & 立山連峰 & サンライズ」
今日のサンライズはそれを撮影するのに数少ないチャンスだったのではないでしょうか。
窓越しに眺める立山連峰から望むサンライズはほぼ雲のない空色・・・夏の暑い時期だと薄い雲かかって透き通っては見えない空色でも、11月になって空気が初冬のように冷たく感じる時期になると段々と透き通って見えてくる。
あ、
でも、、
潮の満ち引きを調べとかない...
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2010/10/23 12:50頃
室堂平展望台への入り口。
ここが登り坂のスタートライン。
空が透き通って見えると、目指す頂上や途中の登山道がよく見えること。
ここから200m程の高低差を一気に登るのか...
始めはなだらかな歩きやすい登山道も、ある地点を越えると段々と階段が急になる。
少し休憩して来た道を振り返ると、そこにはちょっとしたご褒美が。
眺めのよい景色。
文明の力があればこのような距離、ものの数分で移動できてしまうのに、今はわが身だけが頼り。
悲鳴を挙げかかっている膝をえんやこらと持ち上げながら先へと進む。
やがて植樹されている緑色もなくなり、代わりにごつごつした岩肌ばかりが目立つようになる。
登山...自分との戦い。
一足、一足、階段を登ったり、前進するたびに深い呼吸を繰り返す音だけが連呼する。
そして登り詰めること50分。
頂上から見下ろす立山カルデラ。
常願川の最上流のひとつ。湯川や兎谷を一望。
頂上に待っていたのは、変わり映えのしないだたの景色。
何万立米の土砂が埋もれている、大雨などが発生して地盤が緩むと土石流の元となる土砂の貯蔵地がそこに広がるだけ。
けれどなぜだろう。
登り切った後の充実感、達成感。
そこには普段暮らしているときに感じる雑音など一切なく耳の奥を突くように、静けさという音圧が鼓膜を少しずつ押してゆきます。
疲れている体なのに、反対に気分は少しずつ高揚してゆく感じ。
山に登るって、どういうことなのかなと思っていた部分もあったけれど、
なんだか気持ちがよいなぁ。
振り返れば山と山の隙間から望むことのできる富山平野。
自分の住む街があまりにも小さく見える。サンライズ撮影に立山を眺めているけれど、ちょっとだけ眺められてる立山になった気分。
ほとんど行わない自分撮り~記念撮影を行い、下山。
何気なく登ってみた険しい山道の先には、カメラでは記録することのできない感覚が確かに存在しており、そこに訪れたものだけが感じることのできる満足感で満ち溢れていました。
眼に映るものをただ表現するのではなくて、その場の雰囲気などまでもがカメラに収まるような、一瞬から永遠を感じ取れるような情景を撮り続けたいと思いました。
現在11/04
立山連峰を望むとその山頂付近は雪が積もっている状態が確認できます。
2週間前。おそらく積雪前の最後だったのではないでしょう。当時は秋晴れのあおぞらに包まれた室堂平でしたが今では想像もつかない銀世界に包まれているのでしょう。
「雨晴海岸から望む 義経岩 & 立山連峰 & サンライズ」
今日のサンライズはそれを撮影するのに数少ないチャンスだったのではないでしょうか。
窓越しに眺める立山連峰から望むサンライズはほぼ雲のない空色・・・夏の暑い時期だと薄い雲かかって透き通っては見えない空色でも、11月になって空気が初冬のように冷たく感じる時期になると段々と透き通って見えてくる。
あ、
でも、、
潮の満ち引きを調べとかない...
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2010/10/23 12:50頃
室堂平展望台への入り口。
ここが登り坂のスタートライン。
空が透き通って見えると、目指す頂上や途中の登山道がよく見えること。
ここから200m程の高低差を一気に登るのか...
始めはなだらかな歩きやすい登山道も、ある地点を越えると段々と階段が急になる。
少し休憩して来た道を振り返ると、そこにはちょっとしたご褒美が。
眺めのよい景色。
文明の力があればこのような距離、ものの数分で移動できてしまうのに、今はわが身だけが頼り。
悲鳴を挙げかかっている膝をえんやこらと持ち上げながら先へと進む。
やがて植樹されている緑色もなくなり、代わりにごつごつした岩肌ばかりが目立つようになる。
登山...自分との戦い。
一足、一足、階段を登ったり、前進するたびに深い呼吸を繰り返す音だけが連呼する。
そして登り詰めること50分。
頂上から見下ろす立山カルデラ。
常願川の最上流のひとつ。湯川や兎谷を一望。
頂上に待っていたのは、変わり映えのしないだたの景色。
何万立米の土砂が埋もれている、大雨などが発生して地盤が緩むと土石流の元となる土砂の貯蔵地がそこに広がるだけ。
けれどなぜだろう。
登り切った後の充実感、達成感。
そこには普段暮らしているときに感じる雑音など一切なく耳の奥を突くように、静けさという音圧が鼓膜を少しずつ押してゆきます。
疲れている体なのに、反対に気分は少しずつ高揚してゆく感じ。
山に登るって、どういうことなのかなと思っていた部分もあったけれど、
なんだか気持ちがよいなぁ。
振り返れば山と山の隙間から望むことのできる富山平野。
自分の住む街があまりにも小さく見える。サンライズ撮影に立山を眺めているけれど、ちょっとだけ眺められてる立山になった気分。
ほとんど行わない自分撮り~記念撮影を行い、下山。
何気なく登ってみた険しい山道の先には、カメラでは記録することのできない感覚が確かに存在しており、そこに訪れたものだけが感じることのできる満足感で満ち溢れていました。
眼に映るものをただ表現するのではなくて、その場の雰囲気などまでもがカメラに収まるような、一瞬から永遠を感じ取れるような情景を撮り続けたいと思いました。
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