kumaの写真帳、と趣味日記

眼をファインダーに通して、一瞬を記憶する。
刹那を写真に閉じ込めて、永遠の記録として綴っていきます。

ブログ、引っ越します。

2015-06-21 | 日記
新しいブログ先↓
http://hirowindwing.blog.fc2.com/

五箇山の雪あかり~菅沼集落の雪化粧

2015-02-01 | 富山県砺波・南砺地区
2015.02.01 「菅沼合掌造り集落イトアップ」

事あるごとに訪れておりますこのライトアップイベントも
記憶に任せて数えて早いもので五回目。
マイカーで訪れることの出来るのは確かこの日だけだっかな?
最近は3月にも実施されているとは聞きますが、
積雪望めるこの時期に毎回訪れております。

2010年、日が落ちて静かに佇む集落、静かに待つなか、雪化粧を纏った茅葺屋の姿に一目ぼれ、
2011年、2012年、2013年、2014年、とそんな姿をもう一度眺めたくってこの時期予定を開けているのですが…
4年連続。
高気圧に恵まれたせいか、はたまた段々と積雪量も少なくなってる傾向が。

タイミング悪っ。

等と呟きつつも、初回に見た景色がどうしても忘れられなくて今年も。
週の半ばに天気予報を確認すると、週末は丁度低気圧が向かって来るタイミングのよう。
今年はさて、どんな景色が見られるのだろうか。

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陽が落ちる...と言っても、分厚い雪雲に空が覆われてはおりましたが。
段々と暗くなるにつれて、降雪の量も増してきました。

カメラに積る雪にも目もくれずに、目の前の
5年越しの景色に見惚れて、シャッターを切るのも忘れてしまうくらい。



屋根雪がずり落ちているのだけが心残り。
しかし、目の前の風景をじっと眺めているだけで心の中が澄んでゆく感じ...
感無量でありました。長い間待ったもんなぁ。



この日を迎えるにあたり、標準ズームレンズの目を持って撮影に挑めたことも
嬉しい限りです。

広角側と望遠側のレンズしか持ち合わせの無かった去年まで。
まるで標準ズームレンズの購入を見越したかのような降雪には、
ある種の運命さえ感じました。

所用があり、今回は国道156号線沿いの展望点からの撮影のみに集中。
足早に会場を立ち去ることにしましたが、

こんなに綺麗に雪花舞う合掌造り集落を一人で眺めに来るのも勿体ない。
と心の中では思ってみたりするのでありました。

今夜はさらに積るのかなぁ、雪。

五箇山の雪あかり~ライトアップと民謡のおもてなし

2015-01-26 | 富山県砺波・南砺地区
2015.01.25 「岩瀬家・行徳寺山門ライトアップ」

事あるごとに訪れておりますこのライトアップイベントも
記憶に任せて数えて3回目。
2011年、しんしんと降りやまない雪の中のこの景色に一目ぼれ、
2012年、2013年と訪れようと試みるも仕事に阻まれその姿すら見れず、
2014年、やっと訪れることが出来たが高気圧に阻まれて、
それでも残雪に驚きつつもその姿に再度一目ぼれ。

そして今年...



気分的には去年よりも積雪は少ないでしょうか。
世間では今季、暖冬だと言われているのに少々の納得を致しました。
12月は嫌というほど降雪に遭ったのに、今ここではそれが羨ましくて望ましくて。
なんだか自分勝手。



そんな気持ちなど知ることではないかの如く、300年の長きに渡りここに建っているのが岩瀬家。
先人たちは果たして夜の闇の中、光に照らされる合掌造りに魅了され訪れる観光客がいるとは思っていたのでしょうか。
そんな一人として訪れること今年で3度目。



昔は合掌造り集落という言葉は無かったのでしょうか。
だって昔は、そもそもは万を超す棟の合掌造りがこの地を覆っていたというお話。



あれよあれよという間に現代風の家に生まれ変わり、
今では200家程しか無いという合掌造り。
その中で、一番大きい造りなのがこの岩瀬家なのだそうです。



お仏壇の大きさも桁違い。
さすが富山のお家事情...かな?

加賀藩塩硝の産地。
改めて加賀藩の大きさに驚きつつ。



階段を上るとそこは蚕の飼育場。



決して良いとは言えない足場、
陽が沈むと暗闇に覆われる茅葺屋根の裏側で、
ひっそりと産業に営む姿を想像。



仕事が終わればこうやって、
特にこの時期になると家族が囲炉裏を囲んで暖を取っていたんだろうな。

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19:30からはそんな囲炉裏を囲みつつ、
大居で民謡が披露されました。
といちんさ。



こきりこ節に合わせて舞うささら踊り



まだまだ厳しい寒さ続く五箇山の夜。
けれども灯りと舞いのおもてなしを受けて、
なんだか心あたたまるひと時を過ごすことが出来ました。

乗馬の競技会

2015-01-25 | 東京都
2015.01.24 「JRA馬事公苑」

この日は所用にて東京におりました。
その一つはここJRA馬事公苑に訪れること。

本日のメインイベント会場の近くで行われていたここでのイベント、全日本実業団障害馬術大会。
この大会の雰囲気を肌で感じるために。

...またの理由を時間調整する、といったところだったりするのですが...

入苑無料でメインアリーナや馬房、時間が合えば放牧馬を間近で眺めることのできるここは、
東京に訪れた際、時間があればちょくちょく来ています。

会場の雰囲気を確かめることが目的だったんだけど...
丁度手元にはマイカメラが♪

...と言っても終始殆ど曇り空に覆われていた会場。
競技終盤に微かに北の空、ぎっしり詰まった雲の隙間から青空がちらりと見えました。

チャンスかな、ということで...一枚。



もう少し競技時間が長ければなーと思いつつも、
泣く泣く競技は終了。
気が付けばカメラ小僧に戻ってしまっていました。

そのままカメラ小僧となり、後は苑内をぶらり散策。




馬房の様子は金沢に通うクラブと違い、更なる解放感を感じることが出来ました。
競技を終えた乗馬もいっぷく、といったところでしょうか?

立山連峰と残照と

2015-01-18 | 富山県富山市地区
2015.01.18 「呉羽山公園展望台・立山連峰と残照」

毎日カメラを持ち出しては被写体を探し回っていた去年までとは大違いで。
元旦から今日までカメラを手にするのは半月ぶり。

あ、そうそう。
趣味の乗馬においても今年からは競技会に参加してみたり、
今年の10月に開催される富山マラソンに挑戦すべく日々のランニングに励んでみたりと、
最近は身体を動かすことに重点を置いております。

今日も早朝から内灘の乗馬クラブへ。
いつも苦戦している乗馬に今日も玩ばれつつレッスン終了。
乗せられているなぁと感じつつ帰路に就きます。
のと里山海道を北上し、白尾インターを降り
国道159号線から国道8号線に接続して帰ります。

その途中。
あるポイントを通過中、立山連峰の雪化粧を眺めることが出来ました。
あれ、ここかほく市だったよなと目を擦り、再確認。
尖ったあの形は間違いなく剱岳。
おや、こんなところからも富山を感じることが出来るのだなぁと
驚きつつ自宅へと続く道をひたすら進んでおりましたらふとした欲求か...

「今日は赤く染まった連邦が望めるかな?」

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夕方に向けて。
ランニングしに市総合体育館へ真っ直ぐ向かう予定ではありましたが、
あまりに良い天気が続いており、流れる雲も少ない。
ちょっとだけ寄り道してゆこうかな?

来週からはライトアップイベントもあるし、
カメラの調子をみるウォーミングアップだ。




呉羽山公園展望台。
この時期の、この天気になると、
しかも新幹線効果なのでしょうか?
現地入りは16時前とだいぶ遅く来てみたのですがそれでも駐車場は満車状態...
写真愛好家の方や観光客の方々が、
降雪の合間に訪れた、高気圧に導かれた好天と冷たい空気が生み出す眺望、
立山連峰と雪化粧の好景を眺めにここに訪れておりました。
さて、そんな中にさりげなく三脚を据えて時を待ちます。



おっ、飛行機だ♪



西日が強くなってきました。
影が長くなり、雪化粧はその色を純白からやがて黄金色に輝かせて。
ここまではいつも訪れても眺めることのできる景色。
いつもこの先が...残念な結果に終わることになるのですが今回は...






どうかな...






見えた...



刻々と進む時間と共に変化する連峰の雪の色に見惚れすぎてなんだか、
シャッター切るのを忘れそうになりました。

夜景も撮影してみようかな?
なんても思ってみたりしたのですが、ランニングの存在を思い出しては
そそくさと機材撤収。

寄り道だったことを忘れさせてくれるようなひとときでした。

postcard 2015.01.01 謹賀新年

2015-01-01 | photocard
新たなカテゴリーを作りました。
...と言って、長く続いたためしがないのですが。

いま思っていることをポストカードに綴ってみました。
撮影してきた写真を背景に。

postcardサイズ



年の初めに

2015-01-01 | 富山県呉東地区
2015.01.01 「芦峅寺・雄山神社での初参り」

年の初めに。

昨年、撮影の被写体としてお世話になった(?)立山連峰にお礼申し上げたく...
年頭最初に参る神社がここ芦峅寺の雄山神社。
年越して参拝客も落ち着く3時から4時頃目掛けて今年も訪れることにしました

雄山山頂にある峰本社へは何時か参ってみたい。
雄山に登山するときはます身体を作らないとなと頭の片隅に想いつつ、
結局はここ芦峅寺や岩峅寺止まり。

鳥居の前で一礼。




今年も粉雪が降り積もっています。
相当気温が寒いみたい。




明かりを頼りに奥へ進むと遠くに灯る御神燈が見えてきました。




祈願殿前にて参拝。そして御籤を引く。




立派な杉木からは凶器のごとく粉雪がどさりと落ちてくる場面も。







そして振り返り様にちょっと雰囲気を出してみての撮影。




こうして元日の初作業が終わります。

今年も良き景色に巡り合うことが出来ますように。

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今回から仲間に加わったEFレンズ、24-70 F4L IS USM。
キャッシュバックの額に負けてぽちっと購入してみました。

いつもは広角側での撮影がメインで、
標準域のレンズは単焦点しか持ち合わせがありませんでしたが、
使い勝手は良好。
多用する露光間ズームの操作性も上々だし、ISも調子が良さそう。

ようやくF4値のラインナップレンズを揃えることが出来ました。
これで、フルサイズ機が手元にあると...と考えるのですが、
それはまだ遠い先の話かな?

今年は趣味の乗馬でも部内競技会にどんどん参加してみたり、
マラソンにも挑戦してみたいし、散財となりそうな一年。

といいつつ初めてこの手に持った趣味、カメラもやめるつもりはありません。
更新が極端な時期に重なる場合が多々出てくるだろうなとは予想しておりますが、
たまに更新されるこのページを気長に見て頂けると幸いであります。
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晩秋、闇夜に包まれた相倉集落は...

2014-11-23 | 富山県砺波・南砺地区
2014.11.23 「相倉合掌造り集落・冬支度ライトアップ」

相倉合掌造り集落の、今年のライトアップイベントも早最終回。

11月20日から四日間、のライトアップイベントも最終日。





空気が冷たくなるのと、冬に向かうこの季節に稀に訪れる快晴。
このタイミングが重なったのが前三日間だったりしました。
おそらく眺望も良く、お客の入りも良かったのだろうなと想像しつつ、
なんとかようやく訪れることが出来たのが今日23日の日暮れ後。
到着し上空を眺めます。夜空には雲が張り、その中にも極薄らと輝きが確認できるお星さま。
前三日のような黄昏時をここから眺めることは出来ませんでしたが、
久々手に持つカメラの感触に少々の戸惑いを覚えながら集落を散策することにしました。

今日はどんな景色を見せてくれるのかな?

















...来年もまた、いろんな風景を眺めることが出来ますように...

そう思いつつ散策終了。

そうだ、イルミネーションが映える季節になるんだなぁ。
なんて考えつつ、帰路に就きました。








ちょっと寄り道、猿飛峡 

2014-11-05 | 富山県呉東地区
奥鐘橋を下流に向かって右手、何の小屋かな?といったものの先に、更に下り階段があります。
ここが特別名勝・特別天然記念物「猿飛峡」への入口。
細い、行き帰りすれ違う観光客の隙間が殆どないような場所もありますがその先。




見えてきた展望台、「猿飛峡」はもうすぐです。







う~ん、撮影難しいな。




激流下る川の音が撮影に集中させてくれました。

さて、欅平に戻り帰りの列車を待つ。
東京駅でも並んだことのないような長蛇の列にわが身を委ねながら改札を通過して、
再び普通車両に乗り込みます。
個人客が幸いし、席を一列確保。
団体さんの車両は...ぎゅうぎゅう詰めだ...大変。
帰りの列車でもカメラを構えてっと。




トンネルを抜けると、どんな景色が待ってるだろうか??




鐘釣橋の下流側もしっかり色づいてました。




小さい赤、見つけた♪




トンネルの隙間からも秋を感じられないかなぁ。




上りの列車の方が、なんだかおもしろい写真が撮影できそう。




またまた、小さい赤、見つけた♪




仏岩も紅葉を楽しんでいるようでした。




コンデジでシャッターチャンスを狙っているお子様の画。

....なかなか創作意欲を掻き立ててくれた列車の中での一時間半。

最終的には雨上がりとなってしまいましたが、
曇り雨の日紅葉狩りもなかなか面白いものだなと感じ
旅路を終えることにしました。

紅葉を眺め、秘湯に浸かりに

2014-11-03 | 富山県呉東地区
11月初旬、連休前日の夜。

最近、仕事で酷使気味のこの身を、温泉に浸かり癒してやろうと思い付き、
何処の温泉に行こうか迷っていたところ。
親友のブログを閲覧していたら黒部峡谷に色づく紅葉が見ごろを迎えていることを知りました。

そういえば、10年程前にお仕事にて一週間ほどお世話になった、あの山小屋。
出張中。
仕事が終わり、山小屋へたどり着く。
さっそく温泉に浸かり、疲れて帰ってきた身体が解され。
地のもの山菜や茸汁が彩るテーブルに並んだ晩飯を口一杯に、翌日の働く意欲が充填されていったっけ。

あの、独特な硫黄の匂いに包まれた温泉に再び入ってみたいなぁ。
そうだ、明日は黒部峡谷鉄道のトロッコ電車に乗ろう!

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2014/11/01「祖母谷川の紅葉を眺め秘湯に浸かり」

黒部峡谷鉄道の始点は宇奈月駅。
乗用車でも、富山地方鉄道を使っても来ることが出来ます。

一時期、仕事で通ったなぁ。

そんなことを思い出しつつも、今回は完全にプライベートにて訪れています。
なのに何故か、置いてある工事用のダイヤグラムを取りに行こうとする我が身。
昔の癖というのは簡単には取れきっていないなぁと半ば関心、半ば呆れつつ切符を買いに行くことに。

乗車駅窓口にて当日券を調達し、乗ってきた車に戻り荷造り。この感覚も昔と変わらない。
変わったのは、リュックに入っている中身。カメラ用品のため作業工具の時とは雑に扱えないな。

始発、乗客列車での移動。

改札で切符を渡し切ってもらうのも、
見慣れたホームに向かう景色も何もかもが懐かしいと感じトロッコ列車に乗り込む。
工事用列車にはなかった、駅員さんのお見送りを受けながら出発。
約1時間半の列車の旅が始まりました。




ディーゼルエンジンを載せた機関車両が予備の機関車以下、客車を13両連れて力強く峡谷を上ってゆきます。
両脇、窓が無い普通車両はこの時期、冷たい雨と風を乗客に注ぎ込んではしまいますが、
迫力満点、ずばり自然の中を駆け抜けてゆく感覚を味わうにはこちらの方が良く。
パノラマタイプや特別タイプの車両もあるのですが自分にはこの普通車両の方が性に合ってるようです。
...只々カメラを振り回したいだけだったりするのですが...




紅葉を眺めるには...やっぱり普通車両が一番!
何せ別途料金、かかりませんし...




あんなところにある紅色も、ちょっと腰を伸ばせば良く見えることですし。




鐘釣駅を通過。終点の欅平までは、もうすぐです。




終点は欅平駅。広い歩道を進んでゆくと見えて来ました。
手前に架かる赤色の奥鐘橋と、その先に見える人喰岩。
更には今の時期限定、峡谷に散りばめられた色とりどりの紅葉がお出迎え。




山道...とは言えないかな?
砂防用の工事道路をゆっくりとひたすら上ること50分。




長い工事用トンネルを脱出すると辿り着きました。
祖母谷川と祖父谷川が合流するこの地点、奥に見えた山小屋が今日の終点。




昔と変わらず迎えてくれたのはこの案内看板と、




山小屋・祖母谷温泉でした。

女将さんに入泉料を支払い、温泉に浸かる。

着替え小屋と湯船しかない殺風景な温泉ではありますが。
これまた昔と変わらない泉質が優しくこの身を包んでくれました。
...ちょっと温いかな? いえいえ、じっと待っていれば...おっと熱いのが流れてきた。
雨天の時のお湯の状態も昔と変わっていない。そういえば、平気で1時間浸かっていたっけかな?

..........

湯船に注がれる温泉の音と、
傍を流れる祖母谷川の流れるせせらぎが、
湯船に浸かっていることすら忘れさせてくれるよう。
時が止まったかのようなひとときでした。

..........







昔も今も変わらず湯気を出し続けているのは源泉付近。
そんな光景を後にして足取り軽く歩む下り道は、









紅葉狩りで楽さいっぱい。


奥鐘橋まで戻ってきて時計を眺める。
列車の時間にはまだ早いな。
ちょっと寄り道してみようかな?
(つづく)