kumaの写真帳、と趣味日記

眼をファインダーに通して、一瞬を記憶する。
刹那を写真に閉じ込めて、永遠の記録として綴っていきます。

大橋のライトアップを眺めつつ川沿いを歩く ~カメラ片手のふらり旅行 その19

2012-01-29 | 島根県
01月02日

県立美術館の岸公園を後にして、宍道湖沿いを北上します。
一昨日に訪れた白潟公園を通り過ぎて、県道37号線・大橋川の南北を結ぶ宍道湖大橋を半ば通り過ぎると、その被写体は見えてきました。大橋川に掛かる橋の一つ、大橋です


まずは宍道湖大橋の中央にあるベンチから東にカメラを向けます。
ちょっと方向が違うけれど、この橋の北側からだと今頃朝日が望めるのかなぁと想像しつつ移動します。


宍道湖大橋を渡りきり北側から大橋を眺めます。


一度大橋に大接近。そのまま大橋を南に渡りきり今度は新大橋側に向かって歩みます。


都合良くバスが何度も往来するのですが、今の自分には手持ち撮影の時刻の限界みたい。

  
日が沈みきって辺りも急速に暗闇に包まれ、それに反応するかのようにネオンや灯りが浮かび上がってきます。


またまた都合よく大橋川をクルーザが横切ります。
う~ん、なんとか撮影出来た。

そろそろ三脚の出番かな?と感じつつ、このライトアップされた大橋を何処から撮影しようかと川沿いをとぼとぼ歩きます。
新大橋を北上し、渡りきったところでまた大橋に向かって歩き出します。

ここかな?



次にまた訪れるとき、
来るとしたら晴天の星空に包まれた背景のもと、この大橋を撮影してみたいなと心に決め、この場所での撮影は終了。

長い撮影旅行でしたが、ようやく明日で帰路に就きます。
今日は予約しておいた宿にチェックイン。

4日ぶりのベットにぬくもりと安らぎをを感じながらこの日は早々に就寝。
...相当疲れが溜まっていたようです。あっという間に夢の中へ誘われることとなりました(つづく)。

岸公園から眺める夕日 ~カメラ片手のふらり旅行 その18

2012-01-22 | 島根県
01月02日

小一時間ほど自動車をアイドルさせてインバータによるカメラ電池を充電させた後。
車内でささっとカメラデータをバックアップ。
体制を整えなおしていざ外へ出ます。

宍道湖夕日通りから少し北上し、県立美術館の外側にあるここに撮影場所を決めました。

到着地:松江市 岸公園

日もだいぶ傾いて綺麗な夕日を眺めることが出来ました...
分厚い、流れの速い雲さえなければ...

   

   



この旅の中ですっきりとした空の向こうに吸い込まれる夕日を眺めることはできませんでしたが、
印象的な場面に出会えたなと感じております。

今日の撮影予定地はすべて回り終えたのですが、
体力、機材共に少々余力があったのでちょっとだけ寄り道することにしました。(つづく)

宍道湖夕日通りを歩く ~カメラ片手のふらり旅行 その17

2012-01-19 | 島根県
01月02日

八重垣神社を後にしたところで丁度お昼時。
移動中にコンビニがあったのでサンドウィッチを購入して昼食を取る。
ついでに仮眠し、次なるポイントに移動しました。

予定では加賀潜戸辺りをふらり巡ろうかと思っていました。

けれども、急に宍道湖の夕日が気になりだす。

本日の夕暮れ時には訪れる予定にはしていたのですが、
急きょ予定を変更することにしました。

ふらり気ままな一人旅だからできる予定変更。

到着地:松江市 宍道湖夕日通り

松江警察署のすぐ近くにある、無料駐車場に車を停め、地下歩道を使って国道9号線の下を渡る。
階段を上ると見えてくるのが宍道湖。



大きいなぁの一言に尽きます。



袖師地蔵と 湖面に浮かぶ嫁ヶ島を横目にもう少し北に向かっててくてくと歩く。

 

たまに湖に向かって飛んでゆく鷹。
何だか気持ちよさそうに見えます。

 

ちょっと行き過ぎて県立美術館の屋外にあるウサギのモニュメント。
特定のウサギが有名なのでしょうか??
12体あるウサギの像も、たまに訪れる観光客は他のウサギに眼もくれずにある一体のウサギに目を止めます。

 

ウサギのウワサも気になりましたが、再び通りに戻ることに。

まだ陽が高い位置にあり、空は茜色に染まるにはちょっと早い時刻。

雲の隙間から見えるあおぞらと日差し。
稜線に行くほど段々と茜...とは言えませんが雲の奥、黄金に光る空の色を撮影出来ました。

ここで惜しくもカメラのバッテリー切れ。

暫く充電する時間はありそうでした。

一旦通りを離れて夕日時に備えることにしました。(つづく)

出雲八重垣 鏡の池が見たくって ~カメラ片手のふらり旅行 その16

2012-01-18 | 島根県
01月02日

安来市大塚町を後にしました。
県道102号線を西に向かって移動します。
途中、52号線に合流し更に西側へ進み次の目的地へ向かいます。

到着地:松江市佐草町 八重垣神社

到着するまでに20分ほど渋滞に巻き込まれながらも、ようやく駐車場に駐車できました。

面の鳥居をくぐり早々に神社を参拝。

 

先ほどの美保神社と同じく...おみくじに気を取られましたがここは早々に立ち去りました。

ここで一番見たかったもの。

神社の奥、少し進み別の境内に見えてくるのがこの場所での真の目的地。



入口をくぐり、



奥へと進みます。



程なく見えてくるのが「鏡の池」です。

BSで放送されていた写真家さんの撮影旅行記。
ここ島根に訪れた写真家さんの回で訪れていたのがここ八重垣神社の「鏡の池」でした。

縁結び占いの池と呼ばれるこの場所。
占い用紙と硬貨を一枚。
この二つと池があれば良縁が何時何処で出会えるか占えるという言い伝えがあるようで、
特に女子がこの場所を訪れて占う様子を祈りながら待つということ。

自分が訪れた時も既に数人の女子が、占いの行く末を祈りつつその結末をじっと伺っておりました。

「さすがに池の様子までは撮影出来ないかな...」

人様の占い様子を土足で入るような感覚に陥られて、遠目から一枚撮影させてもらう程度で精一杯でありました。

遠くから手を合わせて暫くこの雰囲気を肌で感じることにしました。



...寄り添うようにそびえ立つ夫婦杉、えらくその姿が微笑ましく感じました。
けれどもこの場所からではその雄大な姿のすべてを眺めることも出来ず。

そしてこの八重垣神社を後にしました。(つづく)

つなぎ石が見たくって ~カメラ片手のふらり旅行 その15

2012-01-18 | 島根県
01月02日

美保関から離れて進路を南に取りました。
中湖を時計周りに進み、国道9号線を西へ。
途中、県道257号線を寄り道してそのまま道なりに南下。
県道9号線と交差する点でさらに南に進路を取ると直に目的地が見えてきました。

到着地:安来市大塚町

「ゲゲゲの女房」布枝さんの生家前にある「つなぎ石」が見たいが為に訪れましたこの地。




案内看板の通りに進むと早々に発見できました。
ここは、桜の咲く時期に恋人と訪れたい場所だなぁと素直に思う。

恋人...カメラかな!? (つづく)

今朝は美保神社で参拝...そして散歩 ~カメラ片手のふらり旅行 その14

2012-01-17 | 島根県
01月02日

地蔵崎で強風と闘いながらの撮影が終わった後。
立ち寄ったのが美保神社。

朝の散歩がてらにここ神社をメインにして散策することにしました。

早朝から吹き荒れていた強風もこの頃にになると穏やかなそよ風に変わって、
空を見ると青空も見えるほど天候が回復してきました。



散歩日和。

 

あおぞらの青と、森の緑を眺めつつ境内の中へ。



おっと神主さんが準備中...でした。

横を失礼してささっと参拝完了。
振返って見渡すとお守り売り場が。
おみくじに気をひかれましたが、昨日引いた出雲神社でのおみくじを信じることに。
巫女さんに軽く会釈をして境内を後にしました。

神社を背にして鳥居をくぐる前にふと視線を左に向けると、
風情のある細い通りが眼に飛び込んできます。



青石畳み通りと呼ばれる道~ちょっと寄り道することにしました。
道の終端には仏生寺と呼ばれるお寺がありました。

 

ちょっとだけ、時間を忘れてぼーっとこのお寺の持つ荘厳な雰囲気に包まれてみました。
暫く立つと、頬に当たる冷たい風に我に返りました。

 

再び青石畳み通りを風のように通り抜ける。
そして散策がてらの散歩を終える。

次の散策ポイントへ...(つづく)

地蔵崎の展望デッキからの初日の出 ~カメラ片手のふらり旅行 その13

2012-01-15 | 島根県
01月02日

石見銀山を後にしてこの日は撮影散策は終了しました。

その後はカメラを離れ、出雲大社での初詣、湯の川温泉の立ち寄り湯に入泉。
早々に車中泊地を道の駅・湯の川と決めて早々に就寝することにしました。

翌日。

三時に起床、早々に車中泊セットを収納して出発。

目指したのは中海に浮かぶ大根島。
ロードマップによると島の南東に好展望地があり、方角も日の出の昇る位置と合致してるよう。
今回は下見なしに訪れることにしましたが...

いざ訪れてみると眺望できる地点から日の出が見えないことが分かり、
なおかつ真夜中じゅう南向きの風が吹き止むこともなく、
湖面すれすれにある眺望点、幾度となく水しぶきを浴びる始末。

このポイントからの日の出撮影を諦めることに決める。

県道260号線から国道431号線に侵入し日の出を眺められそうなポイントを探しながら東へ移動するのですが、
依然南風が強く、ようやく明るくなってきたかなと空を見上げても分厚い雨雲...雪雲?が広い範囲で空を覆っておりました。

結局、辿り着いたのが二日目に訪れた美保関の地蔵崎。
風向きは何時しか南に向かって吹く方向に変わっておりました。

追い風に変わった...ようやく三脚を設置することにしましたが...

<07:17>


<07:15>


大山方向は分厚い雲に包まれたまま。

<07:30>


<07:33>


大山とは反対の、北の空を眺めてみると青空も眺めることが出来るのですが。
ものすごいスピードで移動する雪雲...それが大前方面の山々にぶつかり、大雪を降らしていることでしょう。

<07:40>


荒ぶる日本海は現地到着から撮影終了時まで変わらず、初日の出も拝めないままでした。

<07:47>


向こう岸、ちょっと曇りが取れたかな?と思ってもこの程度。

 

撮影終了間際、露光間ズーミングの撮影練習。
...なんだか余計なものが写りこんでしまったのに気付いたのは編集してからですが、
撮影旅行してると、こんなものまで写ってしまうのでしょうか?
はたまた偶然!?そう見えるだけ??

こうして一時間程、地蔵崎で早朝の海と戯れるのでありました(つづく)。

世界遺産・石見銀山遺跡とその文化的景観を眺める ~カメラ片手のふらり旅行 その12

2012-01-14 | 島根県
01月01日

温泉津温泉の湯で前日の疲れを癒した後に、再び国道9号線を東へ進む。
途中、県道31号線に侵入しさらに暫く東に進むと本日最大の目的地が見えてきました。

到着地:石見銀山

現地情報を仕入れるべく、まずは世界遺産センターを訪れました。
...が、今日は元日。当然ながらセンターは閉館中。

入口の張り紙などを見ると、付近に駐車場付き公園があるよう。
とりあえず向かうこととしました。

石見銀山公園、ここに若干の駐車スペースがあったので下車。
近くの案内看板を覘きこみ散策地を探します。

大きく分けて3つの地区に分かれている石見金山。
ここから山側に向けては銀山地区と石見地区。
天候が優れなく、道のりも遠そうに感じました。

反対を振り向くとそこは町並み地区。
メインのストリートには電柱のような近代的な景観は無く、
道路はアスファルト舗装されていますが、
それ以外はかつて銀山掘削で栄えていたであろう時代の空気漂う町並みとなっておりました。

ここ石見銀山公園から城上神社までを往復することにしました。

まずは往路。城上神社へEFレンズと共に。
  

  

栄泉寺というお寺の、ちょっと高台にある山門で寄り道。...竜宮門から町並みを俯瞰することに。
 

さすがに観光目的のお客も疎ら過ぎ。
すれ違う団体の観光客が一組、といったところでしょうか。

天候が良ければすっきりとしたあおぞらの下、古い街並みを眺めることが出来たのですが。
それより何より、元日にこの地を散策できることに感謝。

坂上神社。ここで初詣がてらに旅の祈願を祈ることに。
  

神社近くでは食事処が開いていましたので暖簾を潜り、休憩がてらに少々遅めの昼食。
素朴な味わいのお蕎麦を胃袋に詰め込んでいざ復路へ、レンズをModel B003に取り換えて。
    

元日からの予報天気は雨または雪。
時折ちらつくのは冷たい雨でありましたが、散策中は太陽の陽を見ることなく終了。

住む地元でいうと八尾や井波の風情ある石畳の町通りを思い出させてくれたのがこの通りでした。

今回の散策はこれで終了。
次回はぜひとも銀山地区や石見地区をふらり徒歩散策してみたいなぁと心に決めて、
この地を後にしました。(つづく)

温泉津温泉で一休み ~カメラ片手のふらり旅行 その11

2012-01-13 | 島根県
01月01日

国道9号線を東に進みます。
このまま本日のメインターゲット場所まで移動しようと思ったのですが、
ふとした看板に気を取られてふらり立ち寄ったのがこの温泉津温泉です。

海沿いの町営の駐車場に車を止めて、温泉街ストリートを徒歩散策します。


元日...通りには誰もいない...なんて思ってたら大間違い。
温泉街からは明らかに、入泉帰りの装いをした人たちが数組駐車場に向かって歩いてゆきます。


龍御前神社にて参拝。
いいお湯に出会えますようにと祈りつつ。


西楽寺を片目に通り過ぎて


一度、目的の立ち寄り湯を過ぎて通り巡りを楽しんだところで


1日半ぶりの入浴と、元湯温泉に立ち寄りました。

飾り気のない温泉とはこのことを言うのでしょうか。
大きく分けて二つの浴槽。
熱い側と温い側。
温いといってもその温度を確認して42.5度。
熱い側の浴槽に浸かることはできませんでした。

ちょっと浴槽の湯を舐めてみると鉄の味がしたような記憶があります。
そうしながら温い側の浴槽にじっと浸かること数分。

身体の芯まで温まったという表現を迂闊に使うものではないなと改めて感じることのできる、
とても気持ちの良い温泉でした。

温泉に浸かっていて心底気持ち良いと感じた温泉は過去に一度だけ。
黒部峡谷鉄道終点の欅平から徒歩45分、祖母谷温泉小屋の湯です。


源泉がわき出てるのが小屋から500m程、祖母谷方面へ向かった先にあります。
硫黄の鼻を突くにおいが立ち込める湯船。
天候によって温度が一定ではなく、
熱すぎてすぐに湯船を飛び出たこともあれば温すぎて40分以上も浸かっていたこともありました。
身体を洗おうと洗面台の蛇口をひねっても源泉が出てくるこの温泉。

記憶に残っている感想は「とても気持ちよい」


そんな10年ほど前に入泉した、心地よい記憶。
この温泉津温泉の湯に触れた瞬時に呼び起された昔の記憶。


次回、立ち寄る際にはまた是非旅の疲れを癒したい。
欲を言えばここで一泊してみたいな。
そう思った旅の途中の一休みでありました。(つづく)