kumaの写真帳、と趣味日記

眼をファインダーに通して、一瞬を記憶する。
刹那を写真に閉じ込めて、永遠の記録として綴っていきます。

夕日を求めて福井の若狭湾沿いを走る ~カメラ片手のふらり旅行 その23

2012-01-31 | 福井県
01月03日

日の入りを求めて琵琶湖を離れました。
国道8号線に合流して北上。途中県道204号線を海岸線沿いに進むとやがて国道305号線に合流します。
「越前・河野しおかぜライン」と呼ばれているようです。

内陸部の琵琶湖で陣取っているよりも、
思い切って日本海側を望んでたほうが日の入りを眺めることが出来たかもしれません...

とある駐車場に辿り着いた時には既に水平線の向こう側に太陽が沈み切っていました。
鱗雲が印象的な空色でありました。

到着地:福井県南条郡南越前町河野 北前船主の館 右近家付近‎

  

北前船のオブジェクトがありました。
この旅最後の被写体となりました北前船。
なんだか地元の岩瀬が妙に恋しくなり、早々に帰路に就くことにしました。

それにしても地元富山ではありえないくらいの海岸線の長さ...
それにも増して寄り道し放題の帰り道、帰宅したのが深夜になったのは言うまでもありませんでした。(おわり)

三方五湖レインボーラインを通る ~カメラ片手のふらり旅行 その1

2012-01-04 | 福井県
28日に仕事納めとなり1週間の年末年始休暇に入りました。

もともと撮影機会が少なかった12月、休暇に突入したら愛機EOS50Dを持って何処か遠くへ旅に出たいなぁと考えていたところでした。
新調したレンズ:EF17-40 F4L USM と従来から使用しているレンズ:ModelB003を持って。


さて何処を目指そうかなと思った時にふと考えた。

年始に三重志摩のほうへふらり旅に出た事を思い出し、「伊勢神宮の対なる場所とは...出雲大社かなぁ」と都市伝説的なことを考えてしまいました。
出雲大社というキーワードで記憶を掘り起こしてみると...
BSジャパンで放送されている「写真家たちの日本紀行」の中で放送された今年の初回が島根の旅だったなぁとふと思い出しました。
思いを巡らせる内に「出雲大社で写真を撮ってみたい、初詣参拝したい!!」というのを旅の基軸にしようと考えました。
さらに記憶を辿ると思い出したのが深夜帯にふと見ていた風景番組での特集「宍道湖の夕日」放送。
ただただ沈む夕日を見ているだけなのですが、心に響いたものがありました。
それとTwitterで呟いている方の一人で「夕日が素敵!!」とのつぶやきもあり、純粋に見てみたいなぁと感じたのが旅の基軸のもう一つ。

移動手段は自家用車、宿は車中(節約のため...)、
旅の主軸2本として向かう途中にある普段見慣れない景色をカメラに収められたらなぁという趣旨で旅を行うことにしました。


「普段見ている地元富山とは違う風景を見てみたいなぁ」

さてはてとんな景色を見ることが出来るのでしょうか。


到着地:福井県 三方五湖レインボーライン

北陸自動車道をとにかく西へ移動して敦賀ICで下車する。
そこから日本海側をのんびりと下道で移動して行こうかなぁと考える。
国道8号線から27号線を西に進み、途中県道214号線に侵入して訪れたのがここです。

暮れの30日...正直通行できるとは思っておりませんでしたが、
料金所では係員の方に「スノータイヤですよねぇ?、山頂公園の営業は終了してますよ。」の二言のみ告げられたのみ。
早速通行することにしました。



↑日向湖を北側に眺めます。
何処からか声が聞こえるなと注意深く下を見ると釣り堀にお客がたくさん。
湖面にもボートが数台浮かんでおり、さぞかし美味しい魚が釣れるんだろうなと思いつつ移動しました。

 
↑途中の駐車場から若狭湾を眺めます。
ゲリラ的に降り続く降雨がよくわかります。


↑山頂公園の駐車場から、手前に水月湖、正面奥に菅湖、右奥は三方湖、左奥には久々子湖が望めました。


↑手前久々子湖、中程には日向湖、その奥には若狭湾が望めました。



↑ベストショット
管湖に日差しが射す一瞬、見とれていたらすぐに雲の隙間が埋まって雪が降ってきました。
シャッターを切った後に日差しは消えて辺りは薄暗くなってしまいました。
もう少し早く訪れていれば違った情景を見ることが出来たかもしれないなと残念に思いつつ先を進みました。


↑レインボーラインを過ぎて県道216号から国道162号線に侵入、西へ進むとすぐに海に突き当ります。
目の前は世久見湾、奥に見えるのが鳥辺島が眺められます。
今いる場所...湾付近の路肩駐車場は晴れてるのに、奥に臨む半島では...さぞかし猛吹雪なのだろうなと思うとカメラを持ってシャッターを切っていました。

さて、そんな景色に背を向けてさらに西へ移動します。(つづく)