kumaの写真帳、と趣味日記

眼をファインダーに通して、一瞬を記憶する。
刹那を写真に閉じ込めて、永遠の記録として綴っていきます。

2014年の花火大会 番外編その3

2014-09-07 | 長野県
今年の花火大会への撮影日記としては第三弾目となりました。

そういえば、先週もとある県外花火大会の偵察に訪れたかったのですが、
休日出勤に行く手を阻まれて遂にそれは叶いませんでした。

それは来年伺うことに事にして。

今週、九月の第一週土曜日といえばこの花火大会です。
県外遠征として行くにはここを外せないだろうなと考えてはおりました。
けれども当日は生憎の休日出勤、先週の再来です。

幸い、変則勤務につき業務は正午ごろには完工予定。
身体が持つかどうかは分かりませんが、とりあえず仕事が終わった後に広域移動することにしますか...

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2014/09/06「諏訪市・全国新作花火競技大会」

今年で3度目の観覧となる本大会。

今年の撮影ポイントは初回に訪れた時と同じ、立石公園。
この時間では明らかに遅いと思われる時間にも、
半ば強引に場所を確保することに成功。
ちょっと場違いではありますが、打ち上がる花火の前では観賞するに何処であろうが一緒です。

...とまあ、打ち上げまでに軽く仮眠取り、
開始15分前に打ち上がった風向きを調べる花火の音に目を覚まし、慌てて機材をスタンバイ。

そして大会開始。


本日はEFレンズ70-200の一本で勝負。
とは言いつつも、撮影には大苦戦。
標準ズーム帯のレンズかフルサイズ素子のカメラが欲しいと本気で思った本花火大会。
それと大会途中にレリーズの調子が急に悪くなり
半ばからシャッター撮影に切り替えておりました。
点検した時や大会前半は問題無かったのになぁと思いつつ、それだけカメラを酷使しているのかなとちょっとだけ感じました。


...大会結果が気掛かりではありましたが疲労度はMAXに達しているよう。
翌日の大会ホームページで調べることにして本日は早々帰路に就く事にしました。

とやま以外の花火大会に行ってきました ~サマーナイトファイヤーフェスティバルフィナーレ 長野県諏訪市

2012-09-08 | 長野県
諏訪大社上社本宮でのお参りも終えてちょっと迷う。
このまま帰路に就こうか、それとももうちょっと寄り道してから帰ろうか。

今宵は昨日と同じ湖上でもう一度花火が打ち上がります。

諏訪の温泉街で夏期に毎日800発程度、
時間に直すと約15分程打ち上がるサマーナイトファイヤーフェスティバル。

最終日には「サマーナイトファイヤーフェスティバルフィナーレ」と称して
約四十分、初秋の涼しくなる夜空に大きな花を刹那咲かせているようです。

こちらを眺めて帰ろうか否か。

翌日からはハードな現場の予定がぎっしり詰まっている一週間。

車中泊の旅だし、本来ならば帰って早く自分のベットで休養をとりたいところなのですが...

ここまで来たのにというもったいない精神がにわかに働く。

久しぶりに判断に迷う。

そうだ、どうせなら昨日撮影出来なかった立石公園からその眺めを見て決めよう。

少々の悔しさと期待を心に持ち合わせて移動することにしました。

そして到着。

昨日はここから眺めたかった新作花火競技大会。
なんというか、心にこみあげてくるものが少々あり、暫く考えた後に三脚を据えることにしました。

到着10:00

それにしても既に場所取りの三脚が忘れたように置いてあるのには驚きましたが、
その真横にそっと自分の三脚を添えて打ち上げを待つことに。

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気が付いたら車の中で眠りに就いておりました。
強い西日が眼を掠めてようやく目が覚めました。

眼鏡を外していても、
頬が西日に当たる暖かな日差しの感じだけで良景だなと感じさせてくれる。
思わず車からカメラを持ち出し、施錠を忘れて撮影に専念する刹那。



西日が雲に隠れる瞬間でした。

刹那に日は完全に雲隠れ



夜景の美しく映る時間帯に突入...のはずだったんですが。

背後...東の空からむくりと現れるのが今流行りのゲリラ的な降雨。

幾度となく雨が降り、そして止みをを繰り返しました。



諏訪市湖上はくっきりしているのに、岡谷市方面には不気味な降雨の影がくっきりと目に映りました

そして日の隠れから待つこと3時間。

今年初、立石公園からの花火大会の観賞...
 
 

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待たされる時間が長いほど、撮影している刻の進み方は残酷のようにあっという間に過ぎてしまいました。

魔法に掛かったかの様に。

けれどもこの凝縮された時間の中のひとときは...夢のような刹那を過ごすことが出来ました。


来年も、また来ようっと。

朝早く、大社でお参りしつつ

2012-09-07 | 長野県
昨日の新作花火競技大会から一夜。
車中泊した先でふと朝早く目が覚めてしまいました。


大会のための臨時駐車場を脱出できたのが日付が変わる前の23:30でした。

その間も車中では撮影した写真データをせっせと編集。
転寝した目で作業しつつもそこで仮眠するわけにもいかず頃合いを見て駐車場を出発。

湖周を反時計回りに進み、とある駐車場に車を停め一夜を明かしたのですが早々に眼が覚めてしまいます。

...

何処か見所が無いかと道路地図を眺めていると見つけたのが諏訪大社上社本宮。

諏訪町にある下社秋宮(...だったかな?)へは昨年お参りに行ったことがあるのですが、
諏訪市にある上社本宮はそういえばまだ訪れた事が無い。

そこでカメラ片手に気分転換、お参りに行くことにしました。

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北参道から鳥居の手前で一礼し本宮へ一歩を踏み出します。


正面やや左側、すぐに見えてくるのが塔のようにそびえ立つ御柱、一の柱。
他の画面で拝見するように、この柱があの急斜面を一直線に下るのかな?と思うとすごいお祭りなのだなと改めて思い知らされましたが、
...御柱の上空、先端を見上げてると首がつってしまいました。あいたた。


神楽殿にある大きな太鼓。
神事の際にはここから素晴らしい音色が発せられるのだろうと想像しつつ。


本宮を反時計回りに巡り、東側...二の柱の外を回り入口門へ。


布橋を東から西へと進みます。


先ほど眺めた神楽殿だ。

そして境内への入口門を潜り参拝所へ。
数人の方が念入りにお参りしておりましたが、私目はシンプルに参る。


朝の掃除の刻、巫女さんが枯葉をほうきで掃除している姿にちょいと見とれつつも参拝終了。

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ちなみにカメラ片手に散策を幾久しく行っておらず。
とても新鮮な気分で朝の時間を過ごすことが出来ました。

とやま以外の花火大会に行ってきました ~第30回 全国新作花火競技大会 長野県諏訪市

2012-09-05 | 長野県
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昨年。

九月に入ったからも見てみたい大会がふたつありました。

一つは新潟県小千谷市で行われるか高い祭り浅原神社の秋季例大祭奉納大煙火。
言われは良くは知りませんが、ホームページなどの情報によると2days開催で4尺玉が打ち上げられるとのこと。
…地元の花火大会とは異なる次元の花火が夜空に描かれるのだろうな、減光フィルタが必要なのではと色々想像膨らむ花火大会です。

もう一つは長野県諏訪市で行われる全国新作花火競技大会
こちらの大会は日取りも良く見に行くことが出来ました。

行く道中、高速道路を諏訪に向けて進んでゆくとぽつりぽつりと雨が落ちて、見る見るうちに酷くなりゲリラ豪雨と化する。
ゆく方向がどす黒い雲に覆われており「本当に本日開催されるんだろうか」と不安になりつつも訪れた立石公園のビューポイント。
到着したころには雨脚も疎らになっており大丈夫そうかなと思わせる空模様。
しかし現地には既に三脚がびっしり並べられておりました。

泣く泣く撮影ポイントを探すことに。
メインタワーの時計台の展望部がガラリ閑散としておりましたので陣取り待機。
大会開催打ち上げと共に初秋の夜空に描かれる25の新作花火の一つ一つにいちいち感動を覚えておりました。

一年後も再び同じ場所に立ち感動を味わうことを誓いました。

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今年。、天候は快晴、時折ゲリラ豪雨。

…去年は運良く場所が確保出来たのだなとつくづく思い知らされました。

昨年と同じ頃合いに到着、必死に駐車スペースを探したのですが時すでに遅し。公園周囲の駐車状況が半端ない状態にありました。

...思い切ってこの場所での撮影を諦めることにしました。

車に揺られて場所を探すことすぐに地元のエフエム電波から情報が流れてきました。
臨時駐車場に若干の空きがあるとのこと、花火打ち上げポイントからの距離も立石公園からとさほど変わらない様子。

俯瞰ビュー、諏訪湖の夜景とのコラボは狙えなくともせめて去年と同様に眺められる事を期待してさっそくそちらに向かうことにしました。

そしてこの駐車場の一角に三脚を立てる事と決め、開催のアナウンスを今か今かと待ち望むこと一時間

第30回 全国新作花火競技大会の開催です。


諏訪市 上諏訪 ~花火大会2011~第十夜 続

2011-09-04 | 長野県
9月3日
【長野県 諏訪市 第29回全国新作花火競技大会】

Wikipediaで本大会の順位が発表されてました。
本大会公式ホームページでの情報でありません、悪しからず。

【優勝 21番 希望の光】


【準優勝 12番 宇宙の彼方】


【奨励賞 25番 幻想の華】


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大会プログラムは予め手元にあったのですが、観るも撮るも初めての花火競技会。
最初は撮影タイミングが全く分からず花火が上がるごとにシャッターを切る、の繰り返し。
大会後半にもなると要領も掴めて、花火大会を楽しみながらシャッターを切ることができました。
といってもどんな花火が打ち上がるかは打ち上がるまでは花火師さんの想像の中にしか無く、大会プログラムでは全く分かりません。

シャッターの切り時は分かっても、撮影自体は難しいなぁと感じました。
そもそも、花火撮影自体が難しい...

それにしても、雨天決行のこの大会。
大会の合間だけ狙ったように雨足が途絶えたことと、
花火を観賞できる今の状況に感謝をしながら帰路に就きました。

【個人的に素敵だなぁと感じた作品 14番 笑えば心に花が咲く】




諏訪市 上諏訪 ~花火大会2011~第十夜

2011-09-04 | 長野県
9月3日
【長野県 諏訪市 第29回全国新作花火競技大会】

今年も地元富山での花火大会はすべて終了し。
その大半を観賞することが出来ました。
未だ訪れたことのない花火大会もあるのですが...これは来年以降に観賞することとして。

来年以降は県外で行われる大きな花火大会にも訪れてみたいなぁと考えております。


今週末の予定表を見てみると、丁度土日が空白状態でした。
なにやら予定を入れていたつもりでしたが、手帳の3日の欄には消しゴムで消された跡が。

インターネットで花火大会紹介のページを見ていると、ふと思い出しました。
「そういえば、今日は諏訪の方で花火大会が開催されてたよな」

諏訪に限れば夜景撮影に数回、先日の慰安旅行でも乗用車で巡った場所。
まったくもってナビ無しで行ける場所。花火の撮影ポイントとしても思い当たる場所が一か所あります。

台風や降雨の影響で例年通りの客足は無いだろうという安易な発想と、
来年のための予行練習...とは言いませんが、地元富山でより遥か多くが観賞する花火大会の雰囲気を味わってこようと、大会を観に行くことを決意。
安房峠超え松本市経由ルートにて諏訪に侵入しました。


ということで観賞場所として訪れたのが立石公園。
16:00に訪れてみたものの、予想通りの公園周辺ずらっと縦列駐車。
おまけにこの時刻が一番雨足が強かったみたい。
晴天の日に訪れたらこの時間帯の到着では到底陣取りなんて無理なんだろうなぁと改めて感じました。

車の中で2時間、陣取り場所で1時間。
合計待つこと3時間。。

公園から眺める雲の動きはとても早く、上諏訪から下諏訪の方に流れてゆきます。
しかし、ありとあらゆる方々の祈りが天通じたのでしょうか、パラパラと小雨程度まで天候は回復してくれました。

さて、オープニングの始まりです。






まずは、大会の合間に打ち上がるスターマインを纏めてみました。

【スターマイン1】 華・華・華 より


【スターマイン2】 小さな恋の物語 より


【スターマイン3】未来へ より


【スターマイン4】 ファイヤー・ファンタジー より
 

【水上スターマイン】 Kiss of Fire より
 

競技合間に望むスターマインだけ観ていても、
なんだかため息が出るくらいに豪華な花火が上がるんだなぁと見惚れてしまいました。

富山で観る時よりも素早く機械的に、夜空に開花する花火。
空に描かれる唯一無二の形をした芸術は時折強く吹く南風にかき消されながらも、
力強く表現されては儚く散って行くのでした。

さて、競技大会。
全25組、どの作品もユニークな花火でしたがどの作品が入賞したのでしょうか..

諏訪市 上諏訪 ~諏訪湖でのひととき

2011-08-29 | 長野県
【長野県 上諏訪温泉】

08/26

前回、諏訪地方を訪れたのは確か昨年の1月。
東京へとある方の個展を観に行った帰りにふらり立ち寄ったのだったろうか?
それとも当時の思いつきでふらりドライブに訪れた土地だっただろうか??

夜景として観るには好立地場所の立石公園に辿り着いたのは15:00頃
そこから沈む夕日を眺め、街灯りがどんどんと灯ってゆく光景に感動した記憶があります。

冬の冷たい空気が身体に浸み渡る中、耐えて撮影した夕日と夜景写真。


時は変わって現在。

ふたたび観光に訪れたのがこの土地、上諏訪方面。

あの時とは違い、日中の日常を切り取ってみることにしました。

  

遊覧船に乗船してみました。

陸上よりも数段涼しく感じる湖上をすいすいとスワン号で滑る。
とても気持ちの良いひと時でした。



間欠泉センターにて吹きあがる温泉を眺める。

そうだ、しゃぶしゃぶ用のお肉と、菜箸を用意するのを忘れた...
昔、何かの企画番組で芸人さんが間欠泉に向かってしゃぶしゃぶしてたっけかな。

観光で眺めることができた諏訪湖でのひとときに多くのリフレッシュ出来る一場面がありました。

諏訪市 上諏訪 ~花火大会2011~第九夜

2011-08-28 | 長野県
【長野県 上諏訪温泉】

08/26


「富山県下で打ち上げられる花火大会もいいが、県外にも目を向けてみたい!!」
ようやく実現することができました。


会社の慰安旅行...少人数グループ研修の幹事という立場を利用して
計画立案して赴いたのが長野県の上諏訪。

旅先のメインイベントとして選んだのが
サマーナイトファイヤーフェスティバルでした。

毎夜800発、しかも8月中はほとんど打ち上がるというこの花火大会。
...というより、客寄せイベントの一つといっても良いのでしょう。

されどなかれ毎夜800発 凝縮の約15分間

富山県下で打ち上がる花火大会、
多くて3000発、普通でも1000発 長くて1時間の間観賞していた記憶しています。

3尺玉は打ち上がらないにせよ。
毎夜毎夜、滑川で開催されるふるさと龍宮まつり花火大会(約1000発)と数量の近い分の花火が打ち上がっているのかと考えると、
やはり観光有名処の考えることは違うなぁ、田舎人の考えてることはちっぽけだなぁと
思い改めさせられてしまいます。

慰安旅行的なものなので、
早めに済ませた夕べの宴の際に、既にアルコールを取得済み。

飲みが無ければ立石公園まで足を運ぼうとも考えていたのですが早々に中止。
開催ぎりぎりまで部屋飲み。
ふらつく足取りに少々不安を覚えつつも宿の外に足を運び、湖面を一望できるポイントまで移動します。



打ち上げポイントは少々離れています。そして宿の窓からは望むことの出来ない打ち上げ花火、
ホテル前のビューポイントに宿泊者がぞろぞろと集まってきます。
さすがに三脚を立てているのは自分だけのようです。

もたつく足とは裏腹に、三脚を立てる手際はてきぱき。
どうやら身体が手順を覚えているようです。

後はレリーズとマニュアルフォーカスを握る手がきちんと動作してくれるかどうかです。

   

  

打ち上げのタイミングやレリーズ間隔を図るために身体を左右にふらつかれておりましたが、アルコール酔いもなんのその。
コンパクトに打ち上がる花火にテンポよく撮影出来た、といった感じでありました。


ここ諏訪湖ではふたつの大きな花火大会が開催される模様。

一つは8月15日に開催される「諏訪湖祭湖上花火大会」
となみ花火大会と日時が競合するこの大会(競合と言って良いのかどうかは分かりませんが...)、

もう一つは9月第一土曜日に開催される「全国新作花火競技大会」

来年辺りは、どちらかの大会を観に来るのもいいかなぁ、是非とも次は立石公園で観賞!!と想いを馳せながら撮影は終了。


無論、この後は深夜まで仕事仲間と飲み明かす事となりました。

北アルプスを望む夜景

2010-05-24 | 長野県
【長野県須坂市 峰の原高原・こもれび広場】

2010/05/02 18:25

群馬県の吾妻郡・鬼押出し園を出発して、長野方面へ向いて乗用車を走行。

思いのほか日の入り時刻が遅いので、もしかしたら長野市方面を望んで夜景を撮影できるかなぁと考え、地図の情報と直感だけを頼りに移動。
長野県での夜景撮影は以前、諏訪湖を背景にした日の入りを撮影したことがあります。今年1月だったかなぁ。
あの時は一応、地図で高台にある公園を調べたり、インターネットで情報収集して準備を整えての撮影。
一変して今回、全くもって自分の直感を信じて登り坂を上って行きます。

そして、たどり着いたのがここ。



峰の原高原・こもれび広場です。

もっと上流にはいい撮影ポイントがあるとは思いつつも、空を見るともうそろそろといった状態。
陽は北アルプスの高い山々に沈もうといったところ。

あわてて、スタンバイ&撮影開始。



ぎりぎりのところで撮影できた一枚でした。しかし、初めて見る北アルプス・・・いつも望む事のできる立山連峰とはまた違った景色にうっとり見惚れてしまう自分。
おっと、ここから30分~1時間がkumaの勝負時間!

    

赤く染まった北アルプスも魅力的なのかもしれませんが、やはりkumaはこの位の、青と赤とが微妙に混ざり合う時間帯がいちばん好きですね。



今度は是非予習をして、もっと魅力的にアルプスが撮影できる場所を見つけるんだと心に誓いをたてて、帰路につくことにしました。