kumaの写真帳、と趣味日記

眼をファインダーに通して、一瞬を記憶する。
刹那を写真に閉じ込めて、永遠の記録として綴っていきます。

サクラがもっとも赤く染まる刹那

2010-04-12 | 富山県富山市地区
【富山市・呉羽山公園】

4月7日。

五箇山撮影からこの日まで、心地の良いくらい快晴が続きました。
インターネットなどで天候を調べてもこの天候は土曜日(10日)まで続くとのこと。

ふと、「明日も天候が続くのであればサクラ&朝日が綺麗に映るんだろうなぁ」と考えてみると、
家の近所なら仕事の出勤前に日の出撮影も可能かな?なんて思ってみたりしました。
早速実践すべく、この日は早々に就寝しました。

そして4月8日。

眠い目を擦り、3時過ぎに起床。
そそくさと支度をし移動を開始しました。

到着したのは、呉羽山公園。
ここ数回、夜景撮影に訪れる場所です。

日の出を撮影の目的としていたため、空は段々と赤色に染まっていく最中。
もう少し早い時刻から訪れると、夜景撮影なんかもできるのかなぁと思ってみたり。

早速三脚&リレーズをカメラにセットし、日の出を待ちます。



ようやく太陽が顔を覗きだしてきました。



この時期になると、剱岳よりも北側から太陽が昇ってきます。

同じ場所で日の出撮影をされている方にお話を聴くと、
このサクラの上下から覗く日の出に染まる剱岳が撮影のポイントなんだそうです。
残念ながら当日は立山連峰、少々雲隠れしておりくっきりとした山脈ラインを写し出すことはありませんでした。



こんな感じになりました。ほぼ、イメージどおりの撮影ができました。



日の出から目を外すと、そこには富山市街地の朝を見ることが出来ます。
自分の勤めている土地がこんなに綺麗に眼に映るんだなぁとちょっと感動。
まるで富山にいるように感じられない、別世界にいるような感覚に陥りました。





この朝日が今回の最大の撮影ポイント。
被写体を前方の景色から、背後に咲き誇るサクラの木へとシフトします。



サクラが、いちばん桜色に輝く瞬間でしょうか。
容赦なく降り注ぐ朝のやわらかい日差しがとても心地よく感じられます。



ちょいと撮影場所を移動。呉羽山展望谷です。



朝日に感謝。





日の出からの約30分。この時間帯が、桜をよりサクラ色に染め上げる刹那ということを発見することができました。

そして撮影終了後、少々眠い眼を擦りながら出勤の路に着きました (つづく)

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