kumaの写真帳、と趣味日記

眼をファインダーに通して、一瞬を記憶する。
刹那を写真に閉じ込めて、永遠の記録として綴っていきます。

晩夏から初秋を感じに おわら風の盆 前夜祭

2014-08-31 | 富山県富山市地区
夏の撮影テーマと言えば花火とおわら風の盆の前夜祭。

今年も20日から30日にかけて八尾町ではおわら風の盆の前夜祭が開催されておりましたが、

お盆前からお仕事の輻輳状態が半端なくなってきました。
また、盆明けからの天候不順によりなかなか向かうタイミングを掴む事が出来ませんでした。

ようやくその二つの条件がクリアされて
哀愁漂う音色と、素朴である踊りを聞き見に行くことが出来ました。

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2014年08月28日 「おわら風の盆 前夜祭 ~ 東町」

この日の仕事上りが19時半。
今日は早く切り上げることが出来た方でありました。

会社を出て駐車場、西の空を眺めます。
トワイライトタイムはとっくに過ぎてはいたのですが、
茜色に染まっていただろうなと思わせてくれる空模様。

少々、雲が流れているものの、群青色から漆黒へと変わりゆく空色を眺めつつこう思いました。
「そうだ、おわら風の盆の前夜祭、見に行こう」


町民広場の駐車場から半ば駆け足で禅寺橋や坂を上り、
上り切った所が西町通り。
更に風情ある街並みを横切り突き当たった通りが東町。

到着したのは9時過ぎ。
おわらの練り歩きも一休みしているようで、
通りの左右には観光客が屯しておりました。
そんな中に一人まぎれて撮影機材の準備を行います。

今回はEOS50DにEF70-200 L 4fを装着。
一脚使用で機動性を確保しての撮影スタイル。

暫く構えていると通りの外れから、哀愁ある音色が聞こえてきました。




観客はカメラのファインダーを通して踊り手の舞いに魅了されておりました。




通りも中程を通り過ぎると移動の足が止まります。
いつもでしたら、開始からここいら辺までお邪魔させて頂いているので、
この後は何が起こるのか分からない状態。
暫く動きを注視していると...




通りの真ん中にお立ち台が現れ、
その上に踊り手さん男女一組が上がり...
ここを中心に輪踊りが始まりました。




一般の方も交えて舞い踊るおわらは、なんだか新鮮に見えてしまいます。
そんな輪踊りの中から何枚か撮影。







踊り手さんたちにズームアップしてお姿を拝借。










お立ち台の踊り手さんたちも、踊りに熱が入っているようで。




初め、末端に陣取って撮影しておりました。
けれども段々と一般の方の輪入りが多くなるにつれて輪も少しずつ大きくなり、
撮影していても一歩、また一歩とこちらが後ずさりしてゆく事となり。




大きな輪になっての踊りは、終了予定22時を過ぎても終わりを見せないようでした。




頃合いを見ることで、
その魅力的な輪から眼を離し、
この場から離れることが出来ました。

何だかずっと見ていられるような、
カメラを持ってなければ、すっと輪に入って行けそうな。
魅了されるとはこういう事を言うのかな!?
そんな不思議な感覚に捕らわれながら祭りを後にしました。

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明日から3日間、本祭の開催。
出来れば行ってみたい!!という気持ちを抑えて、
それは老後くらいに人生に落ち着きが訪れた頃に
見に行くんだと心に言い聞かせて、
明日からの仕事に励む事としますか。


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