kumaの写真帳、と趣味日記

眼をファインダーに通して、一瞬を記憶する。
刹那を写真に閉じ込めて、永遠の記録として綴っていきます。

いつもとは違う日常の景色って...

2011-07-11 | 富山県呉東地区
【中新川郡立山町】

07/11

仕事上で何気なく見ている景色。
殆どは移動時間のひととき...休憩時間に匹敵する位にぼーっと佇んでるその時に、
もう一つの愛機canon IXY Digital 920IS を構えてみました。



 

富山でケーブルカーといえば思いつくのはここ、立山ケーブルカー。
富山地方鉄道の終点、立山駅と直結していてい、
立山駅から美女平駅までの約1.5キロ(だったかな!?)を約7分かけて標高差500mを昇ってゆきます。

何度も見ているこの景色、特にケーブルカー同士がすれ違う瞬間がたまらなく見入ってしまいます。
ただ、車両がすれ違うだけなのに...

乗車中に聴こえる音。

2本のレールの間にあるケーブル受用の車輪、
車両をこれが通る瞬間、金属同士が擦れる音がします。
特にトンネル内、悲鳴を上げたような金属音が何重にも響き渡り風鈴のような涼しさを演出してくれます。
「きりりり....」「かららら...」「ころろろ...」
これを聴くとちょっとの恐怖がありつつも、ケーブルカーに乗車してるなぁと実感できます。



  

美女平駅から桂台まで立山有料道路を走る。

夏季には、室堂へ直行するバスもあると聞きます。
その際に通るのはケーブルカーではなく、この有料道路を通行します。
一般車はもちろん通ることのできないこの道路。
かなりの標高差をじぐざくと一気に駆け上って行くこの道路。
称名川方面を見渡すとなかなかの景色が広がります。


 


桂台からさらに下流へ下る。

常願寺川上流に流れてる支流のひとつ、称名川。
結構な濁流となて本流に流れ込んでました。



またさらに下流に走ると、本線と称名川が合流するポイントがあります。
今日は常願寺川からの水量が尋常ではない様子。
お八つ時から降り始めたゲリラ豪雨は、たったの1時間で本来の川の姿を変えてしまいました。
右側に見える真川の上流に見えるのは立山カルデラの一部。

こんな山奥に、富山平野を埋め尽くしてしまうほどの大量の土砂がある...
ゲリラ豪雨の怖さ...というか常願寺川の本来の姿はこんなだろうか!?
自然の脅威をただ呆然と見つめるだけしかできませんでした。

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