折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

近鉄 湯の山線で(続)

2020年07月22日 | 風景
 F2



自然薯料理の「茶茶」さんで昼食と休憩をとって汗も引いたので気になりながら通り過ぎた場所まで戻りました。昼前に暑さに負けて食事処へ急いだ時に振り返って見た風景。林が残った一角を迂回するように曲がる道が魅力的だったのです。
前ばかり見て歩いている時、立ち止まって振り返ると風景がとても新鮮に見えて驚くことがあります。でも、戻るのは足が重い。
やっと着いた場所では昼前に見えていた山は見えなくなっていました。道端に座って描き始めると車が通る。昼前は人も通らなかったのにとブツブツ思いながら椅子を道の端ぎりぎりに寄せました。こんな蒸し暑い日の草むらには蛇がいそうで、探さないように見ないように知らん顔してここも大急ぎのスケッチです。

緑と青の風景の中で畔や道のわきに咲く鬼百合が鮮やかでした。なぜか絵に描きたい場所に咲いていなくて描かずじまいなのがちょっと残念。今度行ったらどこかに描き込みたい花です。ブロ友さんに教えていただいたように鬼百合のムカゴも摘んで食べてみたい。食べられるのだそうです。葉の付け根に沢山付いているのが見えていました。

とにかく暑くて熱中症にでもなったら大変と早い時間に帰ることにしました。
湯の山線「大羽根園駅」は無人駅、登りも下りも同じホームなので迷うこともありません。
電車は30分に1本、待っている間にホームのベンチでちょっとスケッチ、これは家で彩色しました。


駅のホームから



往復とも電車はすいていてロングシートに1人か2人。密ではありません。
しかし眼を光らせていたわけではないけれどマスクをしていない方をチラホラ見かけました。名古屋に戻って市バスに乗れば全員マスクしています。少し街を離れると感染者はいないせいか気持ちは緩んでいるのかな、心配すればきりのない事です。自分はマスクして、手指の消毒して良く寝て食べて体力つけて予防するしかないようです。

7月2日に養老鉄道で出かけた時は家に着いたら「東京の感染者が100人超えた」がニュースでした。昨日のニュースは「東京は230人を超えそうだ」と、そして「愛知県で過去最多53人感染」。
これではまだまだ、シニアは自粛続行・・・列車に揺られながら駅弁食べて風景を楽しむ幸せな旅はまた遠くなったようです。



スケッチの持ち物 他にはは水・おにぎり・消毒スプレー・日傘も

湯の山線は終わります。

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