少林寺拳法と四国遍路の共通点シリーズ。
いつの間にかシリーズとなっています。
今回は、『 仁王尊 』
「 阿像 」 ・ 「 吽像 」 が山門で待ち構えています。
口を開けた方が「阿」、閉じた方が「吽」ですが、
阿像は 右 ? 左 ? 吽像は 右 ? 左 ?

正式かどうかは不明ですが、左側に 「 吽像 」 ・ 右側に 「 阿像 」 であることが多いいと思います。
(写真は、宮島大聖院の仁王尊ですが、左側に 「 阿像 」 ・ 右側に 「 吽像 」 となっています)
口を開けた方が「阿像」、閉じた方が「吽像」です。
「阿」は字音の初め、「吽」は終わりの字音。
四国遍路では、境内の通行は左側通行が原則です。
左側の「吽像」の終わりから入り、右側の「阿像」の初めに戻る、
「再生」を意味します。
そして、少林寺拳法の「気合」は、 「 あ ! 」 と 「 ん ! 」 だけ。
人間は 「 オギャー あ ! 」 と生まれて、 「 ん~ 」 と死ぬ。と聞いたことがあります。
「 阿 」 ではじまり、 「 吽 」 では終わる。
こじつけのようですが、少林寺拳法も四国遍路も
「 阿 」 と 「 吽 」 。
理解できる人は、「阿吽の呼吸」も理解できるかも ?