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四国遍路のいろいろ

2014年09月28日 20時32分08秒 | Weblog

17日から5泊6日で四国を巡ってきました。

今年2014年は、四国八八ヵ所霊場 開創1200年の年になります。

私は1971年に初めて四国遍路をしました。

当時は、遍路と言うよりは四国一周旅行でした。

寝袋で寝る野宿が主な貧乏旅行でした。

その後、20歳で悩み苦しみ人生の終焉の地を足摺岬と定め、

この岬から一歩踏み出す勇気がなく、今の自分がいます。

あの時、あの時・・・・・・なぜ一歩踏み出すことが出来なかったのか・・・・・?

 今は公認先達となり、8回目を巡っています。

 

そこで、お遍路さんのいろいろ。

◎ 歩き遍路は偉い、尊いと勘違いして、横柄な態度、行動をする人。

昔の遍路は歩くしか方法がなかったので、歩くことは当たり前でした。

◎ 歩くことにこだわり、渡し船に乗ることをせず、遠回りして橋を渡る人。

橋が架かっていなかった頃は、渡し船は遍路道でした。今でも高知には渡し船があり、私は利用します。

◎ 山門・境内で托鉢をする人。

お寺では境内での托鉢を禁止しているのですが、バスで巡る団体さんは歩き遍路に優しく、

お布施をしてくれることがあります。

托鉢の基本は、 『 村はとばしても、家をとばすな 』  

裕福そうな家は托鉢して、貧しそうな家は托鉢しないのいは間違いです。

家をとばすのなら、村をとばせと。 托鉢は貧富をみてはならない。

◎ 遍路乞食

お遍路をする人は、何がしの悩みや祈願することをもって巡ります。

何かの理由により家に帰ることが許されず、年中四国を巡っている人。

その人は定期的に郵便貯金に生活費が振り込まれています。

深く理由を聞くことは避けますが、善根宿や野宿で節約しながら終身巡ることになると話をしていました。

◎ 白タク営業をする人。

高知県は、修行の道場。2日。3日と歩いてやっとお寺に着きます。

疲れているお遍路さんを見つけ、言葉巧みに近づき自分の車でお寺まで案内をします。

私も一度だけ、白タク営業をする人の車に乗せられました。

その時、高知から足摺岬まで1万円でした。

 

人生いろいろ、お遍路さんももいろいろ。

最近は、若者向けに 「 おまいりんぐ 」 というアニメキャラも出てきました。

人生いろいろ、お遍路さんももいろいろ。

 


みんな、みんな、素敵な人たちです

2014年09月16日 15時10分42秒 | Weblog

 15日敬老の日、少林寺拳法の有志が集い、災害ボランティアに参加しました。

本部職員の2名が加わり、 「 チーム少林寺拳法 」 での活動となりました。

本部職員は津波災害などでボランティア活動の経験があるので、

見事にリーダーを務めていました。

 災害ボランティアに小学生は参加できませんが、

ボランティアセンターで、のど飴を配ったりと、

自分にできる活動をしています。

今回の活動地では、五名の尊い命を失った場所でした。

被災された方々の気持ちを察し、写真を撮ることは控えましたが、悲しみを堪えることができません。

 活動は、リーダーを中心にして動きます。

リーダーは大きな声で指示を出す、素敵な人です。

チームメイトは、作業中は真剣な眼差しですが休息中は、笑顔が素敵な人たちです。

駐車場で案内してくださった、地元のボランティアさんは、笑顔が素敵な人たちです。

横断歩道で安全をサポートしてくださる地元のボランティアさんは、笑顔が素敵な人たちです。

ボランティアセンターで活動されているボランティアさんは、笑顔が素敵な人たちです。

センターで、のど飴を配った小学生は、笑顔が素敵な人です。

活動中に駐車場を昼食の場所に提供してくださった地元の人は、笑顔が素敵な人です。

 

みんな、みんな、素敵な人たちです。

 

あなたは世界にひとりきり  大事な大事な ひとりきり  もっと もっと大切にね

『 我等は、法を修め、身心を錬磨し、同志相親しみ、相援け、相譲り、協力一致して理想境建設に邁進す 』

 


人、人、人・・・全ては人の質による

2014年09月11日 09時19分52秒 | Weblog

  土砂災害から三週間が過ぎ、微力ながらボランティア活動を続けています。

 

写真は私が住む地区です。

この景色は災害地と似ています。

 

平地の家が希望でしたが、28歳の私の収入では希望が叶わず、

 

少し奥まったところに家を購入しました。

ボランティア活動をしていると、いろいろな人に出会います。

 

『 人、人、人・・・全ては人の質による 』

 

ボランティア活動は、特権をもっていると勘違いする人。

派遣地に移動中、道いっぱいに広がり歩行者に道を譲らない人。

ボランティアに行くのだからと、勝手に商業施設の駐車場に停める人。

活動が終わって、泥だらけの長靴で店内を歩き(お買いものだと思います)店内に泥を撒き散らす人

 

買い物をして、ボランティアの帰りだからビニール袋をダダにしろと怒鳴る人。

 

 

 

ヘリコプターの音がうるさいから飛ばすな、と機嫌が悪い住民。

・ ・ ・ ・ ・ など等。

 

私に人を批判する権利も無いのだが、

人生いろいろ、人もいろいろ。

『 人、人、人・・・全ては人の質による 』

 

 


我等は、愛民愛郷の精神に則り、世界の平和と福祉に貢献せんことを期す

2014年09月08日 07時31分09秒 | Weblog

 日曜日、被災地の地区体協の要請に呼応して、

広島県少林寺拳法連盟の有志が共に活動しました。

 体協の呼び掛けに約300名が集い、泥出しを行います。

 土嚢袋の山がうず高く積まれていき、先が見えてきませんが、

これからも根気よくお手伝いします。

 作業を終えて帰宅すると、妻がイチジクを用意していました。

疲れが取れます。

 

 我等は、法を修め、身心を錬磨し、同志相親しみ、相援け、相譲り、協力一致して理想境建設に邁進す。


人の難を救い、急を援け、訓を垂れて人を導き  ( その参 )

2014年09月06日 17時39分50秒 | Weblog

スポーツボランティア活動も続けているのですが、

運動を続けている人は 自分が行うスポーツに 『 こだわり 』 が強く、

自分の団体が一番で、他の団体を認めようとしない人もいます。

 『 こだわり 』 が特に強い人は、それなりに尊敬できる人もいます。

理解されませんが、休憩時間に雑談もします。

 『 こだわるな こだわり を捨てろ 』 

 

釈尊が弟子を連れて遊説中、川を渡ることが出来ずに困っていた婦人。

釈尊は婦人を背負って川を渡りました。

それを見ていた弟子たちは、婦女子に触れた釈尊には師事できないと言いました。

 そこで釈尊は

『 おまえたちは、まだ婦人を背負っておるのか、わしはとっくに降ろしたぞ 』

 

「 こだわり 」 は必要ですが、仏法では 「 こだわるな 」 と教えると聞きます。

 

『 不許葷酒山門 』    くんしゅ さんもんに いるを ゆるさず

 

ニンニク等のにおいのする野菜と、酒は、修行の妨げになるので、寺の中に持ち込んではならない。

しかし、 「 許されど 葷酒 山門に入る 」  

と読み替えて、般若湯と称する 「 酒 」 もあります。

ビールは 「 泡般若 」  「 芋般若 」 「 麦般若 」  「 葡萄般若 」 もあるとか。

 

 『 こだわるな こだわり を捨てろ 』  こだわるほどの修行をしていない、ジジイです。

 

『 人の難を救い、急を援け、訓を垂れて人を導き 』

 


人の難を救い、急を援け、訓を垂れて人を導き、 ( 弐 )

2014年09月05日 22時20分56秒 | Weblog

災害ボランティアでの出来事 その弐。

ボランティアに参加する人は多種多様です。

混乱するボランティアセンターのスタッフに噛みつき、罵声を浴びせ、挙句の果てに帰る人。

周辺住民の方も、「ボランティアさんはバスで移動、そのお金はどこから出ているの?良いわね」と、大きな声でセンター周辺を歩き回る人。

学校が休みなので来ました、と言う大学生。

今、私がしなければいけない事は勉強ではなく、今日の活動です、と言う予備校生。

有給休暇を取って参加しました、と言う大手企業に勤務する人。

 

休憩時間に少しずつお話を聞くことができます。

そして私も・・・・・

出来るときに、出来ることから、無理をせず、自然体で、 と話をしました。

 

勤務を休んでボランティア活動をすると、少ない人数で仕事をしている仲間に迷惑がかかります。

仕事が休みの時しか活動できません。

15時に活動が終わって帰ると遅くなるので、道場練習日には活動できません。

無理をすると弊害が起こる可能性があります。

 

人は 「 無理 」 をすると、それを褒めて欲しくなります。

最悪、褒めてくれない人を 「非難 」 するようになります。

 

この話をすると、みんなは「ある ある」と納得して、気持ちが楽になりました、と言いました。

しかし、水は低いところに流れるが如く、楽な方向に流れるので少しだけ無理をしましょうね、と。

 

出来るときに、出来ることから、無理をせず、自然体で。 

あくまでも私感です。


人の難を救い、急を援け、訓を垂れて人を導き、 ( 壱 )

2014年09月04日 15時54分19秒 | Weblog

先日のボランティア活動中の事。

若い人たちとの共同作業。

少林寺拳法で 「 リーダー論 」 を学び、実戦する阿羅漢として、

チームリーダーの要請を挙手で呼応する。

仲間の安全を確保しながら作業を進めましたが、

先の見えない大量の土砂に、徐々に作業効率が下がってきます。

休憩を取りながら作業を進め、休息時間にはジジイは説法を始めます。

夏の風物詩、金魚売りの声。

きんぎょ~ ぇ  きんぎょ 。

 きんぎょ~ ( 大きな声で大きい頭の部分を表現 ) ぇ ( 小さな声で尻尾の付け根を表現 ) きんぎょ ( 少し大きな声で尻尾を表現 ) 。

身振り手振りを加え、金魚売りの物まねで場を和ませることに成功する。

 

『 訓を垂れて人を導き 』

先の見えない大量の土砂に戦意喪失感がぬぐいきれません。

そこで、 『 釈迦の方便 』  俗に言う 「 嘘も方便 」、の説法を始める。

釈尊が遊説しているとき、弟子たちが疲れていることを察知した釈尊は、

「 あの山の麓、煙の出ているところが目的地だ 」 と弟子たちに伝える。

山の麓に着いて食事、休息をとり体力が回復したころに釈尊は、

「 出発するぞ。目的地はまだ先だ 」 

弟子たちは 「 釈尊は嘘をついたのですか 」 と言いながらも、体力が回復しているので出発する。

釈尊は嘘という方便を使いました。

 

そして当日の現場、 『 あそこの土砂を片づけて休憩にしましょう 』 と。

私の説法に、笑顔が戻ってきました。

 

『 人の難を救い、急を援け、訓を垂れて人を導き 』

 

 

 

 

 


JASDF

2014年09月03日 17時29分21秒 | Weblog

Japan Air Self Defense Force

8月31日(日)に因島上空にブルーインパルスの展示飛行がありました。

広島では47年ぶりだそうです。

五機で五輪を描きます。

ハートは大きすぎて全景を写すことができません。

Japan Air Self Defense Force

 Self Defense  

自衛のための航空自衛隊です。

 

6日土曜日、19時からTSSの番組、超潜入!リアルスコープ「航空自衛隊・奇跡のアクロバット飛行」

という放送があるようです。