癒し

めまぐるしく時間が過ぎてゆきます！

もうすぐ盆休み…にともない仕事がバタバタしているので、平日はあっとゆうまに過ぎ、あっとゆうまの週末です。

さすがに週末くらいは休ませてもらわないと体ももたないのですが、なんだかんだ飲んでばっかの週末でかえって飲み疲れしてしまってます（苦笑）


この週末は、とある会合で天然鮎を食べに、安中市の磯部簗（いそべやな）に行ってきました。



川のほとりで炭火でじっくり焼いた焼きたての鮎をいただきました。



昭和レトロな雰囲気で



料理も美味！

　



あ、そうそう、この日は、町内の飲み仲間（だいぶ先輩ではございますが仲良くさせていただいております）が営んでおります、水槽メンテナンス会社の店舗・ショールームがオープンしたのでそちらにも冷やかしに行ってきましたよ！

沖縄出身の社長ならでは三線の演奏やらエイサーの披露など、たくさんの熱帯魚に囲まれて癒されてきました。せっかくなので、宣伝させてもらいますね。



〒370-0851　高崎市上中居町297-1

アクアリウム・熱帯魚・販売レンタルサービスの美ら海（ちゅらうみ）


ん～癒されますよね…さ、仕事仕事。

引退

ちょっと色んなバタバタでしばらく更新してませんでした。
書きたいことはいっぱいあったんですがね。

とりあえず、また野球関係者が期待してる話から。

知ってのとおり、開幕！の余韻もさながら、早くも閉幕してしまってはおりますが（悲）




7.16　3回戦、M工業戦。

この古豪同士の対決は、実は春大会にも対戦しているのですが、春には稀に見るTCの打線爆発で大勝しています。
かといって、夏も同じような打線の爆発、っていうのも難しいでしょうし決して侮れない相手でもあります。

むしろ、このカードはどちらかいうと乗り越えなければいけない壁。
決して油断していたわけではないんでしょうが…。

ゲームの総評はしませんが、結果が全て。
結果的には、これで、わが息子の世代の高校野球はこの日突然終わりをつげました。

放心状態…



思えば

そんな終りも予想することもなく、いつもどおり大会に向かう選手らを揃ってお見送りして臨んだはずでした！



それが…敗戦。



それはどこか片隅で覚悟しておくべき敗戦であったはずなのですが、みんな勝つことしか考えていないし、心の準備ができておらず、そんな中たたみかけるように学校に戻って最後のセレモニーになりました。



ホントにこれで終わり？？半信半疑で見送るセレモニー。

こんなセレモニーを見るのももう３回目になります

ただ、監督の言葉も例年どおりですが、いつもの年以上に我々には響きました。
めったに見ない、Ｉ部長のくやし涙も期待値を語っていたように思います。


でも終わりなんです。


このホームグランド応援席も



ベンチを賑わしている子供たちの姿も見納め。



暗闇に包まれるグランド




そして



それからもう10日過ぎました。

夏休みになりましたが、息子たちも早くもＯＢとしてたまには練習のお手伝いに通っています。
宿題・課題とかやることはあるはずですが野球が無いだけずいぶん暇をもてあましているようで今のところは同じ野球部同士でプール行ったりしてます。

我々にとっても、3年生保護者同士で、打ち上げもやったし、ホントに親子で引退モードですね。

大会自体は…

まぁ、正直負けた時点でさほどトーナメント的な興味は薄れてしまったんですが、
Ｍ工業も敗れ、Ｍ工業倒したＴ高校も敗れ、早くも明日が決勝です。


なんだか、ちょっと昔の事のようで、今となっては、良い思い出になってしまっています。


それにしてもＴＣ３年生、34人皆頑張りましたね。
結果的には大きな勲章は残せなかったわけですが、何より、全員一人も欠けることなくこの2年半続けることができたことが立派です！

諦めずにチャレンジする気持ちを持てたこと、それだけで十分成長できたのではないでしょうか。

その誇りを胸に次のステージで大きく羽ばたいて欲しいものです！

開幕！！

パソコンに向かい久しぶりの日曜更新です。
色々あった週末でしたね。

まず昨日

高校野球夏大会群馬県予選がはじまりました！！





ヘリから始球式のボールも落とされ



いざ、開幕です！！



まぁ、初戦はまだなので開会式だけですがね！（笑）

さてさて

少しさかのぼって、金曜のことになります。
ここからは、個人的な話なので興味ない人はスルーでいいです。
親バカのひとりごとと思って聞いてください。

色んな学校はありますが、わがTC野球部ではベンチ入りメンバー発表は、最後の最後、開会式前日になります。

私がちょうど自分のヘボ野球のナイター練習してた時のことでした。息子からのＬＩＮＥ。家族グループに入りました。

「背番号もらえませんでした」

という文面で始まった文章、そのあとは家族への感謝の言葉が少し添えられていました。
残念…というより、なんて声をかけて良いかちょっと返信になやみました。で、

「そればっかりは仕方ないね、あとは気持ちを切り替えて仲間を精いっぱい応援して、一緒に夏を燃え尽きよう！」

と返しました。

家に帰ると、リビングにいた息子が急に起立して、直立不動で

「お父さん、背番号もらえませんでした」と改まった正式な報告。

いやいや、かける言葉も見つからないし、まぁ、しょうがないよと軽く返して終わろうとする私に息子は泣きながら続けます。

「ほんと…いつも家族にはいっぱい迷惑かけて…お父さんにもいっぱい応援きてもらって…背番号もらって少しでも、少しでも恩返ししたくて頑張ってきたけど、最後の最後、背番号もらえなくて、ほんとすいませんでした。

ほんと長い間、ありがとうございました！

俺の野球はこれで終わりだけど、腐らないで応戦も一生懸命やるんであともう少しよろしくお願いします」


正直…声がつまって、というよりもう泣けて泣けて、もうこれ以上しゃべれなくなりました。

あとで聞きましたが、私が帰宅する前、同じように姉にもきちんと感謝を述べ、家内にもきちんとお礼を述べたそうです。

実力の世界だから仕方ない。そんなことは当の本人も親も最初からわかっていました。
そもそも、直近の練習試合を見ている感じでは結果も出ていなくておおよその予想はついていました。

ただ、実は金曜日の朝の新聞では、ベンチ入りメンバーに息子の名前が載っていました。新聞記事の投稿時期を考えると割とバッティングの調子が良かった時期でしたし、一抹の望みはたしかにありました。

そんな事もあって実は何人かの知り合いからおめでとうメールが届いていましたが、実際はキツイかも…ってことはわかっていたので、半信半疑というより９割疑っていました。

ただ

それでも…ダメだった、というメールをもらったことで親の私が少しへこんだ事も事実で、あとで聞くと想像以上に息子のほうは凹んでいたようです。

想定では息子自信も、やれることはやったし、もう少しひょうひょうと、というかクールに受け止めるんじゃなかろうかと思っていたのですが、背番号授与式の後、同じように「落選」の同友とは肩を叩きながら泣き、滑り込みでベンチ入りした友はそんな息子と一緒に泣いてくれたそうです。

すっかり日が落ちたグランドでしばらくそんな時間を過ごしてきたようでした。

思えば来る日も来る日も、全体練習後の自主練も気の会う仲間とやってきたようです。
家に帰ってきてからもひとりでマンションのエントランスで夜な夜な素振りをしていたのも知っています。
（考えるとマンション住人の方は嫌だったでしょうね…それはすいませんでした）

親としては、そりゃもちろん、ベンチ入り、スタメンが嬉しいでしょうが、それ以上に息子の人間的な成長を望んでいます。
選ばれなかったから、といって腐って応援に手を抜いたり、投げやりになるような…そんな後味悪いのは絶対嫌です。

そんな親の思いを受け取ってもらえた気がしました。

「背番号をもらえる」ということを自分の「誇り」ではなく「恩返し」だと言った息子に、ただただ脱帽です。
親の予想をはるかに超えていきました。

こんな人間の成長を与えてくれたＴＣ野球部、そして指導者はじめ関係者各位には感謝の気持ちしかありません。



あとは、息子共々、応戦するしかありません！一つでも多く、頂点めざして勝ち進む！

甲子園優勝以外は、いずれはどこかで負けてしまうものです。…が、その時は息子と共に泣き、熱い、熱い夏を過ごすぞ！という気持ちに向いています！

個人的に息子を応援してくれたみなさん、ホントありがとうございました。以上、ご報告となりますが、以降、高崎商業硬式野球部を応援して下さい！！

最後

息子の高校野球、クライマックスにはまだもう少しですが、この週末の練習試合はおそらく二年半に及ぶ最後のホーム戦でした。

最終戦後、グランドでは夏大会に向けて選手の決意表明とマネージャーから千羽鶴と三年生へのお守りの贈与。



決意表明とともに、部員全身で校歌斉唱！我々も背筋がピンとなるほど気持ちが伝わる、いい校歌でした！

そして、このメンバーでの記念撮影。



マネージャーからの千羽鶴には、熱烈峻厳（ねつれつしゅんげん）と書いてあります。
※　厳しく情熱を傾け、妥協を許さない厳しさを持つこと

そんな熱い思い！…誰にもこの千羽鶴を渡さずに掲げつづけなくちゃですね。



それにしても、私自身二年半、よくここに観戦に来ましたね。
おそらく私にとって、このメンバーの野球観戦はもう無いのかな。
もしかしたら何かのイベントでそんな観戦があったとしても今の気持ちで見るのは今日が最後。

グランドも。



来ることはあるだろうけど、もう保護者同士でバカ言い合って観戦することも無いでしょう。
そんな保護者同士でランチにももう行くことも無いのかな。
もしかしたら何かの機会でこのメンツでランチに行ったとしても今の気持ちで行くのは今日が最後。

何もかも最後です。



帰宅後

息子が最後の夏に向け、私に髪を切って欲しいと言いました。



このバリカン、中学からよく働いてくれました。
おそらく今後はこのバリカンで息子の頭を刈ることも無いでしょう。
もしかしたら何かの理由で刈ることがあったとしても、今の気持ちで息子の頭を刈るのは今日が最後。

いつもより…いつもより少し丁寧にバリカンを走らせました。




最後の夏はプレイヤーだけのものじゃない。

指導者、プレイヤー以外の部員、マネージャー、そして我々保護者も同じような思い。

そんな思いを乗せ、いよいよ今週末から最後の夏が始まります！！