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あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

空あおぎ背丈をこえた蓮を見る  あきオジ

2011-07-08 05:45:06 | 日記
神代植物公園の蓮です。

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みのむしのぶらりと世にふる時雨哉  蕪村

みの虫のしぐれや五分の知恵袋  蕪村

みのむしの得たりかしこし初しぐれ 蕪村

(「蕪村春秋」高橋治著を読みます。よく利用します。そして、選ばれた句を利用します。その中でみのむしを扱った句を並べていました。自分を孤高の存在としてみの虫を重ねているのがすごいですね。芭蕉にしても山頭火にしても人生そのものを重ねて句にするのですね。私のような俳句は、もどきで、暇つぶしで、人生を重ねる重さは避けたいものには、まだまだですね。まあいいか。私は芭蕉でもなければ山頭火でもない。ただのおっさんで十分なのだから。でも、それはそれ惹かれますね。)

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釣り人の情のこわさよ夕しぐれ  蕪村

(孤高をおそれない蕪村を象徴する句で、お気に入りなのです。それにしても「夕しぐれ」というのは、言葉そもののもいいですね。北斎の版画にもありますね。)

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夕しぐれ蕪村のひとりをしのびけり  あきオジ

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