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あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

ときを越えときをぬける薬缶かな  あきオジ

2012-08-27 06:39:54 | 日記
さいきん、意味不明でいいじゃないかと思うことがあります。
分かってもらいたいように表現する。

そんなことは難しいし
望んでもいません。

大部分は自分でも理解したり
納得した言葉を並べているわけではないのですから。

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白髪を増す藁塚に近づきて  永田耕衣

六尺の寝床や蓮枯れにけり  永田耕衣

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我もまた人の子なれば帰りたし  あきオジ

泣くこともなくなる悲しさうどん食い  あきオジ

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ほほ笑みを投げ返したし彼岸花  あきオジ

2012-08-27 06:19:09 | 日記
「北温泉」にありました。
「無法松の一生」を連想しました。

そういえば「無法松の一生」は小説も映画もよかったですね。
ありえないから「憧れる」というか
ありそうなのにあり得ないから「憧れる」

そんな感じですね。

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飲みそうもない美人画のグラスかな  あきオジ

缶ビール並べて語る秋の旅  あきオジ

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秋風やあれも昔の美少年  一茶

ちまちまとした海もちぬ石の花  一茶

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いくたびも燃えて消える雲にのり   あきオジ

2012-08-27 06:10:57 | 日記
「北温泉」の館内に飾ってあった
(というよりおいてある)
絵です。

ちょっと気になる絵でした。

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御仏の黄な花に薫りもなくて  放哉

月夜風ある一人咳して  放哉

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温泉を一気に抜ける風の色  あきオジ

立ち上がる気力もうせて湯につかる  あきオジ

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