
この作品で2005年度のオスカー主演男優賞を取った、フィリップ・シーモア・ホフマン。
名前が長いので、略してP・S・Hとしておこう。
受賞するとは思ってなかったのか、だいぶ経ってからの公開。
この種の映画は、受賞でもしなかったら劇場未公開になってたかもね。
とはいっても、ひらりんとの相性が悪く、公開後なかなか観れなかったよ。
やっと、タイミングが合って、ご鑑賞となりました。
原題も「CAPOTE」。コレは主人公の作家、トルーマン・カポーティの名前。
2005年製作の犯罪ドラマ系伝記、114分もの。
あらすじ
ニューヨークセレブのさきがけの人気作家トルーマン・カポーティ。
1959年11月に起きたカンザスの一家4人殺害事件を取り上げる事に・・・。
早速、幼なじみの作家、ネル・ハーパー・リーを取材助手として同行・・・
現地に行くが・・・。
ここからネタバレ注意↓
(反転モード・・・左リクリックのままマウスを動かしてね)
カポーティって人、「ティファニーで朝食を」の作家らしい。
当時の超有名人・・まさにセレブ・・・ここでもう一発当てよう・・・と。
最初は新聞記事くらいの取材のつもりが・・
だんだん小説書いちゃおう・・って事になる。
今までにない「ノンフィクション」というジャンルの小説。
現地の捜査担当刑事は冷たいが・・・
その奥さんが小説好きで、家に夕食ご招待してもらったりして意気投合。
捜査内容をちょっぴり教えてもらったり・・・。
そんなこんなしてる間に、容疑者が2人捕まる。
保安官事務所に留置されてる容疑者の一人ペリー・スミスに会いに行くカポーティ。
ここでも上手く留守番のオバサンを説き伏せて彼と面談・・・。
容疑者2人は、弁護士が悪かったらしく??予備尋問を放棄・・
陪審員裁判で有罪・死刑を宣告される。
このままじゃ、真相が判らずじまい・・・じゃ困ってしまうカポちゃん。
何度かペリーと面会し、不思議な感情を抱いてたカポちゃん。
彼らに優秀な弁護士を付けて、上告できるようにしてあげちゃう。
ところでそんなカポちゃん。
容姿は童顔ポッチャリ系でカン高い甘ったるい声・独特な言い回しのお喋り・・・
セレブだけあって高級マフラーや超ロングコートを身にまとったり・・・
かなり、コンプレックス持ちの目立ちたがり屋さん・・・かなっ。
子どもの頃に母に捨てられた過去は、一歩間違えれば、
今回の容疑者ペリーと同じ道を歩んでたかも・・・と、彼は思ったのかも。
早く真相を聞きだして本を出したいカポちゃん・・
刑務所に移送される犯人に面会に行く。
刑務所長を買収・・・ペリーの独居房に自由に入れる身に。
ちょっと、ありえないけど・・・米国の刑務所なら買収くらいアリアリなのかなっ。
そこで、彼の日記を貸してもらったり、仲良くなっちゃう・・・
でも、再審請求が通っちゃって、死刑は延期・・・
カポちゃんには作家の彼氏
がいて・・・
冷たいカポちゃんをスペインに執筆旅行に誘ったり・・・
だってーーー、なかなか裁判がすすまないんだもーーーん・・・とカポちゃん思ってたはず。
そーこーしてる間に、時は経ち・・・
ついに控訴棄却・・・犯人2人の死刑執行が決定・・・。
何度も手紙を貰ってたけど、返事も書けずにいたカポちゃん。
本を書くために犯人に接触・・・
仲良くなって、気の許せる友人とまで思ってもらってたのに・・・
そんな彼には死んでもらいたくない・・・
そんな死刑執行は見届けたくない・・・・と思いながらも・・・
小説完成の為に、彼らの死を見届けるカポちゃん。
袋かぶせられ、死刑台から落ちていくシーンは、超ショックっ。
出来上がった小説のタイトルは「冷血」。
犯人の残虐性を的確に表したタイトルだけど・・・
担当警部には冷たい顔されてたし・・・
リーには、カポちゃんが冷血では?・・・と言われてました。
ひらりんも、カポちゃんが冷血だぁ・・・と思いましたが・・・
これが作家根性だ・・・・といわれたらそれまで・・です。
しかし、この「冷血」以降、一切小説を書かなかったらしいカポちゃん。
いや、書けなくなっちゃったのですね。
新ジャンルを確立した有名小説の影で、
一人の作家が筆を折った・・・事件のお話でした。
ここまでネタバレ注意↑
この演技でオスカー受賞はナットクだね。
こんなヘンなおじさんじゃなきゃ、有名作家とはいえない・・・くらい有り得る奇人の演技。
文章も上手いからベストセラー小説になるんだろうけど・・・
この人はお喋りでも人々を魅了し、人生を切り開いてたんですね。
まっ、最後は・・・・な人生だったようですが。
ひらりん的この映画の関連作は
カポちゃんの幼なじみの女作家のネル・ハーパー・リーさんは「アラバマ物語」の原作者。
P・S・Hの作品は「M:i:III」の悪役が新鮮。
ベン・スティラー主演の「ポリー mylove」にも出てましたが。
という事で今回は
ゲイ術度・・・



ノンフィクション文ゲイ作品を作るのは大変なんですねっ。
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名前が長いので、略してP・S・Hとしておこう。
受賞するとは思ってなかったのか、だいぶ経ってからの公開。
この種の映画は、受賞でもしなかったら劇場未公開になってたかもね。
とはいっても、ひらりんとの相性が悪く、公開後なかなか観れなかったよ。
やっと、タイミングが合って、ご鑑賞となりました。
原題も「CAPOTE」。コレは主人公の作家、トルーマン・カポーティの名前。
2005年製作の犯罪ドラマ系伝記、114分もの。
あらすじ
ニューヨークセレブのさきがけの人気作家トルーマン・カポーティ。
1959年11月に起きたカンザスの一家4人殺害事件を取り上げる事に・・・。
早速、幼なじみの作家、ネル・ハーパー・リーを取材助手として同行・・・
現地に行くが・・・。
ここからネタバレ注意↓
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当時の超有名人・・まさにセレブ・・・ここでもう一発当てよう・・・と。
最初は新聞記事くらいの取材のつもりが・・
だんだん小説書いちゃおう・・って事になる。
今までにない「ノンフィクション」というジャンルの小説。
現地の捜査担当刑事は冷たいが・・・
その奥さんが小説好きで、家に夕食ご招待してもらったりして意気投合。
捜査内容をちょっぴり教えてもらったり・・・。
そんなこんなしてる間に、容疑者が2人捕まる。
保安官事務所に留置されてる容疑者の一人ペリー・スミスに会いに行くカポーティ。
ここでも上手く留守番のオバサンを説き伏せて彼と面談・・・。
容疑者2人は、弁護士が悪かったらしく??予備尋問を放棄・・
陪審員裁判で有罪・死刑を宣告される。
このままじゃ、真相が判らずじまい・・・じゃ困ってしまうカポちゃん。
何度かペリーと面会し、不思議な感情を抱いてたカポちゃん。
彼らに優秀な弁護士を付けて、上告できるようにしてあげちゃう。
ところでそんなカポちゃん。
容姿は童顔ポッチャリ系でカン高い甘ったるい声・独特な言い回しのお喋り・・・
セレブだけあって高級マフラーや超ロングコートを身にまとったり・・・
かなり、コンプレックス持ちの目立ちたがり屋さん・・・かなっ。
子どもの頃に母に捨てられた過去は、一歩間違えれば、
今回の容疑者ペリーと同じ道を歩んでたかも・・・と、彼は思ったのかも。
早く真相を聞きだして本を出したいカポちゃん・・
刑務所に移送される犯人に面会に行く。
刑務所長を買収・・・ペリーの独居房に自由に入れる身に。
ちょっと、ありえないけど・・・米国の刑務所なら買収くらいアリアリなのかなっ。
そこで、彼の日記を貸してもらったり、仲良くなっちゃう・・・
でも、再審請求が通っちゃって、死刑は延期・・・
カポちゃんには作家の彼氏

冷たいカポちゃんをスペインに執筆旅行に誘ったり・・・
だってーーー、なかなか裁判がすすまないんだもーーーん・・・とカポちゃん思ってたはず。
そーこーしてる間に、時は経ち・・・
ついに控訴棄却・・・犯人2人の死刑執行が決定・・・。
何度も手紙を貰ってたけど、返事も書けずにいたカポちゃん。
本を書くために犯人に接触・・・
仲良くなって、気の許せる友人とまで思ってもらってたのに・・・
そんな彼には死んでもらいたくない・・・
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小説完成の為に、彼らの死を見届けるカポちゃん。
袋かぶせられ、死刑台から落ちていくシーンは、超ショックっ。
出来上がった小説のタイトルは「冷血」。
犯人の残虐性を的確に表したタイトルだけど・・・
担当警部には冷たい顔されてたし・・・
リーには、カポちゃんが冷血では?・・・と言われてました。
ひらりんも、カポちゃんが冷血だぁ・・・と思いましたが・・・
これが作家根性だ・・・・といわれたらそれまで・・です。
しかし、この「冷血」以降、一切小説を書かなかったらしいカポちゃん。
いや、書けなくなっちゃったのですね。
新ジャンルを確立した有名小説の影で、
一人の作家が筆を折った・・・事件のお話でした。

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まっ、最後は・・・・な人生だったようですが。
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カポちゃんの幼なじみの女作家のネル・ハーパー・リーさんは「アラバマ物語」の原作者。
P・S・Hの作品は「M:i:III」の悪役が新鮮。
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突然の書き込み、大変失礼いたします。
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アメブロで「★試写会中毒★」を書いてますmichiと申します。
二日ほど前から、gooサンへ一切のTBができなくなってしまい、
更に、URLを載せてもエラーとなってしまうため(コメント覧へのURL表示もエラーになってしまいます 泣)、URLナシでこちらへコメントさせていただきました。
申し訳ありません。。。。
本作品、潜在的な偽善が浮き彫りになっていて、
鑑賞後しばらくズッシリきました。。。。
そしてホフマン氏、「M:i:Ⅲ」とはまるで別人だったのに驚きました。
あの声、あの仕草・・・ちょっと怖いけどわかりやすくて、
カポーティってこういう人だったんだ・・と映画に入りやすかったです。
また遊びにきますね★
今後ともよろしくお願いいたします。
ところで、「フィリップ」のイニシャルは"F"じゃなくて、"P"ですよ。 Philipなので・・・。
フィリップ・シーモア・ホフマン(ホント長いですね)の大ファンで、脇役界ではピカイチ!と思っていましたが、意外と主役もイケますね。
同じゲイ役とはいえ、『フローレス』の時とは全く別人で、彼のふり幅の大きさに改めて感動しています。
またお邪魔させていただきますね!
私もPSHと略す派です(笑)
なりきり演技がすごかったですね。
「フローレス」という女装のオカマちゃんを演じて
デ・ニーロと共演してる映画もよかったですよ!!
シンプルな映画評が、すてきです。
参考にさせていただきます!
この映画を見て、カポーティの「ティファニー」と「冷血」が読みたくなりました。
それでは、またよろしくです!!
そう、オスカー獲得後のあわてての公開のように見えました。
私はDVD鑑賞でしたけど・・・(笑)。
カポちゃん♪(この呼び方とってもプリティ~)の気持ちの移り変わり
揺れ動く様、作家としてはたまた一人の人間としての葛藤
そんなこんなが詰まった作品でしたね~。
喜怒哀楽を大袈裟に表現していないのに、しっかり彼の“思うところ”を
観客側にカンジさせる演技は流石オスカー俳優♪です。
ちなみに、フィリップ・シーモア・ホフマンの仕草をみて
おすぎさんを思い出した私でした。
こちらからもTRBさせていただきました♪