後楽園は今更言うまでもありませんが、日本三名園の一つとして全国的に
その名を知られております。
当公園は岡山藩主池田綱政公が家臣の津田永忠に命じ貞享、(じょうきょう)
4年(1687)に着工し元禄13年(1700)には一応の完成をみたとのことです。
その後も藩主の嗜好に合わせて手が加えられましたが、江戸時代の姿を大きく
変えることなく現在に伝えられています。
江戸時代の絵図や池田家の記録、文物が数多く保存され、歴史的な変遷を
知ることのできる、地方では稀な大名庭園であると記述されています。
明治17年に岡山県に譲渡され、昭和9年の水害や昭和20年戦火によって
甚大な被害を受けたものの、江戸時代の絵図によって復旧をしております。
昭和27年には文化財保護法による「特別名勝」に指定され、後世に伝える
歴史的文化遺産として維持管理が行われています。
前置きが長くなりましたが、後楽園の正門入り口横の自販機で入場券を買い
入園をしました。
入口から左方向に進んだ為 、先ずは丹頂鶴が飼育されている鶴舎に着き
ました。ご覧のように愛嬌を振りまいてはいませんが、沢山の鶴が我々を特徴の
ある鳴き声で元気良く迎えてくれました。
その鶴舎を少し通りすぎたところに綺麗な紅葉を見つけたので上方の写真に
収めました。
そこから少し歩くと津田永忠の遺績碑が在ったので写真に収めました。これも
ご覧ください。
後楽園観光の最初のリポートを終わります。