鶴舎から東南の方向に歩を進めると眼前に広大でとても美しい「沢の池」が
現れてきました。造形美とは言うもののこれ程の超大型のスケールで築造を
された庭園は、予測をしていたよりも遙かに大きいインパクトを私達に与えて
くれました。
全ての景色が調和のとれたシンメトリカルなその美しさにしばしの間呆然
と見惚れてしまいました。流石日本の3名園に数えられるだけのことはあると
首肯した次第です。ふつうは深山幽谷でしか見る事の出来ない山紫水明の
美を岡山市の中心部付近で体感できるのは幸運としか言いようがありません。
その美しい風景写真を上に掲載致しましたのでじっくりとご覧ください。当然
今までに何度も足を運ばれその景観を堪能された方も沢山おられると思いますが、
今暫くお付き合い下さい。
池で遊弋(ゆうよく)する鯉の群れや、岡山城を背景にした水田等を撮りました。
この水田での田植え風景はその都度テレビで放映されているので、皆様方も良く
ご存知のことと思います。最後に、池の直ぐ傍に広がる大きな茶畑が在ったので
上方写真に収めました。
この茶畑の茶葉はやや苦みの強い古種であるとのことです。つまり余り美味しく
ないのでしょうね。 それでも江戸時代からこの茶をたてて嗜んできたのではないで
しょうか。
今日のリポートはここまでと致します。