寒波の白い芸術、
今日の話題は、この鋭い 「 氷の矢 」 のように締めくくりたい・・・

オホーツクに面する 「 佐呂間(サロマ)町 」 の 若狭地区 を襲った「 竜 巻 」
亡くなられた方々、ケガをされた方々、これからの厳冬期に向かい家屋を失った方々・・、心よりお悔やみ及びお見舞い申し上げます・・・。
私たち自然を相手に趣味を満喫するアウトドア派にとって、自然の驚異を見せ付けられた災害でした。 予知 も 避難 もあったもんじゃない、急な出来事。 是非、政府はじめ自治体の早急な対処・対策を願いたいものです。
早急な対処・対策と言えば、例の「高校の必修漏れ問題」。 普通、問題には答えが付き物だが、今回は「答え泣(鳴)き事件」。 実は銀太郎家でもこの事件がまともに降りかかっているのです・・・。
「 予備校や塾も地元にはなく、参考書ひとつそろえるのにも苦労する。本校の場合、受験対策は学校の中で完結するしかなかった 」。
11月5日付け北海道新聞の「予備校少なく代役」の大文字タイトルにつづく記事のスタートを切った教頭のコメントは、我銀太郎家 「 高校球児 」 が通う進学校。
生徒のため、土曜・日曜もなく学校に詰める教員、そして解放された職員室に助言を求めて出入りする生徒たち。
地方のハンデを背負いながら大都市と互角に取り組む受験対策。
親として頭が下がる高校の取組み、今回の事件、生徒に謝罪しない高校側の強気対応、そして明日は遅ればせながらの「保護者説明会」。
どんな作戦で臨もうか、久々に降りかかった「サケ釣り」以上に難しい「 難 問 」。 問題なのは被害者は 「 子ども達 」 である事。 この春卒業した子は「良し」で来春卒業者には「受験前のペナルティー」。そして生徒に謝罪の言葉のない実態・・。この部分がスッキリしない。
ゆとり教育が叫ばれたものの、学力の低下が指摘され、またまた詰め込み教育の復活。 その狭間でリスクを背負わされハンディを背負った階層の子ども達が今回の事件で2重の錘(おもり)を背負う・・・。錘は 「 釣りの世界 」 で充分だ!
親からの 「 厳しい意見 」 に学校側が攻めたてられたら、「 学校擁護 」 の意見でも発してあげたい、しかし親達が「無言の容認」策にでたら生徒達に謝罪の言葉もない学校の対応に 「 氷の矢 」 を吹いてやりたい・・・