メス鮭 「金子(きんこ)」のひとり言

サケ釣り没頭の釣キチさん・・、私を釣り上げるための秘策「シーズンオフのメンタルトレーニング」を教えちゃいますっ。

サケの婚姻色

2006-09-28 | きんこのからだ

 

メス鮭「金子(きんこ)」です

お腹の赤いサケ・・・なぜ赤い?との問いに

海山人さんから~婚姻色?

三度笠さんから~卵のせい?ケガしてる?

との答えが寄せられました・・・・

今日は、金子たちサケの婚姻色のお勉強しましょ!

 サケではもっとも価値の高いビカビカの鮭・・・

婚姻色は金子たち魚に限らず、両生類や爬(は)虫類にもありますが、サケの婚姻色は紫や黒、赤の縦ジマが入ってきます。 これを 「ブナ」 っていいます。

皆さんたち人間の世界で 「色っぽいお姉さん」 とか 「色おとこ」 は婚姻色(

ブナ)の肌になっているのかな? 海山人さん、教えて下さいね?

 釣り上げた時はビカビカでも、少し時間が経つと下のサケのように黒っぽい縦ジマが入りますが、まだブナとは言いません。 上のサケは赤紫の模様が入っているでしょ。 ブナの始まったサケです。

拡大して比べてみると・・・

 婚姻色が始まっているのがわかるでしょ? そして昨日のお腹の赤いサケが婚姻色で色付いたものでないのがわかりますね・・・。

 上のサケは最初のブナザケに比べると身体が全体的に黄色いでしょ?

これは河口から一旦川に入って再度海に戻ったサケ。

遡上のために徐々に真水に身体を慣らしたサケは、河口付近に集まり始めます。だから河口付近ではサケがたくさん釣れますがブナザケの比率がグ~ンと上がります。

そして川に入っては海に戻り・・・を繰り返し、大潮の日やシケの日に一気に遡上を開始し始めるんですよ。

 この切手は、ブログのお友達「Suisui」さんが入手したロシアの切手

ずいぶんブナったサケの写真かがわかるでしょ?

 これらの写真は、川に遡上して産卵間近または産卵後のサケです。

先住民アイヌの方々はサケを食文化としてのみならず、衣服や履物にまで活用して生活していたのですが、まさに「捨てるところのない北の幸」なんですね・・・。

                          

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サケのお腹・・・

2006-09-27 | 感動!北・北海道

 

メス鮭「金子(きんこ)」です

釣り師の皆さんは知ってました?金子たちサケのお腹が赤いこと・・・

ね!ね!ね!

意外と意識しないでサケ釣りしてません?

この赤いお腹がサケの釣れるポイントと関係大有りだったら、釣り師の皆さん真剣に原因を考えるでしょ!

金子がメンタルトレーニングしましょ!って言う訳は、金子たちの身体を知ることが釣果につながるって事なのよ・・・。

そこの美味しくサケを食べている皆さん!そう、チルドの会の皆さんも!

サケ科学館の学芸員さんだって知らないんだからぁ~

みなさん考えてくださいな・・・

最後に1枚・・・

この茶色い物体はなんだぁ??

 

                          

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拘(こだわ)り・・・

2006-09-26 | 仕掛のお話

 

こんな眩(まぶ)しい日の出もありました・・・

9月、北・オホーツクの夜明けに快晴の日は少ない。

太陽が昇る時間にカメラを準備するが水平線にはいつも「雲」、この時間帯ホタテ船がいつも太陽を横断して「ご出勤!」

                           

メス鮭「金子(きんこ)」です。

サケがいれば必ず「釣る」。銀太郎たち釣り仲間の鉄則・・・。

しかし、その陰にはそれぞれの「秘策」が潜んでいるようです。

銀太郎の秘策はたくさんあるけれど、釣るための最終手段「針」にも拘(こだわ)りをもっている。 こっそり金子がばらしちゃお~っと。

左から 

① H社のムツ針22号  ② G社のソイ針21号

③ G社のソイ針金22号 ④ S社のサーモン針小

                           

① ~ 今年初の試みで使用、釣果は抜群、バレが少ないのが魅力

② ~ こだわりの針で15年間愛用してきたソイ針、多少捻りを加えると強い見方

③ ~ 今年試行で使用、釣果実績が出る前に使用中止、太くて重いのが最大理由

④ ~ 一般的なサケ針だが、バランスを重視する銀太郎からは魅力は乏しい・・・

相対的評価

①のムツ針は掛かるとバラシが少ないのが最大の魅力、しかしこのメーカーの針は塗装が悪く、すぐ錆が出てくる。結果的に時間が経つと刺さりが悪くなり釣果に悪影響がでる針。

②のソイ針は北オホーツクでは今やサケ針の代名詞的な針。軽くバランスの良さが高い評価を得ている。特に凪(なぎ)の日には釣果に差が出る。

③のソイ針(金)は今年発見したカラー、もしかして「金」・・・期待したが特に効果もなく、おまけに太さがたたってバランスを壊しやすい針。フロートを長くすれば問題解決だが銀太郎は既にムツ針に気持ちが移っていた・・・

④のサーモン針は、これまたバランスが取れない針で銀太郎にすれば「論外」

バランス・バランスとこだわりの銀太郎のようですが、「サケの気持ちになる」と判ってくると金子も思います。 釣れない釣り師の皆さんも悩んで下さいね!

来シーズンは大太郎ムツ針100パーセントで爆釣かもしれません・・・

                          

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朝マズメ・・・

2006-09-26 | 海辺での出来事

 

こんな朝日は初めてだぁ・・・などと言いながら「一服」したい気分

朝マズメ・・・

魚たちのご機嫌の時間帯の北オホーツク海岸

ルアーマンからブッコミ釣り師に変更した「Masaru君」は何処だ?

・・・・

いた・いた!

 まぶしい日の出に目を細めながら竿先に集中する「Masaru君」

 そして走った

 大きな竿の引き、そしてまだ見えぬ大物からのこの感触、力とテクニックと感との闘いだ

  「サケ」だ「鮭」だ「酒」持って来~い!と言ったかどうかは定かではない

 凪(なぎ)の日の波打ち際の処理はとても難しい・・・しかし、良型サケを確実ゲット! 

    ( お・み・ご・と  )

 サケは最後の力を振り絞るが、釣り師の裁きが「上」

 回りの釣り師からの視線を感じながら、サケを取り込むこの瞬間は平静を演技するも心の中は皆な「バンザイ」、顔は緩んでいるから皆なうつむく(笑)。

 魚たちに感謝しつつ、その場で「血抜き処理」。北の味がアップする瞬間だ

 次のサケが来た!

 

                          

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竿台・・

2006-09-25 | 仕掛のお話

サケ釣りの名器・・・

格さん秘策の竿台み~つけたっ!

さてさて、

格さんからの丸秘情報をもらってから何日たったかな?

さっそくランクルさんから試作の情報!

廃材利用との事ですが

ご立派!


オホーツクの虹・・

2006-09-24 | 感動!北・北海道

 

メス鮭「金子(きんこ)」です。

                       

雨が降るとサケが釣れる・・・

銀太郎のサケ釣り仕掛けは界隈から「スペシャル」と称され、曇りと雨の日に爆釣する可能性の高い逸品!

お好みのシルバーシールに夜光シールをオリジナルで貼った謎のシールで出来ているの・・・。

                        

雨が降るとサケが釣れる・・・

台風が去って、雨がやんだしばしの間水平線に現れた「虹」

 

天気は「晴れ」が好きだけど、釣には「雨」が好き・・・

出稼ぎ中の銀太郎は留守ですが、釣り上げた鮭は我家に届いているようです(笑)。チルドの会の皆さんへ送る郵パック。郵便屋さんの出入りも異常に多いとか(?)

 

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親子ロール

2006-09-22 | 感動!北・北海道

 

メス鮭 「 金子(きんこ)」 です

「食欲の秋」ですが 「 食欲のアキアジ 」 はいかが?

     ( ※ アキアジ : 鮭の別名で北海道弁 )

銀太郎家の食卓に並んだサケの親子・・・

称して、「親子ロール」

なかなかのヒット! きんこから1票あげちゃいます・・・

以前紹介した「牧草ロール」は→こちら

以前紹介した「親子丼」は   → こちら

 

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サケVSマス

2006-09-19 | 感動!北・北海道

 

メス鮭「金子(きんこ)」です。

 

サケ釣りシーズン真っ最中! 釣り師銀太郎はオホーツクへ「出稼ぎ?」中・・・。

今日はこのシーズン、北海道の釣りを二分している「サケ」と「マス(カラフトマス)」のお話。

 2匹のお魚さん、片方が「マス」片方が「サケ」。 判りますぅ?

もちろん、北海道の方は判りますよね!ね?

 体長はほぼ同じ・・・

                            

ここで金子(きんこ)がサケとマスの見分け方を教えちゃいますっ!

この写真に出てくるサケは♀(雌)、マスは♂(雄)ですのであしからず・・・。

 下がマス、上がサケ。

                            

オスとメスなので顔つきが違うのはお判りですね。

それぞれの顔をアップしてみると・・・

 こちらがサケ(♀)

 

 こちらがマス(♂)

  以前に紹介したカラフトマスのメスは→こちら 

  (ここでカラフトマスのメスの顔をアップしたら、判らなくなってしまうので省略)

サケ(♀)の鼻先は丸くって可愛いですが、マス(♂)の鼻先は曲がっているのが判りましたか?

                            

次は「背中」・・・

 こちらがマスの背中

                            

カラフトマスの雄は、遡上が近づくと背中がトガッテきます。

「背ッパレ」なんて言われるんですよ。

 こちらがサケの背中

サケの雄は、マスのように背中が「背パレ」にはなりません。

                            

次は尾っぽを比べてみますよ・・・

こちらがマス

こちらがサケ

とても似ているんだけど、マスの尾びれには「斑点」があるでしょ!ここが最終チェックポイントなんです。

                            

今シーズンは北オホーツクのマスの遡上時期が遅れているようで、こんなビカビカなマスがサケの時期に釣れる事は稀なんです。 この魚達は早速「チルドの会」会員へ旅立って行きました。 「チルドの会」入会希望は何らかの方法で銀太郎と連絡を取るとOKです・・・。

銀太郎はオホーツクに集中しているので、しばらくの間コメントへのお返事できないようだけど許してあげてね・・・。

 

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サケ釣り風景

2006-09-15 | 感動!北・北海道

 

北オホーツクの海岸風景・・・

 

望遠レンズで4キロ程先の人気スポットをアップしてみました。

 向こう三軒両隣り・・ではないのですが、北オホーツクの釣り師たちは皆な仲良しで、すぐ息統合します。

夜だって長いんだから、皆でサケ釣り談義が絶えません。

 仕掛けが絡まったりしても、せっかくの機会だから情報交換しちゃったりして・・・。

でも、素手で仕掛けを触るのはマナー違反!

何故かって?→ 訳はこちら

 

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Masaru君

2006-09-13 | 感動!北・北海道

 

ルアーマン「Masaru君」、今シーズンはブッコミマンに変身!

(朝マズメ、昇る朝日を見つめながら竿の変化を待つブッコミ釣り師Masaru君)

 

メス鮭「金子(きんこ)」です。

昨シーズン、ルアーマンだったMasaru君はブッコミ師に初挑戦したんだけど、今シーズンは違うの。 既にブッコミ師からのスタート・・・、これって「す・ご・い」。

やってみなきゃわからないサケ釣りの世界。 「ブッコミ」の奥の深さと幅の広さに超~魅力を感じると言い出したMasaru君。

金子(きんこ)からの「ひとり言」は一人の釣り師をすっかり「変身」させちゃったみたい。

そして確実ゲットの秘訣はちゃんと伝わってました・・・

 

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