メス鮭 「金子(きんこ)」のひとり言

サケ釣り没頭の釣キチさん・・、私を釣り上げるための秘策「シーズンオフのメンタルトレーニング」を教えちゃいますっ。

吸血おたまじゃくし

2005-10-31 | きんこのからだ

 

メス鮭「金子(きんこ)」です。

 

サケ釣師のみなさんは金子たちサケの身体の表面を観察した事がありますゥ?(イヤ~ン・エッチ!)

シッポの付近に「おたまじゃくし」みたいな物体がついてますよね・・。ほぼ100パーセント。 あれって痛いのよ!

そぉ・私たちの「」、吸われてるのぉ~あの「吸血おたまじゃくし」に。

ところで、なぜシッポの方にあの“おたま”がくっ付いているか皆さん判りますゥ?

この疑問って「大漁」につながる哲学のポイントになるって「ブッコミ釣師・銀太郎君」たちが言ってますっ。少し悩んでみませんか??

 

 


波をよむ

2005-10-30 | 自然観察

メス鮭「金子(きんこ)です。

「波」は私たちの回遊に大きな影響を与えているのは皆さん既にお気づきでしょうが、「同じ場所の竿だけが釣れる経験」はお持ちでしょうか。

だからといって他の釣り師がそこに入っても釣れない・・。これまた不思議な話。そんな秘密は金子たちサケや「ブッコミ釣師・銀太郎君」達、こだわり釣師の方しか解明できないのよね。今後ひとつひとつ解明していきますのでお楽しみにネ!

沖の同じ場所で「白波」が立っているのは釣り師ならば皆さん見た事があると思います。

「底が急に浅くなっている所」ということも想像されていると思います。遠浅の海岸では沖からの「うねり」は波が消えるまで同じ状態で砂浜まで上がってきます。

 オホーツク海の砂浜の多くは、浜辺から少し沖に進むと「急に深くなるポイント」があって、沖から進んできた「うねり」は底が急に浅くなったことにより生じるエネルギーを上方向に変えて、それが波打ち際まで届く「波」に変わります。

 かんたんな事例で言えば、遠浅の海岸(海水浴場など)は波がどこまでも消えないし、「かけ上がり」と呼ばれる段差のある波打ち際では「ドボン」と波が起きてそこで消えるでしょ・・。

お解かりのように、波は海底をよむ貴重な資料となり、サケ釣りにとっては「魚道」をよむ貴重な財産であることもご理解いただけると思います。 他人が入ると釣れない理由の1つにはこれら「ポイントのズレ」が原因と言えそうですね。

波の大きい日、沖から寄せる波を左右で比べて見て下さい。「ふっ」と波が変わる場所が発見できるかもしれません。なぜ変わるかって?前に説明した波ができる「逆」の発想で悩んでみてください。

なぜ深いポイントにこだわるのか・・これは大漁につながる大切なポイント、私たちの身体にもその大漁の原因がありそう・・。

 

 


はじめまして

2005-10-30 | ごあいさつ

 

ごあいさつ

釣師の皆さんはじめまして!私はメス鮭の「遠山金子」と申します。

ひとは「金さん」って呼ぶけど、今年もすっかりブナ(ブス)ってしまってまるで「遠山の金さん」みたい。

北海道の釣の醍醐味は豪快「サケ釣り」が有名。9月なんか北海道グルーッと1週サケ釣りフィ-バ-。みなさんの個性的なホームページも充実していて楽しいわよね。

金子の立場から言わせてもらえば、サケ釣師は「ワーッと群がってパッと去ってく」って感じかな・。釣れた・釣れない・あそこが釣れた・・・。そんな平面的な部分で満足しちゃってる。

 このブログはそんな短編的にサケ釣りを終わらせたくない、オフシーズンもメンタルなサケ釣師でいたいコダワリのあなたのページ。

金子自身がサケの体の事や習性、海の状態と釣との関係、仕掛けにだって物申すブログにしちゃいますね。

サケ釣りにこだわってるたくさんのHPやブログ同様、皆さんのお気入りに登録されるようがんばりま~す。

それから追伸、このブログ開設は以前から「ブッコミ釣師・銀太郎君」から強い要望を受けていて決意したんだけど、「銀太郎君」から釣師の意見ももらおうと思っています。皆さんからの異論も大歓迎、一緒にレベルアップしましょう!!

 

 


私をブナ(ブス)にしないで!

2005-10-29 | きんこのからだ

4年経った私たちを迎えてくれる方々に「アザラシ」や「漁師」「釣師」、「熊さん」なんかがいるのよ。

母川にのぼった私たちを捕まえる不法人間は番外として、海岸線では多くの釣キチ達が私たちを歓迎してくれているの。

でも真水に急になじめない私たちは、河口から遠い沖にしばらく待機して水温が下がるの待ち、徐々に岸に近づいて行くわ。

 河口から何キロも離れた岸辺は、私たちの休憩第1ポイント。近くの沼などからの湧水や、少し離れた河口から流れ出て来た微かな母川の水が海水に混じっているからなの。そして産卵への心の準備もしてるの「ヒーヒーフー」ってね。

母川にのぼる準備を始めた私たちは、「ブッコミ釣師・銀太郎君」たちが竿を出している河口から5キロも6キロも離れた海岸線を、友達になったオスの仲間たちと愛を語りながら回遊するのよっ。

だから「銀太郎君」なんか、ブナになった私たちとの出会いはないって言ってる。

でもね2004年なんか、彼の第1号の釣果祈念に思いっきりブナった遠山の金五郎君にお願いして食いついてもらったの。「銀太郎君」皆なに笑われてた。(^^)

 色んなブッコミ釣師がいてね、岸辺を泳いでいるのに思いっきり遠投してぼやいていたり、さざ波のたつ曇った日なんか、水面近くの酸素をたくさん含んだ所を泳いでいるの知らないで底の方にしか餌をセットしてくれないの。そんな釣師なんか最低!

お腹の子供たちが熟してくると、いよいよ旅立ちの時。河口付近へ行ってもだんだん身体が慣れてくるんだけど、もち肌は荒れてきて赤紫のシミまでできてくるんです。

そんなブスの私たちを歓迎してくれる釣師が河口付近にはほとんどでね、もっと若い時に釣り上げてほしかった・・なんて言いながら皆んなで釣られてあげるの。

 釣の「らりるれろ」ってしってる?「釣られ」「釣り」「釣る」「釣れ」「釣ろ」って言ってね、攻めの釣と守りの釣りに分かれるのよ。「釣れた~」って喜んでいるのは守りの人、「釣るぞ~」って研究している釣師さんが「ブッコミ釣師銀太郎君」の側にいっぱい集まってるのも北オホーツクの特徴かな・・。

釣師さん達、肌荒れしてない私たち釣って「銀ピカ」って喜んでいるけど、銀ピカしか釣ってないブッコミ釣り師もたくさんいるってこと知らないのよね。

結論を言うと、否定はしないけどさ、ブスな私たちは川にのぼらせてほしいのよ、せっかく旅立ちの準備OKなんだから・・。

 

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