幻の姫谷焼

幻の姫谷焼を現代に再生

現代の姫谷焼

2018-08-31 22:47:05 | 日記
江戸時代初期の姫谷焼の話は、真実とは大きく掛け離れている。
時の流れに沿って、都合の良い方に変えられてしまった。
姫谷焼の陶工はどう思うだろうか。
現代でも魅力を失われないのは、確かな技術に裏付けられた作品であるからだろう。
姫谷焼の陶工が今居られたら、気品ある作品を作ることを言われだろう。
見る人使う人に作品が語るのが、一番いい。
作る人はいいわけをしてはいけない。
現代の生活にあった作品を作り、作品を通して、生活に潤いを与える作品を作らなければならない。

素焼きの陶片

2018-08-31 20:30:43 | 日記
姫谷焼の素焼きの陶片からわかることは、皿はろくろと型押しである。
姫谷焼はろくろが抜群にうまいことになっているが、この陶片から見ると、ろくろで概略作り、型押しをしている。
こんなにろくろで薄く作れない。型はその当時は素焼きの型だろう。今なら石膏型です。

色絵磁器の素地

2018-08-30 22:25:55 | 日記
サヤ鉢の素地もできたので、最後の色絵磁器の素地を作らないと行けない。
材料を窯跡付近に行って、採取してこないと行けない。
自分の目で見て、実際に山に登って探さないと行けない
机上の空論ではいけない。材料に手でさわり
材料からデザインを考えなくてはならない。
姫谷は磁器と言うとすべて同じ材料と思ってはいけない。