姫谷焼発掘調査報告

姫谷焼発掘調査報告書を読んでみると、不可解なことが多い。
姫谷焼の代表的な作品は出土していない。
一号窯のあと、二号窯かと思っていたが、
一号窯を取り壊す前に、別の場所に窯を築いて、二号窯を築いてたのではなかろうか。
一号窯では青磁を焼いている陶片が出土しているが、二号窯では出土していない。

色絵窯の場所

姫谷焼の色絵窯がどこにあるか、謎であるが、現在、色絵窯は残っていない。
ただ、だいたいの場所はわかってきた。
色絵を描いて、窯詰めまでに破損したらもともこないから、描いてるところとは、窯が離れていない。
姫谷焼は色絵と有名であるが、色絵の陶片は一片も、出土していない。

幻の焼きもの

姫谷焼は、幻の焼きものと言われるが、研究してみると、姫谷のどこで焼いていたかわからない。
今知られている窯跡ではない。
べつに何其かあると思う。
それがわかるまでは幻の焼きものである。