幻の姫谷焼

幻の姫谷焼を現代に再生

100年持つ陶器作り

2018-10-28 06:59:58 | 日記
現代は使い捨ての時代である。これでは地球はゴミの山になる。
姫谷焼で100年以上持つ陶器作りを考えている。
100年も経てば、時代の生活様式も完全に変わるだろう。それだけ経っても、持つ陶器を作らなければならない。
姫谷焼ができて400年近くなるが、それでも伝世しているのは、素晴らしいことである。
本体の構造が持っても、デザインが古いと捨てられる。
使い捨ての陶器作りを捨て、100年持つ陶器作りしかしない。
こんなことを言っていたら、商売はあがったりである。
なかには、こんな陶器作りもあっていいのでなかろうか。
100年持つデザインを考えなくてはならない。

幻の姫谷焼の制作

2018-10-28 05:34:04 | 日記
現代なら、姫谷焼の粘土を材料屋に注文し、宅配便で送ってきて制作するのだが、姫谷焼の粘土は売ってない。
現代流の制作は全てやめて、江戸初期の陶工が高級品を作るしかたを想像した。
まず粘土は山から採取して、水簸をして粘土をつくる。
皿の原型の型を素焼きで作る。形になるまでに、何遍も試行錯誤をしている。
実物の見本を作って検討をしている。
それから、本制作にかかるのだろう。
ここまでお金に換算すると、大変な金額である。
そこまでしたから、300年以上経った現代でも作品が残っているのだろう。

目を肥やしている。

2018-10-25 20:02:42 | 日記
最近、展覧会をよく見ています。
物を作る人は、信用できる目が必要です。
展覧会を見に行くお金が入りますが、交通費がばかになりません。
東京に住まいの人はいいですね。
地方はなにかにつけてだめです。
地方にはいい展覧会が来ない。

藤田嗣治展

2018-10-22 21:14:21 | 日記
昨日、京都の近代美術館で藤田嗣治展を見ました。
細い線が素晴らしい。
こんな線を現代の姫谷焼に使うといい気がしたが、藤田嗣治は日本人の作品ですね。
藤田には藤田の独特な技術がある。
藤田の技術が独特の雰囲気の作品を作っている。