幻の姫谷焼

幻の姫谷焼を現代に再生

閉窯

2020-12-31 10:23:03 | 日記
姫谷焼の窯を作ったのは毛利元康である。1590年代に開窯しているが、1600年に毛利元康は関ヶ原の戦いで破れ、備後の国を撤退している。毛利家と関係が深いのが、浄土真宗である。窯跡の土地は江戸の初期まで浄土真宗本願寺派正福寺の寺領であった。姫谷焼は浄土真宗本願寺派が引き継いだ可能性が高い。
正福寺が1683年ぐらいに火事なり、下加茂に移転した頃に、姫谷焼のパトロンをやめたのではないだろうか。
パトロンを失ったことで閉窯したのだろう。


開窯

2020-12-31 09:18:33 | 日記
姫谷焼はいつ頃始まったのだろうか。
文献もないが、色々なことから照らしあわすと、1593年から1600年の間に開窯したことは間違いない。
窯跡の陶片を見ると、朝鮮の陶工が作ったのは間違いない。文禄 慶長の時に、日本に来たのだろう。

正月返上で制作

2020-12-29 22:35:00 | 日記
姫谷焼の粘土の謎がほぼ解けた。茶碗が入る人がいるので、正月返上をして制作に専念しなくてはならない。
コロナウィルスで旅行に行くこともないし、ほとんど家にいることになる。
大雪が降ったら、姫谷に行くことはできない。姫谷の方は人もいないので、感染する可能性はほとんどない。