前期もいよいよ佳境に入った。前期は平家物語を題材にとった薩摩琵琶歌を取り上げてきたが、我が先祖、島津兵庫すなわち義弘公作といわれる「小敦盛」初段、二段は涙なくしては語れない条である。
平敦盛と熊谷次郎直実との勝負から、我が子、小次郎と年が同じの敦盛の首を落とす瞬間の直実の親心。
一瞬、敦盛を逃そうとするが、迫りくる味方の軍勢に活路は無しと、がっくりくる直実。
その直実に「この場を逃れることができても、ほかの山賊などに捕まって殺されるよりは、直実に首を取ってもらいたい」と声をかける敦盛・・・・
解説している自分が胸をかきむしりたくなる内容である。
はたして、受講生の皆さんの心は如何に!?
平敦盛と熊谷次郎直実との勝負から、我が子、小次郎と年が同じの敦盛の首を落とす瞬間の直実の親心。
一瞬、敦盛を逃そうとするが、迫りくる味方の軍勢に活路は無しと、がっくりくる直実。
その直実に「この場を逃れることができても、ほかの山賊などに捕まって殺されるよりは、直実に首を取ってもらいたい」と声をかける敦盛・・・・
解説している自分が胸をかきむしりたくなる内容である。
はたして、受講生の皆さんの心は如何に!?