港大通公園キャンドルナイト出演

2009年12月20日 | 日記
 昨晩は、急遽、鹿児島市役所前の港大通公園で薩摩琵琶を弾く事となった。
 港大通りは、毎年、クリスマス前になるときれいなイルミネーションで飾られるが今まであまり足を止めてみるという事は無かった。というのも、こじゃれたカフェやレストランでもあれば立ち寄るであろうが、何も無い、に等しい。鹿児島はこういうところが商売ッ気がないというのかやる気が無いというのか、へたくそであると思う。歴史保存地区たる、市内中心部を流れる甲突川沿いももったいないし鹿児島本港区から市内繁華街へ向けての導線も、残念ながらなにも変わっていないのではないか。
 それはともかく、イルミネーションはきれいであっただけにもったいない気がした。今回のキャンドルナイトのような動きが大きな輪になり、定着し、動員がはかられれば、すこしは町並みも変わるのであろうか。それにしても寒すぎる夜であった。
 ウッガンサ-祭りはいよいよ終盤の追い込みにかかっている真っ最中である。ふくらはぎは正座の連続でツリまくり、あやうく運転していてブレーキが踏めなくなりそうであった。
 年末年始、安全運転で乗り切りたい。

大学生涯学習講座修了

2009年12月16日 | 日記
 本日で鹿児島国際大学生涯学習講座「SATSUMAIZMの根源を探る」が終わった。
前期後期に分けて10回程度の講座であったが、中世薩摩の朱子学の普及から、いろは歌の背景、藩校、儒教思想と国学にいたるまで薩摩士風を形成していく上での思想史の流れみたいなテーマで進めてきた。ベースは薩摩琵琶としたつもりが、ついつい話が脱線し、時間内に弾く回数は非常に少なかった。あれやこれやと切り口をかえ角度を変えてみた。落としどころは、今の鹿児島に何が活かされているのかという事であった。受講生の皆さん、お付き合いいただきありがとうございました。
 来年は、テーマをもう少し絞ってみたいと考えている。内容はまだ秘密である。

お神酒「精矛」いよいよデビュー

2009年12月14日 | 日記
 今年10月31日に復興開催された本誓寺詣、後の精矛神社詣りイベント「ISHIN祭」にあわせて開発された当社のお神酒「精矛(くわしほこ)」がいよいよアミュ地下の維新館およびこのブログのリンク先のひとつでもある「鹿児島蔵や」で頒布される事となった。
 頒布開始日は、文禄・慶長の役泗川合戦当日、敵味方区別無く供養の意を込めてこの日とした。
頒布価格は四合瓶が1,880円(税込み)一升瓶が3,580円(税込み)と少々高めであるが年間1,500本しか製造できないという事(関ヶ原の合戦で義弘軍の参陣者数)と、なんと、使用されている水が「神の水」とうたわれる青い色をした湧き水なのである!!
 今回この水に関しては、鹿児島大学教授の地質学者、大木先生のお墨書きを頂く事とした。
 今回のコラボレーションは、私の古くからの友人であるk氏からの熱い思いからであった。k氏は大の島津義弘公ファンで、自分の仕事柄、いつか焼酎ブランドに義弘公を欽仰してみたいとの思いがあった。当初は様々な問題をクリアしなければならず、時間がかかると思った。当方から提案したことは、既存の販売されているものにラベル張り替えするような事はしないでもらいたいという事であった。つまり今回開発するに際しては、初めて世に出る味でなくてはならなかった。それから、神社の前に流れる日木山川に源泉が合一している水脈であること。その水を使った焼酎メーカーである事などだ。ラベルデザイン、マーケティング、焼酎メーカーの選択等はすべてk氏に託した。
 この焼酎には、贈答用に桐箱入りも用意されている。桐箱の表のデザインは、今回ISHIN祭で作った、私が家紋の十文字を墨書きした幟旗がカラーで印刷されている。これは一升瓶入りで5,380円(税込み)となる。
 興味のある方は、今すぐ鹿児島中央駅アミュ地下維新館か、鹿児島市内和田小学校前の「蔵や」へGO!!

年末ライブ終了!!

2009年12月11日 | 日記
 薩摩琵琶の話ではないが、KOSHA BANDのお声がけで今年最後のライブをご一緒させてもらった。
 昨年の忘年会で、来年(今年の事)は「島津ブルースバンド」も県外進出もかねて、ライブ活動を展開したいななどと語っていたら、TOYOTAバンドコンテスト鹿児島代表に選ばれるや、その翌々週にはNHKの親父バンドコンテスト鹿児島県代表に選ばれるなど福岡で2回もコンテスト演奏が出来、その間、今回も含めて4回も鹿児島市内のキャパルボホールで演奏することができた。誠に有難い事である。

 ただ、12月は殺人的スケジュールのまっただ中であり、リハをする時間などありようはずがない。おまけに毎日一軒一軒家々を回って正座しながら祝詞をあげていれば足腰は悲鳴を上げ、声の調子は全然良くなく最悪のコンディションであった。

来年は自主公演もしてみたいなどと考えている。
また来年頑張ろう。KOSHA BANDの皆さん、ご来場の皆さん、ありがとうございました。
 さあ、またウッガンサ-祭りの日々である。

東京にて琵琶交流

2009年12月07日 | 日記
 年末立て込んでいる時期ではあったが、薩摩の会を久しぶりに開催した。
 忘年会という事もあって50名程の参加者を迎えた。不況にもめげず、みなさん元気そうで何よりだ。ジャズシンガーのリレットさんの娘さんであるエミリちゃんの弾き語りと、吉俣良さんのピアノ演奏をして頂いた。心いやされるひとときとなった。ありがとうございました。
 翌日、映画「半次郎」の薩摩琵琶シーン録音のため大泉の東映撮影所へ向かった。
午後、東京築地にて開催された須田誠舟先生の同門会にゲスト出演させて頂いた。十五年程前、師匠の鞄持ちで同行したがその頃聴いた薩摩琵琶の雰囲気があった。やはり洗練されている。めったに無い機会で、いい稽古になった。
 さて、地元に帰りウッガンサー祭りもいよいよ大詰めとなる。