震災以降、世間では様々な動きが展開された。鹿児島は幸い、震源地からは遠く、また懸念されている原発の影響も今のところはない。しかし、当初は、店頭からミネラルウォーターが消えたり、トイレットペーパーが品薄になるなど、という事があった。当方も半月程の間は、東北地方の知人数名の消息が掴めず、大変に気を揉んだ。
何か自分で出来る事は無いかと、神社の社頭に震災募金の小さな賽銭箱を置き、神社のオリジナル携帯ストラップを並べてその頒布代を全部義援金にまわすようにした。震災復興祈願も何度か行っている。三月末で一旦締め、募金を神社本庁へ振り込んだ。しばらく設置する。
しかし、外国人観光客の相次ぐキャンセルは観光立県鹿児島にとっては大変なダメージである。県外からの集客も減少し、学会や研修会もキャンセルが相次いだ。それら向けの講演会や琵琶の弾奏の仕事が全て吹っ飛んだ。まるまる一ヶ月近く、失職状態が続く。二次災害という言葉が頭をよぎる。我々は今回は幸いに被災していない。連日の被災地のニュースをテレビがどのチャンネルをまわしてもやっているのを一日中視ていると、次第にこちらもあたかも被災したかの如く気が滅入って来る。大好きな音楽すら聴く気にもなれず、楽器を触る気にもなれなかった。
このままではいけない。自粛ばかりしていたら日本は再生なんて出来なくなるのではないか。むしろ動ける人が動けるところで経済活動を、最低限今まで通り営む事が大事であると思う…一刻も早い復興を祈る。
何か自分で出来る事は無いかと、神社の社頭に震災募金の小さな賽銭箱を置き、神社のオリジナル携帯ストラップを並べてその頒布代を全部義援金にまわすようにした。震災復興祈願も何度か行っている。三月末で一旦締め、募金を神社本庁へ振り込んだ。しばらく設置する。
しかし、外国人観光客の相次ぐキャンセルは観光立県鹿児島にとっては大変なダメージである。県外からの集客も減少し、学会や研修会もキャンセルが相次いだ。それら向けの講演会や琵琶の弾奏の仕事が全て吹っ飛んだ。まるまる一ヶ月近く、失職状態が続く。二次災害という言葉が頭をよぎる。我々は今回は幸いに被災していない。連日の被災地のニュースをテレビがどのチャンネルをまわしてもやっているのを一日中視ていると、次第にこちらもあたかも被災したかの如く気が滅入って来る。大好きな音楽すら聴く気にもなれず、楽器を触る気にもなれなかった。
このままではいけない。自粛ばかりしていたら日本は再生なんて出来なくなるのではないか。むしろ動ける人が動けるところで経済活動を、最低限今まで通り営む事が大事であると思う…一刻も早い復興を祈る。