年内、薩摩琵琶大型行事は終了!

2010年11月30日 | 日記
薩摩琵琶への意識が今までに一番強い年であった、と思う。
「伝統」とは何か?「文化」とはいかなるものか?
「次世代へ繋ぐ」ことと「継承を担う」とはどう違うのかなど・・・。
 
 少なくとも、自分が教わってきたことの一つは、天吹の師匠である故白尾國利師曰く、「天吹は一度滅び行くものだった。自分たちはその天吹という化石をできるだけそのまま次に伝えるだけ」という言葉。
そしてそれを聞いていた当時二十代の自分は、内心「ほんとにそんなんでいいのであろうか!?なんてもったいない!」という気持ちが、今なお陰に潜んでいる自分。
この呪縛に、一生もだえ続けるのであろうか!!?

 救いは日新公の「いろは歌」の一節「道にただ身をば捨てむと思ひとれ かならず天のたすけあるべし」
覚悟の足りない自分が情けない。今日から出直しだ!!

大阪講演ツアー終了!

2010年11月09日 | 日記
 2年ぶりの浪速の空は爽やかなものであった。大阪は少しは元気を取り戻したのであろうか?
「天下の台所、大阪」のプライドを維持してもらいたい。
 多分、今回の講演ツアーが少しは手助けになったかな?
産湯に浸かった水は、いつ来ても柔らかく自分を包み込んでくれるような気がする。
若い世代の経営者達との語らいは、こちらも元気を頂いた。感謝、感謝!!
今日も先人やご先祖の話を伝えさせていただいた。熱心に聞いてくださる皆に頭が下がる。大阪の皆さん、ありがとう!!

甑島ツアー終了!

2010年11月03日 | 日記
 以前、鹿児島市内の中学校で県で初めて「総合学習」のモデル授業をしたことがあった。その時にお世話になった先生から要請があり、鹿児島県北西部に位置する、甑島の中学校で講演することとなった。どうせ来られるなら隣接した町のもう一つの中学校でも講演をしてくださいとのことで、1泊2日で講演会のハシゴとなった。
 この島の小中学生たちは、かつての昭和を思い起こさせる、天真爛漫で瞳輝く天使のような子供たちであった。
今時珍しい生徒たちで、願わくば世間の荒波にもまれても、そのままで育っていってもらいたいと思う二日間であった。教育環境の素晴らしい原点が、この島にも残っているような気がした。
 霞ヶ関や虎ノ門の方々も、もう少しこういう環境下での教育を参考に議論検討してみてはいかがかな?
現代教育関係でおこる様々な問題点の何パーセントかは解決するかもよ!!

新嘗祭始まる

2010年11月01日 | 日記
 今日は島津家本家を御祀りする鹿児島市吉野町の「鶴嶺(つるがね)神社」の秋季大祭 新嘗祭であった。平日であったためか若干参列者は少ない感じがした。が、仙巌園の菊まつりは大勢の観光客で賑わった。
 終わって地元に戻り、精矛神社の月次祭を執り行う。毎月の無事と国民の無事を神様に感謝する。
汗ばむ一日であった。