カタカナ用語の乱用

2020年03月23日 | 音楽
都知事が会見した。
会見の中での言葉に、
「オーバーシュート」
「ロックダウン」
というカタカナが使われた。
   ↓
「感染爆発」
「都市完全封鎖」
の方がよっぽど臨場感が伝わり、理解しやすい。

カタカナにすると、オブラートに包まれた感がありなんだか誤魔化されているように
感じてしまう。

#コロナ
#新型肺炎
#オーバーシュート

久々のブログ復活 「新型肺炎」自粛被害を憂う

2020年03月23日 | 音楽
新型肺炎の蔓延で、日々刻々と世界中が大変なことになっている。 
毎日テレビのニュースやワイドショーを見ていると、精神が振り回され、疲れてきた。 
政府の発する「要請」が果たしてどれほどの拘束力を持つのか、
とどのつまりは各地方自治体の長に丸投げである。
イベント開催等は、地方自治体の長は、イベント開催者に責任を丸投げである。
主催者以外、誰も責任を取ろうとしない。 リーダー達よそれで良いのか?
鹿児島県が今日の時点で感染者数ゼロである。 
政府が2月25日に感染症対策費本方針を発表し、テレワーク、時差出勤の奨励やイベント等開催の必要性を再検討するよう要請 してから、自粛ムードは広がった。 
2月27日には全国一律に、小・中・高校、特別支援学校等の休校を要請し、鹿児島県も結果として3月5日から4月5日の春休み終了時まで 一斉休校。
さらには、一部私立校も右へならへで休校だそうである。
鹿児島市内のカルチャースクールも3月第1週から休校。講演、イベントも中止。
でも、鹿児島県はまだ感染者ゼロなのである。
いわゆる思考停止していないか?
地方経済が危うい。教育レベルの停滞が心配である。


大阪公演無事終了!

2012年10月03日 | 音楽
薩摩琵琶独演会「島津義秀の世界 in Osaka Ⅱ」を去る9月29日土曜日に大阪にて開催した。

土曜の午後、しかも台風直撃前日にもかかわらず、数多くの皆様方に足をお運びいただいた。
感謝の気持ちでいっぱいであった。
当初掲げたコンセプトは「天下の台所、大阪が元気を出してもらわなければ、世の中は豊かにならない。」
そして、自分が産湯に使った街。だから大阪を選んだ。
自分の人生の言語習得期間は大阪だった。

政治、人種、宗教を越えてやれる事は何か?
キーワードは芸術、音楽、教育。

最近、今の自分に何ができるのかを突き詰めて考えるように毎日過ごしている。
己の役割は何か?
何のためにこの世に生を授かったのか?
今まで過ごしてきた自分の生き様は正しかったのか?
これからの自分に何ができるのか?
自分は何をしたいのか?
自分は何を目指しているのか?
自分の進もうとしている道は正しいのか?

そしてその事を進める事が、世の人々を豊かにするのか?

報酬は見返り。一所懸命取り組む事で天は必ず助けてくれる。
日新公「いろは歌」にもそう書いてある。






久しぶりの曲水の宴

2012年04月09日 | 音楽
ながらく更新をしなかった。
昨年の3月以来、何もかもが空虚なものに感じた、否、今思えばそう思う。
実際は、当時、そんな事を感ずる余裕すら自分にはなかった。
焦り、絶望、葛藤、期待......その繰り返しだった。
自分自身の何もかもがすべて浮ついていたと思う。そして今なお.....

薩摩琵琶歌「迷悟もどき」の歌詞が浮かぶ。
「我智、我慢、我力、我心を捨ててみよ」

そんな中で、間が2年空いたが久しぶりに仙巌園曲水の宴が開催された。
陽気に恵まれ、以前と同じようにその庭では、顔見知りのスタッフが集まり、
参宴者も数人知人がいた。
薩摩琵琶の「蓬莱山」を弾奏した。
日々深刻化する被災地の問題、原発問題や国際情勢、来週起こりうる北朝鮮のミサイル問題
などがすべて良き方向に流れてくれるようにとの思いで弾奏した。

薩摩琵琶歌「蓬莱山」は、中国の理想郷をモチーフにし、中国の聖帝堯舜の好治を例えて
天下太平を願う歌である。
そして国歌「君が代」の原曲である。
「天長地久と国も豊かに治まりて、弓は袋に、剣は箱に収めおく」
「諌鼓苔深うして鳥もなかなか、驚くようぞなかりける」

弾奏途中で鶯が鳴き始めたのが分かった。
なんだか楽しくなって、ちょこっとだけ寄り道して鶯を歌わせてやろうか、などと
いう気になり、時間は押していたが間奏の手数をやや長めに弾いてやった。

こんな気分は久しぶりだった。