琵琶花見弾奏会

2010年03月31日 | 日記
 恒例の精矛神社境内での薩摩琵琶大花見弾奏会が盛大に行われた。
 例年は四月上旬に行われるのだが、今年の桜は早く、花冷えの夕刻より6人のお弟子さんや兄弟弟子たちが集まり、
設営準備をして一人一曲づつ弾奏した。誠に贅沢かつ至福の一時であった。
 夜詣りにこられた方はとても幸運であったかもしれない。何しろ突然、桜の木の下で7名の薩摩琵琶弾奏を生で聞くことができたのだから。
 
 翌日より、東京ステイ中。

薩摩琵琶物故者慰霊祭

2010年03月22日 | 日記
 本日、例年通り薩摩琵琶同好会 龍洋会の物故者慰霊祭が、鹿児島市内の鹿児島神社社務所で執り行われた。本来ならば21日が萩原龍洋先生並びに、師匠の川野虎男先生の命日であるが、当方も神社の春祭りと重なるため、一日ずらしていただいたようである。
 若手も3名元気のいい弾奏をしていた。長老の前村氏は風邪気味のため欠席。残念であると同時に、96歳のご高齢であるだけに心配である。
 奉納弾奏「じが」
琵琶会には7名が弾奏した。
 薩摩琵琶同好会最高顧問であった四元義隆氏の氏名が物故者に記されていなかったことに気づき、加筆した。平成18年6月28日没であった。せめてもの恩返しである。

桜の開花

2010年03月21日 | 日記
 自分が勤める精矛神社(くわしほこじんじゃと読む)の境内には200数本の桜の木がある。
 例年、早咲きの河津桜は二月下旬、ソメイヨシノは4月上旬に咲くのだが、今年は二週間程早い。
花見の場所取り予約が例年四月に入っているのだが、そのままだと完全に葉桜になっているであろう。
今週から来週にかけてが見所ではないだろうか。
 わが薩摩琵琶の龍洋会加治木道場では、夜桜の下で各人が琵琶を奏で、花見の宴をするという大変贅沢な花見をしている。いつもは多少寒さがあるもののなんとかやり遂げている。今年は29日を考えていたのだが、一週間早めようか、悩んでいるところである。

忙中閑、、、無し

2010年03月15日 | 日記
 一ヶ月以上もブログ更新を怠ってしまった。春祭りに追われ、各種講演会に招かれ、東京道場を立ち上げと忙しい一ヶ月であった。
 東京道場は思った通り、広報誌等で情報公開した途端、一週間以内に6名の方から問い合せの電話をいただいた。鹿児島では考えられない反響である。5月の東京独演会に向けて準備を進める中、やはり地元鹿児島もという思いが募ってきた。鹿児島市内で独演会が開催できないものか。
 先日は鹿児島県工業技術センター内の鹿児島県本格焼酎技術研究会の20周年記念式典で講演を依頼された。10年近く前になるが、東京日比谷公会堂で開催された江戸開幕400年記念式典でご一緒した元NHKアナウンサーの松平定知氏と再会した。その時の事を覚えておられて感激した。ちなみに自分はそのときと同じ紋付き袴に薩摩琵琶、松平氏が当時どのようなスーツとネクタイをされていたか、定かではない。一つだけいえることは、たしかそのときもダブルのスーツがよく似合う方だという印象だった。
 先週から今週にかけて、書斎の整理に追われる。