4年前の退職直後から計画していた東北旅に出かけました。
東北地方をいっぺんに回るのは難しいので、一年に2県ずつ回る予定です。
で、今年は秋田県・青森県に行きました。
交通手段を色々考えましたが、費用の面から「車中泊」をすることにして、そのための準備もしてきました。
広島からだと東北地方に行くだけで二日かかり、秋田県を二日間、青森県を二日間ほどかけて観光しました。
観光のひとつ目は、秋田県のなまはげ館を訪れました。
なまはげ行事は、昭和53年に「男鹿のナマハゲ」として国重要無形民俗文化財に指定され、2018年にはユネスコ無形文化遺産として登録されてる民族行事です。
ナビに従って進むと駐車場を通り過ぎそうになりました。平日だったので駐車場は空いています。

受付で入館料660円を払い中に入ると、なまはげに関する説明やなまはげの人形が展示してあり、歴史なども学べるようになっています。

キーホルダーやマスコットのガチャ(?)

ナマハゲは真山・本山に鎮座する神々の使者と信じられており、年に一度、大晦日に各家庭を巡り、悪事に訓戒を与え、厄災を祓い、豊作・豊漁・吉事をもたらす来訪神として「怠け者はいねが。泣く子はいねが」と練り歩くということです。

この表情で、小さな子どもを恐怖に落とし入れるんですね。

奥の部屋には、すごい数のなまはげ人形が展示してあり圧倒されます。

表情や持っているものも色々と違っていたり、一つとして同じものはありません。

なまはげ館の出口から伝承館に繋がります。
伝承館では、地域の方が実際になまはげを演じて民家で行うことを見て体験することができるようになっています。30分間隔で演じられているのを目の前で見ることができます。料金はなまはげ館と伝承館の共通入館料となり1100円です。
旅の前にYouTubeで見ていたので、今回は伝承館には行きませんでした。
なまはげ館と駐車場の間にある「なまはげの玉」
男鹿の海と山と夜空と三体のなまはげをモチーフに、なまはげの魂を大理石モザイクで表現しているそうです。

なまはげ館は建物自体も大きくないので、40分もあれば見て回ることができます。平日だったので観光客も少なかったですね。
なまはげ館から20分ほどで、入道崎に着きます。
ここは、芝生に覆われた大地が海に突き出た、男鹿半島最北端の岬です。
絶景スポットとして知られ、大きな駐車場があり、土産物屋や飲食ができる施設がずらりと並んでいます。

奥に見える縞模様の灯台が入道崎灯台です。

高さ28mで、明治31年に作られたようです。

200円で登ることが出来るようなので登ってみます。
結構急な、らせん階段です。 残り60段の標示。

灯台の上は素晴らしい展望です。


芝生を少し歩くと、石でできた物体がありました。
ここは北緯40度ラインが通る場所でもあり、同一線上には男鹿石で作られたモニュメントもあります。


ここがフォトスポットの場所かな。

海岸の奇岩が見れたりする遊覧船も出ているようです。また、夕日も美しいと言われています。
車以外でのアクセスとして、秋田駅からあいのりタクシーが出ているようです。
灯台に登って、土産物を買っても滞在時間は40分てところですかね。
ご覧いただきありがとうございます。
夕菅(ゆうすげ)