
梅雨らしい天気が続きますね。今年はどこにアジサイを撮りに行こうか検討中です。
前回の続きになります。
ホテル十和田荘から歩いて数分で十和田湖観光遊覧船の乗り場に着きます。
ホテルが素泊まりだったので、朝食を買いたいと思いコンビニを検索しましたが、1件もありません。
なのでホテル近くの「きむら」というお店でパンを買って乗船することにしました。
船が出るまで30分くらい時間があるので、近くの「乙女の像」を見に行きました。
詩人兼彫刻家の高村光太郎氏の傑作で、十和田湖のシンボルとして親しまれています。像は裸で乙女が向かい合っており、“同じものが向かい合い見合うなかで深まっていくもの“や“無限”が表現されているらしい。周りは木々が生い茂っており、そのなかでもひと際目を惹く存在感ですね。
船は2隻あり、大きさは田沢湖の遊覧船よりもはるかに大きく、3階建てでした。
料金は1,650円で、約50分の時間をかけて湖周辺をめぐり、さまざまなビューポイントを心地良い風に吹かれながら巡ることができます。
十和田湖は約20万年前に始まった火山活動によって形成されたカルデラ湖で、日本では第3位の深さを誇ります。春の桜や新緑、秋の紅葉が美しい湖です。
船内のアナウンスによるガイドですが、船内では良く聞こえますが、写真を撮ろうと船室外に出ると聞き取りにくいことがありました。
ガイドアナウンス自体は充実しており、十和田湖の歴史や景勝地について学びながら遊覧できます。
湖の穏やかな水面を眺めながら、のんびりとした時間を過ごせました。
船から桜の木が見えました。
次の目的地、弘前城に向けて、R102を進みます。
この道は十和田湖の周囲を回る道になりますが、カルデラの外輪山を通る形でかなり高所を通り、道端には雪が残っています。
所々に展望台があり、御鼻部(おはなべ)山展望台に寄ってみました。十和田湖の北岸、湖を取り囲む外輪山のひとつ標高約1,011mの御鼻部山にあり、最も高い場所にある展望台だそうです。
湖に突き出た二つの半島が見渡せて湖全体の形が良くわかります。
途中の道の駅 虹の湖で「黒石つゆ焼きそば」をいただきました。
青森のB級グルメで、太い平麺の食感が良く、甘辛いつゆとうまくマッチングしています。
十和田湖遊覧船は、湖上からしか見られない絶景を楽しむことができます。紅葉の季節はもっと美しいでしょうね。ただ、天候によって運休することがあるため、事前に運行状況をチェックする必要はあります。それと、最上階はグリーン室となっており、+550円が必要です。
奥入瀬渓流とセットで見学するとさらに半日以上はかかると思います。
ご覧いただきありがとうございます。
夕菅(ゆうすげ)
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