写真にチャレンジ

広島県や近県をバイクや車で巡って、風景や花の写真を撮っています。

とびしま 御手洗地区

2023年09月24日 | 写真

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、日中はまだまだ暑いですね。

お彼岸の中日ではありますが、まだ彼岸花はピークではないようで、来週に回します。


今週は、以前から行ってみたいと考えていたとびしま海道の大崎下島にある御手洗地区を訪れました。

「潮待ちの港」という言葉があります。

潮待ちとは、潮流を利用して航行する船が潮流の向きが変わるのを待つことです。

それで各地に潮待ちの港が出来ました。

瀬戸内海は周りの海からの潮の流れが複雑で、広島県では鞆と並んでこの御手洗も有名です。

 

広島市からはR31経由で2時間くらいで着きます。

安芸灘大橋は有料(普通車730円、軽自動車・軽二輪以上570円、原付1種2種50円)ですが、島内で1000円以上の買い物をすると帰りの無料チケットをもらうことができます。

 

 

駐車場に着いたら、まず御手洗休憩所で観光マップをゲットします。

観光マップ(PDFファイル)

 

 

メインとなる通りを歩きます。

 

江戸時代~昭和の港町の雰囲気を残した街並みが見られます。

 

残されている店舗の数々。

 

宿。

 

理容院。

 

醤油屋。

 

時計店。

 

昭和の看板を掲げた「御手洗昭和館」。5000点以上のレトロ玩具が見られます。

入館料は一般300円です。

 

映画やCMのロケ地にもなっています。

 

乙女座。昭和12年に出来た劇場。戦後は映画館として運営。

昭和40年代半ばに廃業。

 

 

病院。

 

船宿 脇屋。

 

メインの通りを抜けて、海岸の道に出ました。

 

高燈籠が2つ見えます。

 

秋を感じさせる雲。

 

ここには、海が見える店があります。

1階がカフェや食事が出来る店舗で2階が宿泊施設になっているようです。

 

今回は船宿カフェ若長で昼食をいただきました。

ここは市の文化財に指定されており、宿泊はできませんが、2階で海を見ながら食事などをすることができます。

 

2階の部屋全体が昭和の感じです。

丸机が3つあり、椅子は無くて畳に座って食べるようになります。

 

見晴らしはとて良くて、土曜日で開店直後ということもあり、客は私ひとりでした。

クーラーなどはありませんが、海からの風と昭和の扇風機で十分心地よかったです。

 

レモンを使ったスイーツが売りの店らしく、食事の種類は多くなくて、私は「船出土産の肉みそご飯」をいただきました。

ミートスパゲッティのマーボー丼という感じの料理で、意外な美味しさでした。

 

近くで食事が出来る店が何店舗かありますが、半分くらいは「土日祝のみ営業」ということなので、開店日時を確認して行くのが良いかと思います。

 

鳥居の向こうに見えるのが岡村島(愛媛県)に架かる橋です。

 

食事を含めて2時間ほど滞在しました。

江戸時代に、ここで船を出すのを待ってたであろう人々の姿を想像しながら、ゆっくりと歩くだけで心が休まります。

 

ご覧いただきありがとうございます。

                     夕菅(ゆうすげ)

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島根の海

2023年09月19日 | 写真

夏が終わりを告げてくると、ふと海が見たくなりました。

そこで、ふらっと日本海を見に行きました。


ここ一週間の別日なんですが、一つ目は島根県益田市。

現地に着いてから、海岸を検索して訪れました。

持石海岸という所で、益田市街から10分くらいの所にあり、マリンスポーツもできるようです。

 

R191沿いで目立つような看板もないので、どこに車を停めたらいいのかわかりにくいです。

特に何があるというわけじゃないけれど、ボーっと海を見るのには良い場所です。

 

この日は平日なのでほとんど人はおらず、車を駐車場に止めて持参した昼食をゆっくりと取ることができました。

写真は、夕日とのマッチングが良い様ですね。

でも、ここで夕日の写真を撮ると、夜の中国山地越えをしなくちゃいけないので諦めます。

 

海の中に大きな観音岩が見られます。

 

この場所の正式名は「三里が浜海岸」だそうで、「観音岩を持つと」いう意味で持石海岸と呼ばれるとか。

 

写真では、表現しにくいですが、ほぼ180°、水平線。

 

 

遠くに石灯籠が見えるのがわかるでしょうか。

 

こんな感じです。

 

石のモニュメント。

 

近隣の観光地。

 


二つ目は、稲佐の浜です。

この日は松江市の撮影スポットを訪れたのですが、着いたとたんにまさかのゲリラ豪雨。

とても撮影どころではありませんでした。

でも、せっかく島根県まで来たので、何か撮って帰ろうと出雲市に移動しました。

そのうちに雨も止み、日が差してきました。

以前、日御碕に行くときにスルーしてた「稲佐の浜」に行きました。

広島からだと2時間半。

 

三連休の最終日ということもあって、途中見た出雲大社は賑わっていましたね。

着いたのが14時だったので、浜には観光客は多くはありません。

右端に写っているのが弁天島。

 

国譲り神話や国引き神話ゆかりのパワースポットです。

 

弁天島の岩の上には小さな祠があります。

豊玉毘古命が祀られているということ。

 

弁天島をシルエットに夕日が沈む風景の写真を沢山見たことがあります。

 

日本の渚百選にも選ばれている浜辺。

 

昭和60年頃から、歩いて島の近くまで行くことが出来るようになったそう。

 

雲がきれいなので撮ってみました。

 

旧暦10月10日に全国の八百万の神々をお迎えする浜でもあります。

観光としては、30分もあれば十分だと思います。

 

出雲大社や日御碕灯台など、今時の楽しみ方もあるようです。

 

ご覧いただきありがとうございます。

                       夕菅(ゆうすげ)

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せら夢公園

2023年09月14日 | 写真

朝晩に秋の気配を感じ始めました。

ただ、秋の花、コスモス・彼岸花などには少し早いですね。


世羅高原には農場の花をカメラに収めるために、良く訪れていたのですが、前から気になっていた「せら夢公園」に行ってきました。

 

広島からは一般道で2時間くらいで行くことができます。

途中、休憩のために立ち寄った三矢の里 あきたかた「はたらくクルマ大集合」というイベントをやっていて、子どもたちが車をバックに写真を撮っていました。

 

台風を体験できる車両、白バイ(CB1300)、パトカー(220系クラウン)などが展示してあり、またがったり、車内に乗り込んだりすることが出来ました。

 

助手席から見えるミラーかな。

 

無線や速度測定器。

 

 

白バイの警察無線。

 

白バイの計器には、「測定速度」が表示される。

 

ここからナビに従い1時間くらいでせら夢公園に到着。

日曜日でしたが、駐車場は空いていました。

管理センターから上に登ると高台になっており、遊具もあるようです。

 

熊の皮?

 

グランドゴルフの受付や道具の貸し出しを行っています。

 

ミニチュアガーデンには、就学前のこどもに適した遊具が置いてあります。

 

ここは、歩いてぐるっと回ることができるようです。

 

芝生広場にパラボラアンテナが2つあるのが分かるでしょうか。

 

このパラボラアンテナの直径は2mくらいで、距離は50mくらい離れています。

片方のアンテナの○印の所に話しかけると、もう一方のアンテナに音声振動が飛んで、聞き取ることが出来るということです。

 

 

管理センターまえの広場では噴水が20分間隔で出ています。

噴水と言ってもミストシャワーのような水が下から噴き出すという感じです。

 

休日に小さい子供を連れて、子どもと遊びながら弁当を食べたりするのが良いですね。

 

 

公園とセットで訪れたいのが、隣の「せらワイナリー」です。

当然ワイナリーなので、公園とは違い、大人な雰囲気。

 

 

駐車場から入り口。

 

ワインの販売所。

 

足湯館。

 

子ども用の乗り物。

 

ワインづくり見学。

 

車で訪れると試飲はできませんが、小一時間もあれば工場見学をして足湯につかり、簡単な食事ができます。

 

ご覧いただきありがとうございます。

                              夕菅(ゆうすげ)

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山口 柳井白壁

2023年09月03日 | 写真

9月に入っても暑さが緩みませんね。

長時間ヘルメットを被るのが苦痛なので、車で写真を撮りに出かけました。


今回は山口県柳井市、「白壁の町並み」を見に行きました。

広島からは山陽道を通って1時間ちょっと。玖珂ICから20分。

下道でも2時間ちょっとで着きます。

 

車は市立体育館(バタフライアリーナ)の駐車場に置かせてもらいました。

近くの白壁ふれあい広場にある観光案内所で、周辺マップをもらいます。

土曜日だったのですが人影はまばらでした。

 

白壁街並みの入り口です。

 

この町並みにはずっと金魚ちょうちんが飾ってあります。

柳井市を代表する民芸品で竹ひごと和紙で作られています。

 

 

弘前のねぶたが金魚ちょうちんの元になったようです。

 

祝! パリ五輪出場 金魚も応援してました。

 

白壁の説明

 

観光案内所からすぐのところにあるしらかべ学遊館に入りました。

ここには、柳井に関わりのある人物の紹介や明治時代の品々が飾ってあります。

 

さらに歩いていくと、色々な店が街並みにあったように昔ながらのイメージで営業されています。

 

食堂ひらもと

 

美容室

 

国森家の住宅。

江戸時代中期の豪商の家造りの典型として国の重要文化財に指定されています。

 

せんべい屋

濡れせんべいが美味しそうでした。

 

 

帽子屋

 

カフェ やないろ。

「甘露醤油ソフトクリーム」なんてのもありました。

 

他にも時計店や文房具店、醬油を売っている店もありました。

 

信号を渡ってすぐの町並み資料館に入りました。

館内におられた方から、金魚にまつわるお話を聞くことができました。

 

カップルが撮るような設定もありました。

 

 

カニが出てくるのでしょうか。

 

甘露醤油という醤油の工場、佐川醤油です。甘露醤油の資料館を見学できるようです。

 

消火栓も金魚

 

通りで見かけたもの。

 

白壁の町並み自体は短い通りなので、1~2時間もあれば見て回ることが出来ます。

醤油工場のとなりのやない西蔵という所で、金魚ちょうちんづくりの体験もできたりします。

 

通り全体、割と観光客も少ないので、竹細工の工房を見学したり、お店の方とゆっくり話をしたりすることができます。

 

ご覧いただきありがとうございます。

                           夕菅(ゆうすげ)

 

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