6月に入って図書館が再開したので久しぶりに本を借りました。
どういうわけか最近ちっとも読書をしていなかったので反省というか、でも読んでみると「読書の楽しさ」を思い出せてうれしくなりました。
読みはじめは一冊読むのに何時間もかかってすぐ疲れちゃったり、勘がもどるまで時間かかったんだけれど。リハビリ大事ですね。(それもあって短編集ばかりを借りました)
いつも脳はいろんな部分を使っていなくちゃなあ。
読んだ本はミステリーばかり。ネットで検索して話題だったものだけ。もう自分で探したり、バクチのような借り方をしたりは出来ません。
評判のよい作品ばかりだったのでどれも読みやすく、面白かったです。
以下、簡単な感想文。

ビブリア古書堂の事件手帖 1
変わったミステリーですね。本にまつわる物語。いいモチーフだし短編がすべて繋がってくるみたいなストーリーは大好きです。
この手の本はラノベ?というやつなのかな。挿し絵がかわいいやつ。個人的には自分で登場人物の想像をしたいので絵はいらないんだけどなあ。お話が面白かったのでそう思いました。

許されようとは思いません
若い作者さんなのにそれを感じさせない(?)どれもじめっと怖いお話しの短編集。謎が解けてスッキリ系のミステリーじゃなくて頭のなかでもや~っと湿度が残るような。体力ないときには読めないかも。(いい意味で!)

六枚のとんかつ
ネットの評判をみて「?」て思ってたんだけど読んでみて「あ~w」ってなりました。はかばかしくていいですよね。

夜よ 鼠たちのために
かなり評価が高い作品で読むのを楽しみにしてた。そして本当によかった!
短編集なんだけど一編ずつとても完成度が高くてどれも最後に「ああ!」とか「うー」とか唸る面白さ。トリックが素晴らしい。ミステリーはこうでなくっちゃ!という感じ。素晴らしいなと思いました。未読のかたはぜひおすすめです。
こんのひよせ
シンガーソングライターをやっています。
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