4人までプレイ可能なボードゲーム
ココナッツジャパンから発売
1990年12月29日発売
特徴…
4人までプレイ可能なボードゲーム
約1年半という短大の期間プレイヤーは金、愛情、能力のパラメータなどを集計した総合面で競う。
カレンダーが表示されそれで日付を進められるのだがカレンダーにポインタが置かれ
ランダムで動く。それをボタンで止める事によりイベントが起こる。
日~土までの7日間にポインタは置かれないので非常にわかりづらい。
点数は15点
良い点
・4人プレイ可能
悪い点
・マイク多用
・キャラのセリフが辛辣。
・イベントのランダム要素
・タイトル詐欺
良い点の解説
・4人プレイ可能
まぁパーティゲームだからね。
それはいいんだけど、ゲーム開始時にプレイヤーの「親」を決める必要があるのである。
裏返ったカードが左に4枚、右に4枚。これが両親となり、掛け合わせた顔が本人の顔となる。
パターンが少なすぎ…4人目の人は残り物で我慢するしかない。
悪い点の解説
・マイク多用
髭人がニューファミコンを使っているのが悪いんだけどね。
たとえばイベントで「ねるとん」があって告白タイムなどがあるが髭人は茫然としているしかなかった。
他にも数か所マイクを使う点があったな。
・キャラのセリフが辛辣
「愛の劇場」というタイトルの通り、異性を見つけるイベントやデートするイベントが豊富にある。
だけど、そのキャラが声をかけたら振られるケースがあるのだがそのセリフが
「顔が変」(ブサイクなため)
「子供は遊んでな」(スタイルが悪いため)
「アホは嫌いだ」(頭が悪いため)
初対面でいうような奴は頭おかしいだろ?
他にもデートで選択する事がある。
コンサートで「なかじまみるき」を選ぶと
「げ!根暗!」
元ネタのファンや公式の方から怒られますよ。
しかも、これらの台詞は当時の流行りの芸能人やアイドルっぽい顔のキャラが言うのである。
苗字か名前のみだけであるがいくつか出しておくと
男は「あやの」「ながしま」「ふじい」
女は「くどう」「ほなみ」「ひろの」
これだけで「あ!あの人か」って分かった人もいるかもしれない。
当時はゲーセンの脱衣麻雀とかエロゲーとか
「どう見てもあの人」っていう芸能人やアニメキャラが脱いでいたりしていたからな…
今では絶対に出来ん!
まぁ、時代って奴ですか…
・イベントのランダム要素
イベントは選択できることがあるがキャラに好みや傾向などないようで
同じイベント、同じ選択肢でもプラスになったりマイナスになったりする。
というかそれなりにキャラが多い。仮にあったとしてもいちいち覚えていられん。
・タイトル詐欺
これはエンディングでの出来事なのでネタバレで紹介しよう。
にしてもここまで言わなかったけど「ココナッツジャパン」のやり口は汚いというか悪質だよね。
どう考えてもタイトーの「爆笑!!人生劇場」の名前をパクっているからね。
間違えて買ってしまった人もいる事だろう。
1989年3月17日 爆笑!!人生劇場
1990年12月29日 爆笑!愛の劇場
1991年3月20日 爆笑!!人生劇場2
1991年12月20日 爆笑!!人生劇場3
という順になる。時期的にココナッツ側は続編が出るなど思っていなかったのだろうけども…
ゲームに無知な両親、祖父母に
子供「『爆笑!!人生劇場』ってゲームを買ってきて」
と言った場合、まず間違えると言っていい。
何だか「ドラゴンクエスト」と言ったのに「ドラゴンバスター」を買って来られた人もいるようだからね(Ⅱの方じゃなくてよかったね)
にしてもビックリマークを1つにしたのはわざとかねぇ…
ゲームとしては「人生劇場」よりも下回る。
「人生劇場」の方は「人生」という事もあり子供から老人までイベントに幅広いのに対し
「愛の劇場」の方は「愛」ってことでデート系のイベントなど偏っている。だからと言って深く掘り下げた感はないし…
それにエンディングがな…
しっかしテストというミニゲームが3種あるのだが
「2桁の足し算」
「ランダムに表示された50音を「あ」から順に選ぶ」
「反復横跳び」
1、2つ目はわかるけど3つ目なんだよ…何で「反復横跳び」がテストになるんだ?
しかし「2桁の足し算」か…
「Dr.スランプ」の「則巻千兵衛」さんなら
「2桁はよせ」
って言うな。きっと(マニアック過ぎ)
さて、ネタばかり取り上げてないでゲーム自体の話をしよう。
ガチでやるもんじゃないわな。ランダム要素が目立ちTASさんでもなければパーフェクトを取るのは不可能。
友達と一緒にキャラのキッツ~イ言葉を笑い飛ばしながらプレイするのがいいのかもしれない。
当時、プレイしていたキャラを自分の分身だと思っていた子供にはきつかっただろうね。
友人「髭人、このゲームで『顔が変』だってよ!確かにな!ハッハッハッハ!」
髭人「なんだよ!友人君だってこのゲームで『アホは嫌い』って言われたじゃないか!」
友人「うるせぇ!」
ボカッ!
子供の力関係って明白だから「ホラ!すぐ手を出す奴だからアホなんだ!」なんて言い返せないケース多いよね。
取説買ったのでイラストを…
↑
時代を感じさせるねー。
↑
これ、一体どういう意図なの?
着ぐるみの頭を取ったら恋が芽生えるの?
しかも自転車乗っていて?
ここからがネタバレ
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
デートでどこに行くか選ぶで「つり」を選ぶと
「せこい遊びだから嫌」
という事がある。
タイトルで客を欺き、内容からしても劣るこのゲームが他の物を『せこい遊び』などと良くいえるなぁ…
さて悪い点の「タイトル詐欺」について明かそう
上記で言ったようにお金や能力などのパラメータを集計し順位を出してそれで終了なのだ。
髭人は取り残された。
「え?プロポーズタイムは?」
そう。「愛の劇場」などと銘打っている癖に「愛」を形にする事が出来ないのである。
恋人とのハートマークだけが得点として集計されるだけで空しくおしまいなのだ。
どう考えたって付き合った人に求愛してプロポーズを実ったか否か…
そして、その後を是が非でもエピローグとして描かなければならなかったんじゃないのか?
タイトル詐欺と言われても致し方ないだろう。
で、全てを集計し終えて順位が出た後、
「え?」
と、拍子抜けしているプレイヤーの前に
黒背景にこんな文章が出る。
「ほんとうの しあわせは こんなものでは はかれません!
これはあくまでも げーむのけっかですので あしからず
お わ り」
スタッフロールはない。
まぁ、このゲームを「こんなもの」と称しているので自分の立ち位置がよく分かっていたんだろうな。
というか「愛の劇場」と銘打ったのにな…
このゲームの製作スタッフは自身のソフトに対する愛をもっともっともーっと注ぐべきだったんじゃないだろうか?
買い手を別ゲームとして偽って買わせようと企んだセコイ作品だものな。
愛などある訳はねぇわな。
「ほんとうの げーむは こんなものでは ありません!
これはあくまでも べつげーむとみせかけたさくひんですので あしからず
お わ り」
ココナッツジャパンから発売
1990年12月29日発売
特徴…
4人までプレイ可能なボードゲーム
約1年半という短大の期間プレイヤーは金、愛情、能力のパラメータなどを集計した総合面で競う。
カレンダーが表示されそれで日付を進められるのだがカレンダーにポインタが置かれ
ランダムで動く。それをボタンで止める事によりイベントが起こる。
日~土までの7日間にポインタは置かれないので非常にわかりづらい。
点数は15点
良い点
・4人プレイ可能
悪い点
・マイク多用
・キャラのセリフが辛辣。
・イベントのランダム要素
・タイトル詐欺
良い点の解説
・4人プレイ可能
まぁパーティゲームだからね。
それはいいんだけど、ゲーム開始時にプレイヤーの「親」を決める必要があるのである。
裏返ったカードが左に4枚、右に4枚。これが両親となり、掛け合わせた顔が本人の顔となる。
パターンが少なすぎ…4人目の人は残り物で我慢するしかない。
悪い点の解説
・マイク多用
髭人がニューファミコンを使っているのが悪いんだけどね。
たとえばイベントで「ねるとん」があって告白タイムなどがあるが髭人は茫然としているしかなかった。
他にも数か所マイクを使う点があったな。
・キャラのセリフが辛辣
「愛の劇場」というタイトルの通り、異性を見つけるイベントやデートするイベントが豊富にある。
だけど、そのキャラが声をかけたら振られるケースがあるのだがそのセリフが
「顔が変」(ブサイクなため)
「子供は遊んでな」(スタイルが悪いため)
「アホは嫌いだ」(頭が悪いため)
初対面でいうような奴は頭おかしいだろ?
他にもデートで選択する事がある。
コンサートで「なかじまみるき」を選ぶと
「げ!根暗!」
元ネタのファンや公式の方から怒られますよ。
しかも、これらの台詞は当時の流行りの芸能人やアイドルっぽい顔のキャラが言うのである。
苗字か名前のみだけであるがいくつか出しておくと
男は「あやの」「ながしま」「ふじい」
女は「くどう」「ほなみ」「ひろの」
これだけで「あ!あの人か」って分かった人もいるかもしれない。
当時はゲーセンの脱衣麻雀とかエロゲーとか
「どう見てもあの人」っていう芸能人やアニメキャラが脱いでいたりしていたからな…
今では絶対に出来ん!
まぁ、時代って奴ですか…
・イベントのランダム要素
イベントは選択できることがあるがキャラに好みや傾向などないようで
同じイベント、同じ選択肢でもプラスになったりマイナスになったりする。
というかそれなりにキャラが多い。仮にあったとしてもいちいち覚えていられん。
・タイトル詐欺
これはエンディングでの出来事なのでネタバレで紹介しよう。
にしてもここまで言わなかったけど「ココナッツジャパン」のやり口は汚いというか悪質だよね。
どう考えてもタイトーの「爆笑!!人生劇場」の名前をパクっているからね。
間違えて買ってしまった人もいる事だろう。
1989年3月17日 爆笑!!人生劇場
1990年12月29日 爆笑!愛の劇場
1991年3月20日 爆笑!!人生劇場2
1991年12月20日 爆笑!!人生劇場3
という順になる。時期的にココナッツ側は続編が出るなど思っていなかったのだろうけども…
ゲームに無知な両親、祖父母に
子供「『爆笑!!人生劇場』ってゲームを買ってきて」
と言った場合、まず間違えると言っていい。
何だか「ドラゴンクエスト」と言ったのに「ドラゴンバスター」を買って来られた人もいるようだからね(Ⅱの方じゃなくてよかったね)
にしてもビックリマークを1つにしたのはわざとかねぇ…
ゲームとしては「人生劇場」よりも下回る。
「人生劇場」の方は「人生」という事もあり子供から老人までイベントに幅広いのに対し
「愛の劇場」の方は「愛」ってことでデート系のイベントなど偏っている。だからと言って深く掘り下げた感はないし…
それにエンディングがな…
しっかしテストというミニゲームが3種あるのだが
「2桁の足し算」
「ランダムに表示された50音を「あ」から順に選ぶ」
「反復横跳び」
1、2つ目はわかるけど3つ目なんだよ…何で「反復横跳び」がテストになるんだ?
しかし「2桁の足し算」か…
「Dr.スランプ」の「則巻千兵衛」さんなら
「2桁はよせ」
って言うな。きっと(マニアック過ぎ)
さて、ネタばかり取り上げてないでゲーム自体の話をしよう。
ガチでやるもんじゃないわな。ランダム要素が目立ちTASさんでもなければパーフェクトを取るのは不可能。
友達と一緒にキャラのキッツ~イ言葉を笑い飛ばしながらプレイするのがいいのかもしれない。
当時、プレイしていたキャラを自分の分身だと思っていた子供にはきつかっただろうね。
友人「髭人、このゲームで『顔が変』だってよ!確かにな!ハッハッハッハ!」
髭人「なんだよ!友人君だってこのゲームで『アホは嫌い』って言われたじゃないか!」
友人「うるせぇ!」
ボカッ!
子供の力関係って明白だから「ホラ!すぐ手を出す奴だからアホなんだ!」なんて言い返せないケース多いよね。
取説買ったのでイラストを…
↑
時代を感じさせるねー。
↑
これ、一体どういう意図なの?
着ぐるみの頭を取ったら恋が芽生えるの?
しかも自転車乗っていて?
ここからがネタバレ
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デートでどこに行くか選ぶで「つり」を選ぶと
「せこい遊びだから嫌」
という事がある。
タイトルで客を欺き、内容からしても劣るこのゲームが他の物を『せこい遊び』などと良くいえるなぁ…
さて悪い点の「タイトル詐欺」について明かそう
上記で言ったようにお金や能力などのパラメータを集計し順位を出してそれで終了なのだ。
髭人は取り残された。
「え?プロポーズタイムは?」
そう。「愛の劇場」などと銘打っている癖に「愛」を形にする事が出来ないのである。
恋人とのハートマークだけが得点として集計されるだけで空しくおしまいなのだ。
どう考えたって付き合った人に求愛してプロポーズを実ったか否か…
そして、その後を是が非でもエピローグとして描かなければならなかったんじゃないのか?
タイトル詐欺と言われても致し方ないだろう。
で、全てを集計し終えて順位が出た後、
「え?」
と、拍子抜けしているプレイヤーの前に
黒背景にこんな文章が出る。
「ほんとうの しあわせは こんなものでは はかれません!
これはあくまでも げーむのけっかですので あしからず
お わ り」
スタッフロールはない。
まぁ、このゲームを「こんなもの」と称しているので自分の立ち位置がよく分かっていたんだろうな。
というか「愛の劇場」と銘打ったのにな…
このゲームの製作スタッフは自身のソフトに対する愛をもっともっともーっと注ぐべきだったんじゃないだろうか?
買い手を別ゲームとして偽って買わせようと企んだセコイ作品だものな。
愛などある訳はねぇわな。
「ほんとうの げーむは こんなものでは ありません!
これはあくまでも べつげーむとみせかけたさくひんですので あしからず
お わ り」
>「ドラゴンバスター」を買って来られた人もいるようだからね
私がまだ幼かった頃
お年玉を貯めて父親に15000円を渡して
「これで『ゲームボーイ』を買ってきてください」
と頼んだら
何を血迷ったか古本屋へ行って
大量の『プレイボーイ』(本人談15000円相当)を買ってきやがった事があった。
私は怒って抗議したら
「どっちも似たようなものだろ!!」
と激しく逆ギレされたのを覚えている。
それ以来、私は父親とは一切口をきいていない。
コメントさんきゅーです。
『ゲームボーイ』を頼んだら『プレイボーイ』を買ってきた。
グフ少佐殿…笑えない過酷な生い立ちをお持ちなのですね。
どこがどう似ているのか説明していただきたいところですが…
うちの場合は『クインティ』買ってきてつってキチンと買ってきてくれたのでうちの父親はしっかりしていたのだなぁと実感しました…
これで『レモンティ』でも買ってきた日には…
当時発狂していたのかもしれません…