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「ドラゴンバスター」 レビュー (ファミコンソフト)

2012-05-22 18:12:54 | ファミコンレビュー
ええ~。一昨日(20日)に「ドラゴンで思い出すもの」
というネタで「ドラゴンバスター」を取り上げたので早速、レビューしよう。

ナムコのサイドビューアクションゲーム
1987年1月7日発売(1985年1月のアーケードの移植)


点数は60点

良い点
・剣を使って敵を倒し、姫を救うという王道

悪い点
・独特の慣性
・敵の種類が少ない。
・マッピングしないとクリア困難

良い点の解説
・剣を使って敵を倒し、姫を救うという王道
変に凝ってないでそれ一点ってのがいいわな。
ここ最近のゲームもたまにはやってみてもいいんじゃないかなぁ?
色々と設定とかひねりすぎて、おじさんにはついていけないよ。

悪い点の解説
・独特の慣性
クロービスの動きがもっさりしている感じなので敵の激しい攻撃を掻い潜って攻撃という見切るタイプではない。敵のパターンも一定ではないので運要素がちょっとある。剣を振っているとき、でかいドラゴンがこちらが剣を振ると後退するのはちとイラッとする。
これは好みの問題だろうが。

・敵の種類が少ない。
後半のステージは前半ステージの色違いでパワーアップ版がいるだけで種類だけに関して言えば2~3面で全て出し切ってしまうので寂しい。

・マッピングしないとクリア困難
後半にいくにつれマップはかなり広大になり、敵も強くなる。
その割に回復アイテムなどの必要アイテムが乏しいので出口や優良アイテムがどこにあるのか知る必要がある。
自分でマッピングするも良し、攻略サイトを見るも良し。自分は後者
だから、久々にやって手軽にクリアするという感じではない。


このゲームの特徴として「得点=経験値」である。
一定の経験値入ると最大HPが上がる(最大HPが上がるアイテムもある)。

2段ジャンプを使いこなせるようになってからこそこのゲームは広がる。
まずAボタンでジャンプするのだがその短い間に「↑+Aボタン」を押すことでより高くジャンプが出来る。
自分がプレイし始めて間もないときは

「2段ジャ~ンってジャンプちいせぇじゃねぇか!」(で、ダメージを受ける)

この2段ジャンプが思うように出来ないとこのゲームの攻略は不可能。

そしてこのゲームは「剣」を何としても奪われないようにするゲーム

アイテムとして「スーパーソード」というものがある。攻撃力が2倍になるという素晴らしい武器だ。
2発当てなきゃ倒せなかった敵が1撃で死ぬ。この違いは非常に大きい。
ステージボスのドラゴンなどは何発も攻撃を与えなければならないので10発が5発になるのは重要である。
だが、それを奪う敵がいる。何としても取り返さなければならない。
ただ、そいつの動きは非常に早く。奪われてから追いかけたのでは取り返せない。
道具を使って取り戻すしかない。


先日クリアしたけど、攻略サイト通りにやったに過ぎない。
もはや、お手本通りなぞったに等しく達成感は極めて薄かった。
もう俺、年だから1ステージ複数あるエリアのマップ構造やアイテム場所を覚えておくのは困難なんだよ。
一々調べたり書いたりする時間もないし。
そして悪い点にも書いたとおり、アイテムが乏しいんだよ。
どうでもいい雀の涙ほどの量の得点(経験値)アイテムばっか落としやがって・・・
経験値が入るアイテムは「50」とか「100」とか異様に少ない。(最大HPが上がるのは1万、3万、7万・・・)

個人的には悪い点でも挙げたけど、敵が2~3面で出つくすので3面クリア時の侍女救出でエンディングでも良いような気がする。(「スーパーマリオブラザーズ」で言うキノピオ救出みたいな感じ)
何かクロービスに侍女が走っていて寄り添う所(結構近い)を見て

「これからいかかがわしい事をするんだろ」

って見える(笑)。


PS)ソフトが金メッキで反射するようなものだと、変なものが写っていないかすっごき気にした。前ネットでギターの画像があったのだがかなり綺麗でギターに反射した撮影者の全裸が写っていた・・・(何故、全裸で撮影?)

PS2)裏話として、企画段階では「ドラゴンクエスト」というタイトル案もあったらしい。

ここからがネタバレ

















裏ドラゴンバスターというのがあって難易度は当然上昇する。

「→、↓、↑、←、→、Aボタン、Bボタン」

と順に押すと裏ドラゴンバスターが始まる。
クリアしていくと侍女やセリア姫の衣装が変わるらしい。侍女は水着、セリア姫はバニーガール姿とかいう話。
だけど、流石にやる気は出ないわ。


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