鹿児島歴史みてあるき  ~ 外城・四季・フォト ~

     2007年から始まった薩摩藩・麓(外城)巡りの記録。各地を訪れた四季折々の風景。日々の暮らし。

2008 高岡麓 02

2008-08-23 | 麓-綾・宮崎

河上家武家門。高岡町の代表的な武家門の一つ。宮崎市登録有形文化財

 

観音開門は禄高80石以上の武家に許され、両開きで左右いずれかにくぐり門が取り付けられて、夜間の出入りに使用された。河上家の武家門は、観音開門の代表的な存在。弓術の指南家、禄高280石程度の高禄武家のものといわれている。禄高80石以上というのは現在の貨幣価値ではちょっと想像がつかない

 

 

河上家武家門に面する側の高岡小学校の門。歴史を感じる

 

 

安藤家武家門と石垣。宮崎市登録有形文化財。観音開門にくぐり戸付き

 

 

 

 

 

 

 

長野家武家門。登録有形文化財。くぐり戸が付いている

 

 

 

 

神崎家武家門。市登録有形文化財

 

 

 

 

 

 

宮崎市では薩摩藩時代の史跡が大切に保存されている。

フェンスに囲まれた門を見つけた。びっくり。

姿・形からすると観音開門くぐり戸付きの上級郷士に許された形式の門かも知れない。

 

 

壊して処分することはせず保存しようという意思が伺える。早い段階で修復、移設してほしい

(続く)



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