鹿児島歴史みてあるき  ~ 外城・四季・フォト ~

     2007年から始まった薩摩藩・麓(外城)巡りの記録。各地を訪れた四季折々の風景。日々の暮らし。

2010 名古屋へ・秋

2010-11-30 | 中部・関西・中国

11月24日、名古屋へ出張した。25日の東京出張の前日に名古屋のセミナーに参加することにしたのである。

鹿児島から名古屋へ向かうのは初めて。8:05発ANA、中部国際空港行きに搭乗。

 

紀伊半島、紀伊山脈上空を通過する。紀伊の山の険しさがよく分かる。紅葉も広がってとても綺麗。

 

9:20に中部国際空港セントレアに到着。改札から到着口に向かう歩く歩道は羽田空港並みに長く遠かった。

到着口から出て名鉄の空港駅に向かう。ターミナルビルに駅が直結している点はやはり便利だなあ。

 

名鉄空港駅にて。特急券がいるか躊躇しているうち1本前の特急に乗り遅れて次の特急を待つことに。

写真は準急。

 

やはり特急券は不要であった。名古屋駅行き特急が到着。名古屋駅まで850円は少し高いか。

 

セミナーは10時開始。30分以上も遅刻してしまった。写真はセミナー会場の名古屋商工会議所ビル。

 

 

 

会議所ビル内の喫茶店でランチを食べ、外へ散歩にでる。名古屋市内は紅葉が盛りを迎えていた。

 

セミナー終了後、名古屋駅名店街で6年前に食べたみそかつの店を捜してみたが場所がよくわからなかった。

名鉄名店街でふらりとお店に入る。きしめんにみそかつの定食を頼む。ここのみそかつはちょっと違う気がする。

 

名古屋の夜は冷え込む。早々とホテル(丸の内東横イン)にチェックイン。

明日は名古屋城に寄って、新幹線のぞみで東京へ。


2010 新幹線「みずほ」

2010-11-20 | 鉄道・くるま・飛行機

新大阪-鹿児島中央間を3時間45分で結ぶ新幹線の名称が「みずほ」に決まった。

鹿児島の人間(少なくとも私)には大阪まで新幹線が直通することはとてもインパクトのあることだ。

最速列車の名称には「つばめ」の方がよかったが。

九州新幹線「つばめ」。

 

 

リレーつばめからの車窓。

明治政府軍と薩摩軍の間で激戦が繰り広げられた熊本の田原坂付近を通過する。

 

博多駅に到着。新装のJR博多駅ビル

 

来年3月に九州新幹線が全線開業したら「みずほ」で新大阪まで行き「のぞみ」で東京まで出張してみたい。

7時間の列車の旅がどんな旅になるか楽しみだ。


2010 串良麓・秋

2010-11-19 | 麓-垂水・鹿屋

大隅出張の際、鹿屋市串良町にある串良麓を再訪する。2008年夏以来。

地頭仮屋の門

 

岡崎郵便局の角を曲がった先に残る武家門

 

 

 

東西に長く延びる石垣と生垣、その奥に見える武家門、ここの風景はとても絵になる

 

 

 

 

付近に残る二体の仁王像?廃仏毀釈の歴史がここにも残るのだろうか

 

山の麓に残る武家門。初掲載。

 

5棟目の武家門。比較的新しい? 串良麓で5棟の武家門を確認できた。

図書館で鹿児島の古い郷土史や歴史本を見ても各地の麓の様子が写真で掲載されたものはほとんどない。

一度も見たことがない。何々家の門とかが写真付きで紹介されるていど。

「大隅昭和写真帖」(南方新社)も残念ながら掲載されてなかった。

当時の貴重な写真が満載の薩摩藩の外城(麓)に焦点を当てた写真集をどこか発刊してくれないかなあと思う。

地元の南日本新聞さん、南方新社さん企画お願いしたい。


2010 大根占麓の風景

2010-11-13 | 麓-南大隅・種子

垂水市から佐田岬へ向けて国道269号線(佐田街道)を南下すると旧大根占町(現錦江町)を通る。

大根占麓は2008年に訪れているが今回新たな発見があった。 

錦江町保健センター(地頭仮屋跡)横の馬場を進むと武家門が点々と並んでいた。

 

 

 

 

通り沿いに立派ないぬまきの木も見える

 

 

 

2棟目の武家門が見えてきた。門の両脇にソテツ。南国らしい風景

 

 

3棟目の武家門。

 

 

そして同じ馬場に4棟目の武家門。但し管理状態は悪い。中の屋敷は取り壊されているようだ

 

 

上の武家門の先は道が狭くなる

 

広い道に出る。このあたりも馬場地区に含まれる。古い石垣が残っている。

 

2008年に訪れた武家門を確認しに行く。健在のようだ 

 

 

 

今回、大根占麓には5棟の武家門が現存することが分かった。

県内各地の麓を訪れてみて私の知らない麓の風景がまだまだ残っていることを知ることができてよかったと思う。


2010 沖永良部島で海ガメに出会う

2010-11-09 | 種子屋久・奄美諸島

海ガメの姿を求めてフーチャへ移動し、海縁りで待つこと20分。

同行のFさんが大声で「お~い、海ガメがいたぞ~」。

声のする方向へ駆け寄り、海面をみると確かに一匹の海ガメがプカリプカリと浮いているではないか。

思わずシャッターを押した最初の一枚がこれ。

                   

海ガメくんはゆらゆらしながら頭を海面上に出したり引っ込めたり。

 

しばらくして海ガメは海中に潜っていった。

 

また出てこないかなとあちこち目を凝らしていると、少し離れた場所でまた一匹の海ガメが海面に浮上する

                

おーい、もっとこっちに近寄ってくれと心の中で呼ぶ

 

 

願いもむなしく、こちらに近寄る前に海中に潜ってしまった

 

 

飛行機の時間を気にしながらあと5分経ったらここを出発しましょうと話していたら

岸近くに1匹の海ガメがぷかりと浮上した。

岸の真下に近い場所。紅い浮きは近くの釣り人のもの。釣りのえさに釣られて近寄ってきたのか。

海カメのことを釣りのおじさんに尋ねたらあまり反応が返ってこなかった。

釣りの邪魔をする海ガメに好意をもっていないのかも知れない

沖永良部島にきて海ガメ3匹と出会えてとてもよかった(2匹は同じ海ガメかもしれない)。

陸から野生の海ガメの遊泳姿を見れるなんて、感激。

子供たちに画像を見せたときの反応もよかった。子供たちにこんな体験を味わせてあげたいなあ。


2010 沖永良部島 02

2010-11-07 | 種子屋久・奄美諸島

沖永良部島の続き。

田皆岬から戻る途中のさとうきび畑。風はいつのまにか収まっていた。

 

国道沿いの高倉。めずらしい9本柱。

 

住吉の暗川(クラゴー)。

沖永良部島は隆起サンゴ礁の島で雨水が地下に浸透し、鍾乳洞の中を川が流れるところがある。

そんな水汲みできる場所を暗川(クラゴー)と呼んだ。昭和36年に簡易水道ができるまでは水汲みで苦労したという。

昭和36年は私の生まれた年。その頃、洗濯機が自宅にくるまでは川へ母親が洗濯にいってたらしい。

 

国道で見かけた標語。ホーキを盗む人でもいるのかと一瞬思ったら交通法規を守れという意味。

なかなか気が利いています。

帰りの飛行機まで時間がある。海ガメならフーチャあたりにいるかも知れないというFさんが案内してくれた。

 

国頭の海岸に沿ってフーチャを目指す。このあたりには海ガメはいないようだ

 

 

フーチャに到着。フーチャとは潮吹き洞窟のこと。隆起サンゴが波で侵食され洞窟状になったもの

 

フーチャ。

 

 

あたりの岩肌は切り立っている。

帰りの飛行機の時間がくるまで、しばらくここで海ガメが見えるか観察することにした                         


2010 沖永良部島

2010-11-06 | 種子屋久・奄美諸島

10月中旬に沖永良部島へ日帰りで訪れました。2年ぶり。

沖永良部空港行きJAC8:15発。搭乗ゲートを抜けて階段を降り、歩いて搭乗機へ。快晴。

席に座ると滑走路上を走るタイヤの様子や離陸後にタイヤが格納される様子が真近に見えて面白い。

タイヤはエンジンケースの真下に格納され、着陸前は扉がパカッと開きタイヤがすっと出てくる。

 

沖永良部空港は雨模様。75分で到着。歩いてゲートに向かう。

 

仕事でお世話になるFさんが車で空港に迎えに来てくださった。

午前中仕事しておきえらぶフローラルホテルで昼食。午後に田皆岬をめざす。陸から海ガメを見つけるため。

 

田皆岬へ向かう途中。島内唯一の自動車学校。向こうは海。

 

 

田皆岬に到着。台風14号が近づいているためか風が強い。この時期元々風が強いらしいが。

 

岬の先端へ歩く。しかし人のいる気配がまるでない。

風が吹きさらす中、崖のふちまで歩く。崖ににじり寄り、および腰でカメラに収めた。

残念ながら海ガメはどこにも見当たらず

 

 

崖の上から海を覗き込むと自分を呼んでいるような妙な気持ちになる。周りにだれもいないし。

早々に引き揚げる。幸い道路からおじさんがやってきたのでほっとする。風が強いですねと声を掛けました。

人がいるのはいいものだ。悪天候の中一人で岬にいくものではない。空港に電話してみる。

帰りの飛行機が飛ぶか気になったので。今のところ変更予定はないようだ。車でFさんの元へ戻る。

参考:沖永良部島~北部の風景(2008.06訪問


2010 鹿児島鉄道まつり 02

2010-11-03 | 鉄道・くるま・飛行機

鹿児島総合車両所まつり2010の続き。

EC交換作業場

 

 

工場らしく、安全作業を呼びかけるカンバンがあちらこちらに見られる

 

 

講堂では鉄道関係グッズのオークションが行なわれていた。興味津々でオークションの成行きに見入る。

 

列車の種別表示幕。こんなのが出品されるんだと驚く。富士・はやぶさ・さくらの表示マークが含まれている。

鉄道マニアには貴重かも知れない。数万円で落札

 

JR肥薩線を走る特急「はやとの風」のプレート。数千円から始まり最終的に数万円で落札された。

 

鉄道部品も販売中。500円とか比較的安いものばかり

 

行き先表示幕。西鹿児島、熊本、下関、新大阪・・・米子・・・東京・・・。とても貴重なものに思える。

これはどうやって使われたのだろう。一つの列車が全国の線路を走り回ると考えにくいし

 

 

D51の整備記録簿や西鹿児島行きプレート、薩摩大口行きプレートなど他の貴重な鉄道グッズも多数出品され

オークション会場は大いに盛り上がった。


2010 鹿児島鉄道まつり

2010-11-02 | 鉄道・くるま・飛行機

10月9日、JR九州の鹿児島総合車両所で鉄道まつりがありました。

初めて入る鉄道工場に興味津々。鹿児島鉄道車両所の開設は1915年。

 

広い構内に鉄道車両を整備するレトロな建屋が立ち並んでいた。残念ながら雨。

 

485系「KIRISHIMA&HYUGA」。

40tクレーンで車体移動するデモンストレーションがあったらしい。惜しくも撮り逃してしまった。

車体は派手な色をしている。国鉄色の車体がJR日豊線を走っているらしい。撮ってみたいなあ

 

デモンストレーションで使ったクレーン。

 

建屋の向こうに水色の車体が見える。なんだろうと近付いてみる

 

 

寝台列車「はやぶさ」の客車であった。

 

ブルートレインの客車が置いてあった。

 

(つづく)