鹿児島歴史みてあるき  ~ 外城・四季・フォト ~

     2007年から始まった薩摩藩・麓(外城)巡りの記録。各地を訪れた四季折々の風景。日々の暮らし。

2014 屋久島の森林鉄道

2014-02-16 | 種子屋久・奄美諸島

屋久島に森林鉄道があるのをご存知だろうか。

伐採した屋久杉の搬出や小杉谷集落に暮らす家族の買い物に利用された鉄道である。

小杉谷集落がなくなった現在も現役で稼働している。

 

レンタカーで荒川登山口へ。

 

途中にダムがある。中には入れない。ゲートの隙間から撮影。

 

荒川登山口にレンタカーを止めて出発。線路の上を歩く。荒川登山口には車両基地がある。

左に曲がると小杉谷。右に曲がると安房。

 

鉄橋をわたり森の中へ。なんかわくわくする。鉄路は縄文杉への登山道も兼ねている。

 

そしてすぐにトンネル。

 

車両の待機基地跡であろうか。

森の中を線路に沿ってしばらく進む。

 

急に開けた場所にでる。山側は一枚の巨大な花崗岩。眼下は荒川。

軌道上を走るトロッコを避けるため退避場所がいくつか設けられている。

 

こんなところを線路が通るなんて不思議な感じがする。

 

最後の橋を渡ると小杉谷に到着する。

荒川登山口から歩いて50分。

線路作業員の方以外、観光客や登山客とすれちがうことがなかった。オフシーズンのためか。

 

小杉谷には屋久島営林署の職員住宅や小学校中学校があった。

下の安房からはるか山奥に当時おおぜいの家族の暮らしがあった。

校庭跡に降りて当時の暮らしに思いをめぐらしてみる。

 

小杉谷から先に進むと縄文杉に向かう。シーズン時は多くの登山客がここを通る。

一人のガイドらしき男性とすれちがう。

 

付近に神社跡。現在は当然ながら立ち入り禁止。

 

小杉谷を後にして荒川登山口に引き返す。所用時間は往復で2時間。

縄文杉までは往復10時間かかる。いつか挑戦できるかな。

森林鉄道は屋久島の産業遺産として貴重な存在です。



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