はじめまして、ひできちです☆☆☆

いい記事が書けるか心配だなー

『娘と私』 獅子文六

2016年06月27日 | 読書

NHK朝ドラで「あさが来た」に引き続き「とと姉ちゃん」も高視聴率が続きますがこのNHK連続テレビ小説(朝ドラ)の記念すべき第1作が獅子文六著『娘と私』でした。 当時は1作1年で長丁場でしたが、もちろん残念ながら観てはおりません。

その原作を読みました。文庫本の帯に「昭和の文豪がかけがえのない家族との時間を綴った自伝小説
      大切がいる
       全て
    んでもらいたい小説

と書かれています。

「付録」 『娘と私』 娘のこと 『娘と私』 の3つの文章と解説を入れて649頁 長編でしたが読み終えるのにさほど時間はかかりませんでした。

小説『悦ちゃん』を思い出す内容ではありました。 獅子文六ものもこれでずいぶん多くなりました。
また新しい小説が出ればうれしいですね。

 

 

 


映画「64ロクヨン後編」!!

2016年06月24日 | 映画

最初に映画を観てから(前編)原作の横山秀夫さんの「64(ロクヨン)」(上)(下)を読み、そして今回映画の後編を観に行きました。

   『昭和64年を歴史に刻み、そこにも
      人の生死があったことを
  残したいという思いが執筆の原点にある』

筆者横山秀夫さんはわずか7日間での多くの出来事に対する愛着から原作を着想されたそうです。
映画では結末を原作と若干変えて作られています。
前編、後編の2回に分けて上映された珍しい映画といえます。 後編が上映されるまで待ち遠しかったですよ。

映画、原作ともぜひお楽しみください。

 


「無私の日本人」を読みました☆☆

2016年06月20日 | 読書

若手の歴史研究者、静岡文化芸術大学 磯田道史教授の「無私の日本人」(文春文庫)を読みました。 
穀田屋十三郎
中根東里
大田垣蓮月 の歴史に埋もれた三人の人物に焦点をあてて書かれています。
このうちの穀田屋十三郎は映画「殿、利息でござる!」の原作です。

無私の三人の人物を拾いだしてその惻隠、献身、謙譲を描いています。 共に日本人の誇るべき、そして近年忘れられてきた美徳と言ってよいと数学者・作家の藤原正彦さんは解説で書かれています。

磯田教授は「武士の家計簿」を10年ほど前に書かれました。 これも映画になりました。

世の中 世知がなくなってきていますが、このような立派な日本人がおられたことに感動しました。

 


映画「海よりもまだ深く」☆☆☆

2016年06月10日 | 映画

今年は映画によく行きます。 今度は「海よりもまだ深く」に行きました。
今回は夫婦で観ました。 先にお昼のランチバイキングで腹ごしらえをしてからゆっくり鑑賞しました。

是枝祐和監督の最新作です。 阿部 寛  真木よう子  小林聡美  リリー・フランキー
池松壮亮  吉澤太陽  橋爪 功   樹木希林  主題歌:ハナレグミ「深呼吸」

夢見た未来と違う今を生きる、 元家族 の物語。
元家族が教えてくれるのは、海よりもまだ深い、人生の愛し方、
台風の夜、偶然一つ屋根の下に集まった元家族。
嵐が去れば、それぞれの日常に戻ると分かっている彼らの憩いは交錯しーーー。

画期的な『団地』映画でもあります。 監督も立派ですが、出演されている俳優さん方もそれぞれ味のある演技をされています。

日本の映画もいい作品が多いですね。


スズメバチの巣発見!

2016年06月07日 | 日記

植木に虫がついていたので殺虫剤を撒いてふと上を見上げると換気扇の排出口の横、軒下にハチの巣ができているのを発見しました。 業者の方に来ていただいて視てもらいました。 コガタスズメバチの巣で女王蜂が巣作りをしてこれから卵を産むそうで、今、巣を取り除くとまた違う所に新しく作るとのことで、帰ってきて巣がないと探し回って付近にいる人を襲うそうです。

今回は巣に薬を散布して、蜂が帰ってきて中に入ってそのまま死んでしまうのを待っていればいいとのことでした。 2日ほどで巣はそのままにしておいても問題ないそうです。 あとは干からびてしまうとのことです。

それにしても毎年ハチの巣駆除をお願いしておりますが、山が近いから蜂が来やすいのでしょうかね。