押し入れの中に入れている本箱に「少年ケニヤ」が有るのを見つけました。(^_^)
今あるのは「サンケイジュニアブックス全10巻」ですが最初に出版されたときは「サンケイ児童文庫全13巻」でした。
「児童文庫」の方はハードカバーで昔ですので紙も良くありませんでした。
「少年ケニヤ」は昭和26年から4年間「産業経済新聞(現産経新聞)」に連載されました。 絵物語作家 山川惣治
によって書かれましたが幼稚園児だったと思いますが、わかってかわからなくってかとにかく一所懸命に読んでいま
した。 連載途中で本になって出版されますが、その都度父に買ってもらっていました。
この時の13巻は今は手元には有りません。 阪神淡路大震災で無くしました。 今あるのは10巻の方です。
新聞、本の両方を読んでいましたので、今でもストーリーは鮮明に思い出せます。
主人公のワタル少年、原始マサイ族の大酋長ゼガ、白人の美少女ケート,他に、大蛇ダーナ、巨像ナンターがワタル
たちを助けます。 ケニヤの密林で生き別れた父の村上と再会できたときは涙を流して喜びました。
全編を通してアフリカの地理やロストワールドに迷い込んだ時の色々な恐竜の名前を覚えました。
挿絵を真似してよく絵を描きました。 手に汗握る大冒険の連続で「少年ケニヤ」を読みながら大きくなったようなもの
です。 その後の本を読む習慣もこのころに芽生えたのでしょうか………