NHKラジオ第一放送で日曜日の朝8：05～8：55に放送されているクラシック音楽の専門番組に「音楽の泉」があります。
皆川達夫さんの解説でクラシックレコードがかけられます。 このオープニング及びエンドテーマ曲の題名がわからなかったので調べてみましたところ、シューベルト作曲の
『楽興の時第3番ヘ短調（D.780-3）』だとわかって疑問が解けました。毎週楽しく聴いています。
シューベルト／楽興の時 第3番 Op.94-3 pf.Vincenzo Balzani
6月5日付で〈女性〉が活躍する短編集「断髪女中」について書きました。
今回は〈男性〉が活躍する作品集です。「ロボッチイヌ」 表題作「ロボッチイヌ」を筆頭に19編掲載されています。少しエッチな作品、ユーモアにあふれた作品、鋭い批判性にも感服させられます。
ライスカレー ロボッチイヌ 先見明あり 銀座にて 次ぎの日米戦 桜会館騒動記
芸術家 騾馬の夜空 われ過てり 霊魂工業 伯爵選手 文六神曲編 南の男
愚連隊 ヒゲ男 因果応報 金髪日本人 レモネードさん 桜桃三塁手
千野帽子さんが編者で解説も書かれています。 ちくま文庫から出ています。
獅子文六の短編集です。
これは女性が活躍する作品集です。
もう1冊、男性が活躍する作品集に「ロボッチイヌ」があります。これは次回に紹介します。
「断髪女中」 表題の「断髪女中」をはじめに全部で16の短編が収められています。
どれもとんちのきいた人情味あふれる秀作です。
短編集なのですぐに読めます。
ちくま文庫から出ています。