秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

年暮れぬ

2022年12月31日 23時56分35秒 | 日記
時流る 年また暮れぬ ありがたき
 
 
 130数億年前といわれるビッグバン・この宇宙の始まりから、時は流れています。人間にとっての時の区切りの1年間が、今暮れようとしています。30数億年前に誕生したといわれる生命の連鎖の中で、私が、この瞬間に、この場に在ることの不思議さを思います。ひょっとしたら、ウクライナに生まれる可能性がゼロでなかった自分が、この偶然性の中で無事、この1年を過ごすことができましたことを、他者の苦しみ、痛みを思いつつ、ありがたいと思います。
 最近、植物、特に木や花にも動物に対すると同じような親しみを覚えるようになりました。植物も動物と同じように、感情やコミュニケーションツールをもっていて、人間がただそれらを理解、認識できていないだけのことかもしれないと感じるようになりました。
 土も石も含めて、すべての物質の起源はビッグバンの後の瞬時に生成されたと物理学の世界では言われています。
 草木国土悉皆成仏
 この世に存在してる全ての「もの」の起源は皆同じ、ということなのかもしれません。
 生きている以上、一時いっときを大切に、元気に楽しく過ごしたいと願っています。
 来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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水仙

2022年12月30日 18時05分28秒 | 日記

花びらに 日影ほのぼの 水仙花
              両国 旧安田庭園

 この冬初めてお目にかかった水仙です。毒があるそうですが、清楚なお花です。


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公園の読書

2022年12月30日 17時29分40秒 | 日記
冬日浴び 一人公園 読書かな
                隅田公園
 欧米の方のようでした。お一人、周りの人たちのことは意識の外のように、読書に沈潜されています。欧米でよく見かける光景で、おそらくこの方も、母国でこのように冬の日を浴びながら、夏はサングラスをして太陽の光を一杯浴びながら読書をされているのだろうな、と思いました。

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年の瀬の翡翠

2022年12月30日 16時51分34秒 | 日記

でもラッキー 飛翔翡翠 際に撮れ
                 隅田公園

 隅田公園を散策していましたら、超望遠レンズを付けたカメラの人がお二人、手持無沙汰そうに談笑しています。これは翡翠(カワセミ)を狙っているなと思いましてあたりを見ましたがいません。しばらくすると現れました。私のカメラはソニーのコンパクトデジカメ、Cyber-shot  DSC-WX500。飛翔を撮るのは無理だよな~と思いつつ、飛び立つ瞬間にシャッターを押しました。再生するとやはり写っていないなと思いきや、画像の下の方にかろうじて写っていました~!
 この写真は、同じ翡翠さんが枝にとまっていた時と飛翔したときの合成写真です。
 写真の際に嘴が付くきわどい写真ですが、ラッキー!と思いました。翡翠さんの美しい色の羽根のみならず、カワユイ目も映っていました~!今年もあと一日半ですが、良い思い出の一つとなりそうです。


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新フェミニズム

2022年12月30日 11時50分23秒 | 日記
新フェミニズム 知りて違和感 年の暮
               12月25日 読売新聞
 
【新フェミニズム】男性への敵意 利益でない…歴史人口学者 エマニュエル・トッド氏 71 [あすへの考]
 
 これは記事の標題で、男性への敵意をもつ「新フェミニズム」があるとは知りませんでしたし、フランスの代表的知識人で歴史人口学者トッド氏への取材記事ということで興味をもって読みました。
 記事の中で印象的な文は;
「米欧は女性解放運動の第3波のただ中にある」
「男性支配の上流に挑む、女性が主役の中流、新たな階級対立」
 男性を敵視する女性たちの運動があることに正直、ショックを受けました。これから勉強しなければとも思いました。
 いまだ女性が社会人として生きて行く上で、男性よりも多くの社会的障害があることは事実であり、社会変革の手前の段階では過激な考え、運動があったということは、人間のこれまでの変革の歴史が語っています。
 この記事の結びのトッド氏の言葉に共鳴します。
 「ホモサピエンスの成功の一歩は狩猟採集時代の男女協働でした。新フェミニズムが男女対立から転じ、男女協働という第4波に脱皮することを願ってやみません。」

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