すずやかさ にるや松園 古都の鷺
上村松園「しぐれ」 福田美術館
すずやかな 仕草松園 古都の鷺
上村松園「初雪」 福田美術館
白鷺:葛野大堰(かどのおおい)
上村松園さん(1875~1949)は京都の四条で生まれ、最後まで京都に住み続けられた生粋の京都人とのことです。
松園さんの画はNHKの「日曜美術館」、BS日テレの「ぶらぶら美術・博物館」で見ただけですが、その涼しげで清々しい色艶に魅了され、一度は本物を観たいと思っていました。
美術館で本物に感激、そして、写真を撮れるとのことで更に感激!どういう訳か、一眼レフのニコンD7000で撮った写真は画像に薄墨色の棒線が入ってしまい、「ダメか~!」と落胆してしまいました。が、気を取り直してSONYのコンパクトデジカメDSC-WX500で撮り直しましたら「自然に撮れました~!」
画の余韻にひたりながら渡月橋に向かう道すがら葛野大堰で出逢ったのがあの白鷺です。宿にかえってパソコンで白鷺の写真を拡大して見て、その科(しな)、仕草の人間らしさ、美しさにびっくりしました。直ぐに、松園さんには失礼かもしれませんが、松園さんの美人画と重なりました。この想いが合成写真となりました。
生粋の京都人・松園さんは、古都の白鷺の仕草をじっと観察していたに違いない! と勝手に思いました・・・